統合インストーラによるISIクライアント機能のインストール方法について説明します。
Interstage Application Serverがインストールされている環境にISIクライアント機能をインストールする場合は、Interstage Application Serverの以下の機能がインストールされている必要があります。以下の機能がインストールされていない場合は、Interstage Application Serverのインストーラを使用して、以下の機能を追加してから、ISIをインストールしてください。
Interstage Application Serverのクライアントパッケージがインストールされている場合
J2EE共通資源
Interstage EJBサービスクライアント
Interstage JMS
Interstage Application Server Standard-J Editionのサーバパッケージがインストールされている場合
追加で必要な機能はありません。
Interstage Application Server Enterprise Editionのサーバパッケージがインストールされている場合
Servletサービス/Interstage EJBサービス
Interstage JMS
以下のラベルのCD-ROMをコンピュータのCD-ROM装置にセットし、表示される以下の画面で[インストール]ボタンをクリックしてください。
■CD-ROMのラベル(ISI Standard Editionの場合)
[Windows Server(R) x86 Editions版]
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.2.0 Application Server”
[Windows Server(R) x64 Editions版]
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック (64bit) V9.2.0 Application Server”
■CD-ROMのラベル(ISI Enterprise Editionの場合)
[Windows Server(R) x86 Editions版]
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.2.0 Application Server”
[Windows Server(R) x64 Editions版]
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック (64bit) V9.2.0 Application Server”
図3.27 [Interstage Service Integrator Enterprise Edition V9.2.0]画面
[はじめにお読みください]ボタンをクリックすると、ISIのソフトウェア説明書が表示されます。
[インストールガイド]ボタンをクリックすると、“ISI 導入ガイド”が表示されます。
[セットアップタイプ]画面で、[クライアント]を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
図3.28 [セットアップタイプ]画面 (Windows Server(R) x86 Editions版の場合)
図3.29 [セットアップタイプ]画面 (Windows Server(R) x64 Editions版の場合)
[インストールの確認]画面で、インストール内容を確認してください。
表示された内容でインストールする場合は、[変更しない]を選択したまま、[次へ]ボタンをクリックして、手順6へ進んでください。インストールが開始されます。
表示された内容を変更する場合は、[変更する]を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
図3.30 [インストールの確認]画面
[インストールの確認]画面で[変更しない]を選択した場合、ISIは以下の設定でインストールされます。
設定項目 | 設定値 | |
---|---|---|
インストール先ディレクトリ | Interstage Application Server | C:\Interstage |
Interstage Service Integrator | C:\Interstage\ISI |
Interstage用の[インストール先の選択]画面で、各[変更]ボタンをクリックし、Interstage Application Server、およびISIのインストール先を設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
インストール先フォルダを変更しない場合は、[次へ]ボタンをクリックしてください。
図3.31 [インストール先の選択]画面(Interstage)
Interstage Application Serverがインストール済みの場合、Interstage Application Serverのインストール先フォルダは、本画面に表示されません。
インストール先フォルダ名には、以下の文字を指定できます。
・半角英数字
・半角スペース
・「-」(ハイフン)
・「_」(アンダーバー)
上記以外の文字を指定すると、インストールが失敗、またはハングアップすることがあります。
Interstage Application Serverのインストールに失敗した場合、“Interstage Application Server インストールガイド”の“インストール時のトラブル対処方法”を参照して、対処してください。
ISIのインストールに失敗した場合、“3.8 インストール時のトラブル対処方法”を参照して対処してください。
一度設定したディレクトリ以外の別ディレクトリを設定しなおした場合、先に作成したディレクトリが残る場合があります。必要なければ削除してください。
[インストール先の選択]画面で[変更]ボタンをクリックし、表示された[フォルダの選択]画面で作業中に画面からカーソルが外れ、ディレクトリのパスが入力できなくなることがあります。ディレクトリのパスが入力できなくなった場合、以下の手順で操作してください。
1)[キャンセル]ボタンをクリックし、[フォルダの選択]画面を終了します。
2)[インストール先の選択]画面をクリックします。画面上のボタン以外をクリックしてください。
3)再度[インストール先の選択]画面で[変更]ボタンをクリックし、[フォルダの選択]画面を表示してください。
4)[フォルダの選択]画面で正しいディレクトリを入力してください。
[インストールの確認]画面で、インストール内容を確認してください。
表示された内容でインストールする場合は、[インストール]ボタンをクリックしてください。インストールが開始されます。
表示された内容を変更する場合は、[戻る]ボタンをクリックして変更したい項目の設定画面まで戻り、設定を変更してください。
図3.32 [インストールの確認]画面
インストール作業中にCD-ROMの入れ替えがあります。
指定されたラベルのCD-ROMをコンピュータのCD-ROM装置にセットし、[OK]ボタンをクリックしてください。
■指定されるCD-ROM(ISI Standard Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.2.0 Application Serverクライアント”
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.2.0 サーバ・クライアント・マニュアル”
■指定されるCD-ROM(ISI Enterprise Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.2.0 Application Serverクライアント”
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.2.0 サーバ・クライアント・マニュアル”
なお、以下の画面が表示された場合は、[何もしない]を選択し、[OK]ボタンをクリックしてください。
図3.33 Windowsが実行する動作の選択
インストール完了後、[InstallShield Wizardの完了]画面で[完了]ボタンをクリックして終了してください。
[完了]ボタンをクリックした後は、タスクバーに表示されているインストーラのアイコンが消えるのを確認してから、コンピュータの操作を行ってください。
図3.34 [InstallShield Wizardの完了]画面
ISI統合インストーラを使用してインストールした場合、[スタート]メニューの[設定]-[コントロールパネル]-[アプリケーションの追加と削除]で表示される一覧には、“Interstage Service Integrator”に加えて“Interstage Service Integrator 統合インストーラ”が追加されます。
Windows Server 2003の場合は、[スタート]メニューの[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]で表示される一覧に追加されます。
Windows Server 2008の場合は、[スタート]メニューの[コントロールパネル]-[プログラムと機能]で表示される一覧に追加されます。