XML Validationを使用するには、以下のようにします。
シーケンス定義のシーケンスブロックに、メディエータファンクション(XML Validation)の呼出しを定義します。
シーケンス定義の実行ステップ情報に、XMLValidationの呼出し情報(メソッド(checkXML)やパラメタ)を定義します。
XML Validationは、XML SchemaまたはDTDで定義されたXMLデータの妥当性をチェックします。なお、DTDファイル、XML Schemaファイルは、以下に格納してください。
<INSDIR>\usr\schema
/opt/FJSVesi/usr/schema
XML Validationでエラーが発生すると、以下に作業用のファイルが作成されます。出力されるエラーメッセージを参照し、エラー対処後に作業用のファイルを削除してください。
<INSDIR>\var\temp
/opt/FJSVesi/var/temp
指定例
実行ステップ情報の指定例は、以下のとおりです。この例では、現在の共通メッセージ内のペイロードをチェックしています。
: <StepInformation stepname="checkXML"> <MediatorFunction name="XMLValidation"> <Method type="execute" name="checkXML" /> </MediatorFunction> </StepInformation> : |
キー名 | 説明 | 指定例 |
---|---|---|
StepInformation | ||
stepname | ステップ名を指定します。シーケンスブロックに指定したステップ名を指定してください。 | checkXML |
MediatorFunction | ||
name | メディエータファンクション名“XMLValidation”を指定します。 | XMLValidation |
Method | ||
type | 実行種別“execute”を指定します。 | execute |
name | XMLValidationのメソッド名“checkXML”を指定します。 | checkXML |