カスタムアダプタを利用するためには、以下の作業を行います。
resource adapterファイルを運用環境に配備する
Interstage管理コンソールを使用して、[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [connector]にresource adapterファイルを配備します。
ISIサーバの環境設定を行う
Interstage管理コンソールを使用して、[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット]からISIサーバのワークユニットを選択します。[環境設定]のワークユニット設定にある[パス]および[クラスパス]に以下の設定を行ってください。
ISIサーバの構成が非同期メッセージング構成の場合は、ISIサーバを構成する2つのIJServerで設定が必要です。なお、複数のISIサーバを運用する場合、すべてのISIサーバのIJServerで設定する必要があります。
[パス]に設定する情報
<J2EE共通ディレクトリ>\deployed\jca\ra\<リソース名>
[クラスパス]に設定する情報
<J2EE共通ディレクトリ>\deployed\jca\ra\<リソース名>\クラスファイルまたはjarファイル
設定例
以下の例は、リソース名が“RA01”で、RARファイル内にRA01.jarが存在する場合のパスとクラスパスの設定方法です。以下の例のように設定します。
[パス]に設定する情報
C:\Interstage\J2EE\var\deployment\deployed\jca\ra\RA01
[クラスパス]に設定する情報
C:\Interstage\J2EE\var\deployment\deployed\jca\ra\RA01\RA01.jar