例をもとに、.NET Framework上で動作するユーザプログラム呼出しの概要について説明します。
この例では、以下の条件を満たすプログラムを作成します。
言語は、C#
メソッドの種別は、実行処理メソッド
名前空間は、“MediatorSample”
クラス名は、“Mediator”
メソッド名は、“Multiple”
メディエータファンクション名は、“Multiple”
パラメタは、data1とdata2
data1に“10”、data2に“100”を指定
2つのパラメタの乗算値“1000”を返却
結果は、共通メッセージのヘッダに格納
メディエータファンクション定義から呼び出すプログラムのクラス情報を取得
シーケンス定義からパラメタの値を取得し、型変換
メソッド“Multiple”を実行(data1×data2)
復帰値“1000”を共通メッセージのヘッダに格納
図D.14 .NETプログラムの呼出しイメージ