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Systemwalker Centric Manager 用語集

用語集

DMZ (DeMilitarized Zone)

インターネット経由での直接アクセスが可能な公開されたゾーンであり、通常、対インターネット、対イントラネット間の2つのファイアウォールに挟まれた区域であり、セキュリティ緩衝地帯です。

DN(識別名)

そのオブジェクトを表すエントリおよびその上位エントリのRDNの列として定義されたものです。DIT中で一意です。

例: “cn=user001,o=fujitsu,dc=com”

DPCF通信パス

Interstageの用語。

IDCMがプログラム間通信を行うために、一対のシステム間に設定される論理的な通信路であり、1つまたは複数の会話により構成されます。詳細はInterstageのマニュアルを参照してください。

DRMS管理ファイル

資源配付が扱う資源、定義情報、システムの情報を格納するディレクトリおよびファイルです。DRMS管理ファイルとして扱うディレクトリはユーザが指定できます。

DRMS編集ファイル

資源配付が動作するために必要な定義を設定するファイルです。

EJBアプリケーション

ワークユニットの種別の1つです。Sun Microsystems社より提案されたEJBの考え方をベースとして、Javaで開発されたサーバアプリケーションのことです。

EMPグループ

データの抽出からレポート作成までの手順を、EMP(Extraction Manipulation Presentation)グループと呼ぶオブジェクト群で管理しています。

GSサブシステム

GS上で動作するサブシステムです。

GSワークユニット

GS上で動作するワークユニットをオープンのOSで操作するワークユニットと区別するときに使用する用語です。

Interstageディレクトリサービス

Interstageディレクトリサービスでは、いままで分散管理されていた各種資源を一元管理することにより、運用・管理コストだけではなく開発コストをも低減できる、LDAPベースのディレクトリサービスを提供しています。

IPL適用

受信した資源をいったん管理ファイルに保存し、システムの起動を契機に適用を行う方法です。

LAN接続

データを共有するために、通信リンクで接続されたコンピュータの集まりです。通常、コンピュータは互いに近くに位置しています。

LDAP

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)は、TCP/IP上で動作するインターネット標準のディレクトリアクセスプロトコルです。WebブラウザなどのLDAPクライアントから直接、ディレクトリサービスを検索・参照することができます。

MIB

MIB(Management Information Base)とは、SNMP(Simple Network Management Protocol、主にネットワーク機器を監視するための通信プロトコル)で管理されている対象機器の稼働状態や性能情報を通知するための情報のことです。(参照:“SNMPエージェント”、“SNMPコミュニティ名”)

MIBしきい値

ノードの異常を防ぐために、トラフィックやエラーに関するMIBの値を一定時間間隔ごとに取得し、比較するために設定するしきい値条件です。MIB監視で、MIB取得を行うためのポーリング間隔を設定できます。

MIB名

MIBの管理情報名のことです。

OS識別名

資源配付がシステム修正データを管理するために規定しているOS(Operation System)の名前です。

PDB

Performance Databaseの略です。Systemwalker PerfMGRの性能データベースです。Systemwalkerで扱う性能に関するデータを格納して、一括して管理を行います。

RDN(相対識別名)

上位のエントリから見て、直接下位のエントリを識別するために使用される名称です。各RDNは、その兄弟関係において、一意でなければなりません。

例: “o=fujitsu”

RMON

Remote network MONitoringの略です。ネットワーク上のトラフィックを監視する装置であるRMONプローブのことを指します。RMONプローブによる性能監視を行うと、その監視対象となるセグメント全体の性能情報が、ノード中心マップやヒストリ表示画面に出力されるようになります。

RMON-MIB

RFC1757で規定されている、伝送路の通信量を管理するためのMIBのことです。

SNMPエージェント

ネットワークを管理するマネージャに対して、管理情報のやりとりを行うネットワーク管理プロトコルを実装したものです。

SNMPコミュニティ名

コミュニティ(マネージャと複数の監視対象ノードを一組にしたグループ)を識別するために付けられた、オクテット文字列です。

SNMPトラップ

SNMPエージェントがエラーなど特別な事象を通知するために非同期的に送られるデータのことです。

Systemwalker共通ユーザーID

Systemwalker製品のコンソールを使用する際に共通に使用するユーザーIDです。

Systemwalkerコンソール

運用管理サーバに通知される監視イベントや構成情報などを表示し、監視するために使用する画面です。業務の視点で監視から復旧操作まで、業務のライフサイクルに従った管理を行うことができます。

