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Interstage Service Integrator V9.2.0 アプリケーション開発ガイド

B.1.2 Endpoint

Endpoint(サービスエンドポイント情報)について説明します。

定義項目

表B.2 Endpointの定義項目

種類

名称

説明

備考

属性

name

サービスエンドポイント名を指定します。
システム内で一意な名前を指定してください。
以下の半角文字列を指定できます。ただし、先頭は、英数字を指定してください。

  • 英数字

  • -(ハイフン)

  • _(アンダーバー)

必須
最大64バイト

属性

sync

サービスエンドポイントの同期タイプを指定します。以下のいずれかを指定します。

  • true
    同期通信を行います。

  • false
    非同期通信を行います。

必須

子要素

Description

サービスエンドポイント定義についての説明を指定します。

  

子要素

ServiceName

サービスエンドポイントのサービス名を指定します。

サービス情報を記述する場合、必須

子要素

EsiName

接続するISIサーバ名を指定します。
なお、キュー名で接続先サーバを指定するタイプのサービスエンドポイントでかつ、キュー名が指定されている場合、キューの指定が優先されます。

デフォルトは、“ESIServer”です。

子要素

QueueName

サービスエンドポイントが使用するキュー名を指定します。

以下を利用したサービスエンドポイントの場合、必須

  • JMS

  • FTP

  • SOAP-RPC(非同期)

  • SOAP-MSG(非同期)

  • JMS-R

  • QUECONNECTED

子要素

ApisideQueueName

キュー間転送機能利用時に、サービスエンドポイントが使用するキュー名を指定します。
サービス利用側またはサービス提供側のアプリケーションにあるキュー名を指定してください。

サービス情報の“type”属性が“QUECONNECTED”で、キュー間転送機能を利用して接続する2つのキュー名が異なる場合、必須

子要素

SequenceName

実行するシーケンス名を指定します。

受信側サービスエンドポイント定義で、シーケンスを直接指定する場合、必須

子要素

DistributionName

サービスエンドポイントで使用するルーティング名を指定します。

受信側サービスエンドポイント定義で、実行するシーケンスをルーティング定義から取得する場合、必須

子要素

SequenceList

実行するシーケンスのリストを指定します。
シーケンスを複数指定した場合、受信メッセージに対して、複数のシーケンスが実行されます。

受信側サービスエンドポイント定義で、サービス情報の“type”属性が“JMS-R”の場合、SequenceNameに代えて指定可能

受信側サービスエンドポイント定義の場合、以下のどれか1つを指定してください。

指定例

<Endpoint name="endpoint01" sync="true">
      <Description>…</Description>
      <ServiceName>…</ServiceName>
      <EsiName>…</EsiName>
      <QueueName>…</QueueName>
      <SequenceName>…</SequenceName>
</Endpoint>