KeepAlive パケットとは、Live Help ConnectとExpertもしくはClient間で、お互いにプログラムが起動しているか否か確認するために送受信される通信パケットです。Live Help Connectは、30秒間隔で KeepAlive パケットをExpertおよびClientと送受信しています。ExpertおよびClient側では、Live Help ConnectからのKeepAlive パケットが前回受信から50秒以内に再受信できない場合に、Live Help Connectが停止していると判断して、セッションを終了します。
ExpertおよびClientでは、KeepAlive パケット受信タイムアウトのデフォルト値として、50秒が設定されています。しかし、ネットワーク回線によっては、回線負荷やノイズ等で一時的にパケット遅延が発生することがあり、タイムアウトが50秒では足りない場合も考えられます。この場合、ExpertとClientのKeepAlive パケット・タイマ値を変更することで、Live Helpのセッションを切れ難くすることが可能です。ただし、タイマ値を増やすということは、同時にLive Help Connectがダウンした場合や、回線が不通になっている場合の検出が、その分遅れることになります。設定する場合はご注意ください。
メリット | 回線負荷やノイズ等で一時的にパケット遅延が発生しても、Live Helpのセッションが切れ難くい。 |
デメリット | Live Help Connectがダウンした場合や、回線が不通になっている場合の検出が遅れる。 |