Systemwalkerシングル・サインオン

Webサービスなどを提供するサーバが複数存在しそれらがネットワーク上で分散している場合でも、認証を集中的に行うサーバから一度ユーザ認証を受ければ、あらゆるサービスを受けることが可能になるサービス機能です。

Systemwalkerシングル・サインオンエージェント

シングル・サインオンエージェントは、利用者の認証の必要性を判断します。認証が必要な場合には、認証サーバに認証を依頼します。

Systemwalkerスクリプト

Tcl/TkをSystemwalker用に機能拡張したスクリプト言語です。

Systemwalkerテンプレート

富士通ミドルウェア製品をはじめとした製品ごとの監視定義です。Systemwalkerテンプレートを使って、Systemwalker Centric Managerの設定を簡単に行うことができます。

Systemwalker認証リポジトリ

Systemwalker認証リポジトリは、システムを利用する利用者の情報(共通ユーザー情報)を管理するディレクトリです。

Systemwalker認証リポジトリには、InterstageディレクトリサービスおよびActive Directoryを使用することができます。

Systemwalker標準データベース

運用管理サーバをインストールする際に同時にインストールされるデータベースで、Symfowareを使用します。Systemwalkerが管理する各種データやログが格納されます。本データベースはインベントリ管理のデータベースとして利用することもできます。

UNC(Universal Naming Convention)

Windowsシステムのネットワークにおけるネットワーク環境にあるマシン上の資源を指し示すための表記法。たとえば、ネットワーク環境にあるマシン「server」上の「D:\atm\ap.log」を指し示す場合、「\\server\D$\atm\ap.log」と表記します。

UpdateAdvisor(ミドルウェア)

アップデートサイトから修正をダウンロードし、コンピュータに適用するためのソフトウェアです。

VM(Virtual Machine)

仮想化技術によって、物理的なコンピュータから分離された論理的なコンピュータのことです。

Wakeup on LAN

LAN上の別のパーソナルコンピュータ(電源OFF状態)をリモートコントロールでパワーONできる機能です。

XSP動作機構

XSP動作機構は、PRIMEQUESTのファームウェア製品です。

XSP動作機構を導入することで、PRIMEQUEST上でメインフレームのOSを動作させることができます。なお、PRIMEQUEST上でXSPシステムは動作します。

アクション定義

イベントが発生したときに、自動実行されるアクションを定義することです。

アクセス監査ログ

サーバアクセス制御機能で出力される監査ログです。アクセス監査ログには、管理対象サーバの資源へのアクセスログなどが格納されます。セキュリティ監査者が、アクセス制御対象サーバのアクセス状況を点検するログです。

アクセス監査ログ出力機能

サーバアクセス制御が提供する機能の1つです。

管理対象サーバの資源へのアクセスをログ出力する機能です。

アクセス制御機能

サーバアクセス制御が提供する機能の1つです。

管理対象サーバの資源へのアクセスを許可/拒否する機能です。

アクセス制御ポリシー

複数のアクセス制御ルールを、管理対象サーバ単位にまとめたものです。

アクセス制御ポリシーID

アクセス制御ポリシーに付けられ、システム内で一意となるIDです。

アクセス制御ルール

管理対象サーバの資源ごとに行うアクセス制御の設定です。一般ルールと優先ルールの2種類があります。

アクセス制御ルールID

アクセス制御ルールに割り当てられるIDです。

圧縮ログ

圧縮した監査ログのことです。

アップデートサイト

富士通から提供されているOS、ミドルウェアを対象とした修正の統合Webサイトです。

アップロード

配付する資源を開発システムから運用管理サーバに登録することです。

あて先システム

資源をアップロードまたはダウンロードする相手のシステムのことです。

アプリケーション関係付け

[Systemwalkerコンソール]で、ツリーで選択している業務に、特定の条件のアプリケーションをすべて所属させる機能です。現在登録されているアプリケーションだけではなく、今後新たに登録されるアプリケーションについても、自動的に業務に所属させるように設定することができます。

