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Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

6.3.6 カスタムアダプタ利用時の設定

カスタムアダプタを利用するためには、以下の作業を行います。

  1. resource adapterファイルを運用環境に配備する

    Interstage管理コンソールを使用して、[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [connector]にresource adapterファイルを配備します。

  2. ISIサーバの環境設定を行う

    Interstage管理コンソールを使用して、[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット]からISIサーバのワークユニットを選択します。[環境設定]のワークユニット設定にある[パス]および[クラスパス]に以下の設定を行ってください。

    ISIサーバの構成が非同期メッセージング構成の場合は、ISIサーバを構成する2つのIJServerで設定が必要です。なお、複数のISIサーバを運用する場合、すべてのISIサーバのIJServerで設定する必要があります。

    • [パス]に設定する情報

      <J2EE共通ディレクトリ>\deployed\jca\ra\<リソース名>
    • [クラスパス]に設定する情報

      <J2EE共通ディレクトリ>\deployed\jca\ra\<リソース名>\クラスファイルまたはjarファイル

    設定例

    以下の例は、リソース名が“RA01”で、RARファイル内にRA01.jarが存在する場合のパスとクラスパスの設定方法です。以下の例のように設定します。

    • [パス]に設定する情報

      C:\Interstage\J2EE\var\deployment\deployed\jca\ra\RA01
    • [クラスパス]に設定する情報

      C:\Interstage\J2EE\var\deployment\deployed\jca\ra\RA01\RA01.jar