Systemwalker Centric Manager GEEでは、監視対象の種類により提供される機能が変わります。監視対象ごとの機能の違いを次の表に示します。
運 | 運用管理の小分類 | Systemwalkerが提供する機能 | 監視対象 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ネットワーク | サーバ/クライアント | MSP/XSP | SXO | AVM | SVPM/FTOPS-II | OS/390 | ||||
構 | ネットワークの構成情報の管理 | ノードの検出 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | |
アプリケーションの検出 | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × | |||
システムの構成情報の管理 | インベントリ管理 | ○ | ○ | × | × | × | × | × | ||
コンソール | [Systemwalkerコンソール] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
[Systemwalker Webコンソール] | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
[Systemwalker Webコンソール](モバイル版) | ○ | ○ | × | × | × | × | × | |||
資 | 資源配付 | 資源配付 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | |
ネ | 稼働監視 | 稼働状態の監視 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
仮想ノードの検出・監視 | ○ | ○ | × | × | × | × | × | |||
障害監視 | トラップの監視 | ○ | ○ | × | × | × | × | × | ||
MIBしきい値監視 | ○ | ○ | × | × | × | × | × | |||
システムのイベント監視 (注3) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
ネットワーク性能監視 | 性能異常の監視 | ○ | ○ | × | × | × | × | × | ||
性能情報の表示 | ○ | ○ | × | × | × | × | × | |||
サーバ性能監視 | 性能異常の監視 | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × | ||
性能情報の表示 | ○ | ○ | × | × | × | × | × | |||
メインフレーム状態監視 | システム状態の表示 | - | - | ○ | △ | △ | - | △ | ||
DHCP監視 | DHCPクライアント監視 | ○ | ○ | - | - | - | - | - | ||
イベントコリレーション | ○ | ○ | - | - | - | - | - | |||
メッセージ変換 | ○ | ○ | - | - | - | - | - | |||
イベント抑止 | ○ | ○ | - | - | - | - | - | |||
監視抑止 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
ア | 稼働監視 | アプリケーションの稼働状態の表示 | ○ | ○ | ○ | × | - | - | × | |
アプリケーションの稼働状態の監視 | ○ | ○ | ○ | × | - | - | × | |||
障害監視 | アプリケーションのイベント監視 | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - | × | ||
性能監視 | 性能異常の監視 | ○ | ○ | × | × | - | - | × | ||
性能情報の表示 | ○ | ○ | × | × | - | - | × | |||
Systemwalker | イベントトレース | イベントトレース | ○ | ○ | - | - | - | - | - | |
プロセス監視 | Systemwalkerのプロセス監視 | ○ | ○ | - | - | - | - | - | ||
ダウン監視 | Systemwalkerセルフチェック | ○ | ○ | - | - | - | - | - | ||
スローダウン監視 | イベントのスローダウン監視 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
IPC資源の一元管理 | - | ○ | - | - | - | - | - | |||
障 | リモートからの操作 | リモート操作 | × | △ | × | × | × | × | × | |
リモートコマンド | ○ | ○ | ○ | ○ (注7) | ○ | × | ○ | |||
リモートからの電源投入・切断 | サーバの電源投入・切断 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ||
障害対処の自動化 | 自動アクション | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
返答メッセージ | - | ○ | ○ | × | × | × | × | |||
評 | ネットワークの評価 | レポーティング | ○ | ○ | × | × | × | × | × | |
システムの評価 | レポーティング | ○ | ○ | × | × | × | × | × | ||
セ | コンソール操作制御 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
ハード監視画面 | - | - | ○ | - | ○ | ○ | - | |||
操作ログ出力 | - | ○ | - | - | - | - | - | |||
監査ログ出力 | - | ○ | - | - | - | - | - | |||
監査ログ管理 | - | ○ | - | - | - | - | - | |||
稼働状況の監視 | Webサービスの稼働監視 | - | ○ | - | - | - | - | - | ||
共 | 高信頼システムの管理 | クラスタ構成の管理 | × | ○ | - | - | - | - | - | |
業務サーバのクラスタ化 | × | ○ | - | - | - | - | - | |||
LAN二重化環境の監視 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | |||
管理サーバの高信頼化 | 管理サーバのクラスタ化 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
運用管理サーバ二重化 | 運用管理サーバ二重化 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
大規模システム | 全体監視 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
Systemwalkerスクリプト | × | ○ | - | - | - | - | - | |||
ト | 調査資料の採取 | 保守情報収集ツール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
○:該当機能使用可能
△:該当機能のうち一部使用可能
×:該当機能使用不可
-:該当なし
GSをホストとして運用している環境の場合、上位にUNIX運用管理サーバを置き、運用管理サーバからGSおよびGS配下のシステムに対して、以下の管理・操作を行うことができます。
GS部門管理サーバ、GS部門管理サーバ直下のクライアント、およびGS部門管理サーバ配下の各種業務サーバに対する配付状況の管理
GSが扱う資源の登録/配付
SVPMと連携した場合のみ可能です。
被監視ノードがWindowsの場合は、ウィルス監視が可能です。
被監視側にFCMSYS/EMを導入した場合のみ可能です。
被監視システムがSXO、AVM、OS/390の場合、CPU等の動的状態情報は表示されません。
Windows版と併用することによりクライアントへの操作ができます。
システム監視のリモートコマンドAPIを使用して作成したアプリケーションでは、グローバルサーバの応答は取得できません。
同時に使用できる[リモートコマンド実行]ウィンドウの数は、“リモートコマンドウィンドウ識別子の登録”で定義したリモートコマンドウィンドウ識別子の数です。
指定できるコマンドテキストの最大長は以下の通りです。
MSP/XSPの場合: 126byte
SXOの場合: 255byte
AVMの場合: 138byte
OS/390の場合: 126byte
FTOPS-II/SVPMと連携した場合のみ可能です。
被監視機能と資源配付を受ける機能をサポートしていますが、制限事項があります。
アプリケーションの検出
以下のパッケージ情報は取得できません。
インストール日付
製品名
製品バージョン
会社名
著作権
説明
パッケージ名
インベントリ管理
収集可能なインベントリ情報については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
資源配付クライアント/業務サーバからの呼び出し配付は、HTTPS、S/MINEが使用できません。
システムのイベント監視
メール連携機能を使用してイベントを通知する場合、暗号化(S/MIME)を使用して通知することはできません。
サーバ性能監視
HP-UXの場合
実メモリ使用率、実メモリ空き容量の監視ができません。
AIXの場合
HD待ち要求数の監視ができません。
レポーティング
サーバ性能情報は、CPU使用率、ページフォルト数、Diskビジー率以外は、CSVファイルに出力できません。
アプリケーション性能異常の監視
CPU使用率の監視はできません。
アプリケーション性能情報の表示
CPU使用率の監視はできません。
監視機能だけサポートしています。
SVPMと連携した場合のみ可能です。
二重化については、SXOの機能とPRIMECLUSTERの機能を利用することで監視できます。詳細は、NCSP/TIPSとPRIMECLUSTER Global Link Servicesのマニュアルを参照してください。