アプリケーション性能

[Systemwalkerコンソール]で、マップやリストで選択しているアプリケーションの性能情報(CPU使用率、仮想メモリの使用量など)を表示する機能です。現在の性能値だけではなく、現在の性能値から、今後どのように変化していくかを、グラフで見ることもできます。

アプリケーションツリー

業務管理ツリーでの定義を簡易化するために、アプリケーションの定義およびグルーピングを行うツリーです。このツリーは監視には使用しません。

移出

Systemwalker Centric Managerでは、次の操作を移出といいます。

  • オフライン配付として、DRMS管理ファイル内の資源と管理情報を外部媒体に取り出すことです。

  • 全体監視サーバや、運用管理サーバ二重化サーバの構築やメンテナンス作業時に、関連するサーバの情報を複写するために構成情報などを取り出すことです。

一時作成

性能情報出力における種別の1つです。部門管理サーバで現在収集中の性能監視のログ蓄積ファイルから、性能情報ファイルを作成します。性能情報を一時的に参照する場合に使用します。

一括作成

性能情報出力における種別の1つです。部門管理サーバで切り替えが発生したログ蓄積ファイルから、性能情報ファイルを作成します。性能情報を長期間に渡って保存する場合に使用します。

一般アプリケーション

Interstageのトランザクションアプリケーションのことです。トランザクションアプリケーションとは、データベース管理システムが提供するデータベースと連携して、トランザクション処理を行うCORBA アプリケーションをいいます。詳細はInterstageのマニュアルを参照してください。

一般ルール

アクセス制御ルールを作成する際に適用されるルールです。優先ルールが設定されている場合は、優先ルールが適用されます。

移入

Systemwalker Centric Managerでは、次の操作を移入といいます。

  • オフライン配付として、外部媒体内の資源と管理情報をDRMS管理ファイルに格納することです。

  • 全体監視サーバや、運用管理サーバ二重化サーバの構築やメンテナンス作業時に、関連するサーバから取り出した構成情報などを格納することです。

イベント

システムやアプリケーションで発生した、ユーザに通知すべき重要な出来事、またはログに追加されたエントリのことです。

イベントコリレーション

複数のイベントの関連性を監視の条件として定義し、定義したイベントが条件通りに発生したかどうかを監視します。

イベントコリレーション処理

イベントコリレーションの監視の条件が成立した場合、または、不成立だった場合に実行するアクションです。

イベントコリレーションの監視条件

イベントコリレーション機能において、イベントを監視するための条件です。イベントコリレーションパターンを組み合わせて定義します。

イベントコリレーションパターン

「イベントA発生後、イベントBが発生した」、「イベントA発生前にイベントBが発生していた」など、複数のイベントの発生条件を設定します。

インスタンス数

EJBアプリケーションがStateless属性のSession Beanの場合に、あらかじめ起動しておくBeanインスタンスの数のことです。詳細はInterstageのマニュアル参照してください。

インストール型エージェント監視

管理者が被監視システムにSystemwalker Centric Managerのエージェント機能を手動でインストールして、運用管理/部門管理サーバから監視可能にするための機能です。

インストールレス型エージェント監視

管理者が被監視システムにSystemwalker Centric Managerのエージェント機能を手動でインストールすることなく、運用管理サーバ/部門管理サーバから監視可能にするための機能です。

インストールレス型エージェント監視には、デプロイ方式と非デプロイ方式があり、以下のような違いがあります。

  • デプロイ方式

    運用管理サーバ/部門管理サーバ上のインストールレス型エージェントが、被監視システムに対して自動でSystemwalker Centric Managerのエージェント機能を配付して監視を行い、非デプロイ方式よりも幅広い機能を提供します。

  • 非デプロイ方式

    運用管理サーバ/部門管理サーバ上のインストールレス型エージェントが、被監視システムに対してSystemwalker Centric Managerのエージェント機能を配付することなく、被監視システムのOS機能のみを利用して監視を行います。

