Connect管理コンピュータ上で、スタートメニューから[Live Help]-[Connect管理]を選んで、Connect管理を起動してください。
メニューから[ディスパッチャー]-[接続]を選んでください。
[Connectディスパッチャー情報]ダイアログが表示されたら、ConnectディスパッチャーのIPアドレスかもしくはホスト名(注)を指定して、[OK]を押してください。
注) Connectディスパッチャーと同じサーバ上でConnect管理を起動している場合は、ホスト名として「localhost」と指定しても接続できます。
メニューから[表示]-[認証]を選んで、認証編集モードに変更してください。
メニューから[認証]-[追加]を選んで、[認証の編集]ダイアログを起動してください。
[認証の編集]ダイアログが表示されたら、設計した認証ID(主IDおよび副ID)、セッション権および有効期限を設定してください。
設定後[OK]を押して終了してください。(5)~(6)を作成する認証の数だけ繰り返してください。
次にデフォルトの認証IDを削除します。一覧からデフォルトの認証ID「All.Admin」、「All.Expert」、「All.Client」を順番に選択して、メニューから[認証]-[削除]を選んでください。削除確認のダイアログが表示されますので[OK]を押してください。(注)
注) 実際の運用では、デフォルトの認証IDが残っていると、外部から接続される危険性があるため、必ず削除してください。
認証作成が終了したら、一覧から認証を一つ選んで右クリックし、Expert配布用かClient配布用を選んでください。(注1)(注2)
注1) Connect管理配布用はここでは選択できませんが、認証ファイルは既に作成されています。Connect管理のインストール先フォルダ(デフォルトは\Program Files\Fujitsu\Live Help Connect)配下にある「Credent」フォルダの下に、認証ID名のフォルダが作成されています。Connect管理用に作成した認証IDフォルダの下にある「lhCredential.dat」が、Connect管理用の認証ファイルです。
注2) ConnectディスパッチャーとConnect管理が同じサーバに導入される場合は、認証に関係なく接続できますので、特に「管理権」を持つ認証を作成する必要はありません。
ファイルの保存ダイアログが表示されますので、任意のフォルダに保存してください。認証ファイルを複数作成する場合は上書きされないようご注意ください。(注)
注) 認証ファイルのファイル名は、Expertは「Expertcr.dat」、Clientは「Clientcr.dat」、またConnect管理は「lhCredential.dat」で固定です。
9.~10.の手順を、作成した認証IDの数だけ繰り返して、各認証ID別の認証ファイルを作成してください。
作成した認証ファイルを、ExpertおよびClientコンピュータのインストールフォルダ(注1)にコピーします。デフォルトの認証ファイルは新規に作成したファイルで上書きしてください。(注2)
注1) デフォルトのインストールフォルダは
Expert:\Program Files\Fujitsu\Live Help\Expert
Client:\Program Files\Fujitsu\Live Help\Client
になります。
注2) Connect管理の場合も同様にインストールフォルダにコピーして、デフォルトの認証ファイルを上書きしてください。