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Interstage Service Integrator V9.2.0 解説書

5.9.7 XML属性について

フォーマット変換におけるXML属性の扱いについて、以下に説明します。

ーザ固有フォーマットのフィールドとXML属性値の変換

XML文書内の要素値に加え、属性値もユーザ固有フォーマットと相互変換することができます。

属性値を変換対象にするには、フォーマット定義において、XML要素となるフィールドに続けてXML属性となるフィールドを定義し、そのフィールドの「XML属性フィールド」ボタンをチェックすることによって定義します。XML属性となるフィールドは複数定義することができ、「XML属性フィールド」ボタンがチェックされていないフィールドが現れるまで、そのXML要素に属するXML属性フィールドであると認識されます。

フラット名称に該当する要素(一般フォーマットならばルート要素)のXML属性は、フォーマット定義の先頭で定義してください。先頭から『「XML属性フィールド」がチェックされたフィールド』が連続している場合、それらのフィールドはフラット名称に該当する要素のXML属性であると認識されます。よって、一般フォーマットとXML文書との相互変換をした場合には、先頭で定義したXML属性はルート要素のXML属性となります。

図5.67 ユーザ固有フォーマットとXML属性値の対応

定の文字列からXML属性への変

Formatmanagerクライアントにおけるフォーマット登録時に「XML属性(固定値)」を指定すると、ユーザ固有フォーマットからXML文書への変換時に、その文字列をXMLタグの属性として出力することができます。

XML属性を指定するには、Formatmanagerクライアントの[一般フォーマット登録]画面の「XML属性(固定値)」フィールドに

    属性名="属性値"

  または

    属性名='属性値'

の形式で入力します。ここで指定した文字列がそのままXML文書のタグ内に出力されます。