データベースアダプタ(DBアダプタ)利用時のシーケンス定義は以下のようになります。
バイナリデータの設定
DBアダプタを使用してバイナリデータをデータベースに格納する場合、ユーザプログラムを作成してバイナリデータを共通メッセージに格納します。バイナリデータを使用しない場合、このステップは省略できます。
CSV変換
データベースを更新する場合、データベースアダプタに渡す共通メッセージのペイロードをCSV形式にします。Formatmanagerを使用して共通メッセージのペイロードをCSV形式に変換します。すでに共通メッセージのペイロードがCSV形式になっている場合、または、SQL文に値を動的に設定する必要がない場合、このステップは省略できます。
DBアダプタ呼出し
DBアダプタを呼び出してデータベースにアクセスします。データベースの検索を行う場合、または復帰値があるストアドプロシージャを実行する場合は“同期サービス呼出しメディエータファンクション”を使用します。データベースの更新を行う場合、または復帰値がないストアドプロシージャを実行する場合は“同期サービス呼び出しメディエータファンクション”、“非同期サービス呼出しメディエータファンクション”のいずれかを使用します。
CSV変換
データベースの呼出し結果はバイナリデータを除き共通メッセージのペイロードにCSV形式で格納されます。Formatmanagerを使用して共通メッセージのペイロードをCSV形式から別の形式に変換します。変換の必要がない場合、このステップは省略できます。
バイナリデータの取得
データベースの呼出し結果にバイナリデータがある場合、ユーザプログラムを作成してバイナリデータを取り出します。バイナリデータを使用しない場合、このステップは省略できます。
ここでは、定義の例として次のデータベースへのアクセスを行うものとします。
■在庫表データベース
■在庫表データベースの列のデータ型
列名 | 列のデータ型 |
---|---|
製品番号 | SMALLINT |
製品名 | NCHAR(10) |
在庫数量 | INTEGER |
倉庫番号 | SMALLINT |