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Interstage Service Integrator V9.2.0 アプリケーション開発ガイド

B.8.4 Position

Position(データ判断位置情報)について説明します。

定義項目

表B.45 Positionの定義項目

種類

名称

説明

備考

属性

name

データ判断位置名を指定します。
ルーティング定義内で一意な名前を指定してください。
以下の半角文字列を指定できます。ただし、先頭は、英数字を指定してください。

  • 英数字

  • -(ハイフン)

  • _(アンダーバー)

  • . (ピリオド)

必須
最大255バイト

属性

type

データのタイプ名を指定します。以下のいずれかを指定します。

  • xml
    XML形式

  • flat
    FLAT形式

  • csv
    CSV形式

必須

属性

charset

使用しているJavaVMがサポートする文字コードを指定します。
文字コードにUTF-16を使用する場合、リトルエンディアンは“UTF-16LE”、ビックエンディアンは“UTF-16BE”を指定してください。

  

---

判断するデータの位置を指定します。
“type”に“xml”を指定した場合は、XPathで指定してください。
“type”に“flat”を指定した場合は、データの開始位置とけた数をバイト単位で、カンマで区切って指定してください。FLATデータの先頭の開始位置は“0”です。
“type”に“csv”を指定した場合は、行番号とカラム番号を、カンマで区切って指定してください。CSVデータの先頭の行番号とカラム番号は“1”です。

  

指定例

<Position name="price" type="xml">/booklist/book/price</Position>
<Position name="division" type="flat" charset="EUC-JP">0,3</Position>
<Position name="spreadsheet" type="csv" charset="Shift-jis">1,2</Position>