インターネット型

全体監視機能の運用モデルの1つです。全体監視サーバと運用管理サーバの間がインターネットを利用した接続環境であり、ファイアウォールが存在します。

また、インターネット型は、マルチサイト型のインターネット標準プロトコル(HTTPS/SMTP)に相当します。(参照:“マルチサイト型”)

インターネットノード

インターネット型の全体監視サーバにおいて、被監視側の運用管理サーバで管理されているノードです。全体監視サーバのサイトフォルダ配下に登録されます。

インタフェース名

インタフェースを識別するための名前です。

イントラネットゾーン

インターネットから隔離された安全な区域に存在するネットワーク区域で、通常は社内LANなどで構築されているネットワーク区域です。

インベントリ管理

クライアントおよび部門管理サーバ、業務サーバから運用管理サーバに定期的にインベントリ情報を収集して、管理することです。

インベントリ情報

資産管理するうえで必要となる情報です。ディスク容量等のハードウェアに関する情報、インストールされているソフトウェア製品名等のソフトウェア製品に関する情報、および、資産管理番号などのユーザが運用管理上設定するユーザ情報、テキスト情報に分類されます。

運用管理クライアント

運用管理サーバを操作するためのコンソール機能を持つクライアント端末です。管理者は、運用管理クライアントより、分散システムの監視、操作、配付業務などを行います。

運用管理サーバ

全社レベルの監視、操作、配付業務を行うサーバです。管理者は、当サーバおよび運用管理クライアントより操作を行います。

運用管理サーバ二重化

運用管理サーバを複数台(最大4台)設置し、同じ対象システムを監視/管理する運用形態です。マネージャの信頼性を求める場合や、離れた地域から同じ資源を監視/管理する場合に有効な分散型の運用形態です。

運用系

クラスタシステムでクラスタサービスが動作している側のノードです。(参照:“待機系”)

運用形態名

クラスタシステムの状態を表示する監視マップ上のラベルです。クラスタシステムの状態を表示するため、ユーザが任意の文字列を設定できます。

エージェントアドレス

トラップを送信したSNMPエージェントのIPアドレスです。NATを使用した環境の場合、IPアドレスはNATによって変換されていることがあります。

エージェント名

ネットワーク監視対象のノード名です。

エラー種別

メッセージに設定されているエラーの種別です。以下の4種類のエラー種別があります。

  • 最重要レベル

  • 重要レベル

  • 警告レベル

  • 一般レベル

オフライン配付

資源配付形態の1つでフロッピーディスク、MOなど、外部媒体を使用する資源配付の配付形態です。

オブジェクト

ノード、アプリケーション、データベースおよび管理者など、マップに表示されるものを、総称して表現するときに使用する用語です。

オブジェクト閉塞/閉塞解除

混雑時など、時間や処理状況によってワークユニットオブジェクトの受け付けや実行を中止(閉塞)したり、再開(閉塞解除)する機能です。

重み付け

[Systemwalkerコンソール]で、マップやリストで選択しているオブジェクトでイベントが発生した場合に、そのオブジェクトを使用している業務に与える影響を設定する機能です。イベントの重要度ごとに影響の有無を設定できます。

オンライン配付

資源配付機能の配付形態の1つ。回線を使用する資源配付の通常の配付形態です。

開発システム

開発した資源を、資源配付のアップロード機能を使用して、運用管理サーバに登録するためのシステムです。本書では、このシステムを開発システムと呼び、資源配付を運用する運用系のシステムと区別しています。

拡張FCBモジュール

DS/90日本語高速プリンタ(APP)およびNLP用の拡張FCBモジュールです。

拡張コマンド

Systemwalkerの機能を呼び出すために、Tcl/Tkに対して追加されているコマンドのことです。

拡張ファイル転送

リモート操作の機能の1つです。クライアントに1つまたは複数のファイルを送信したり、フォルダ内のすべてのファイルを送信することです。クライアントのファイルを受信したり、ファイルシステムを操作することもできます。

仮想ノード

ロードバランサによって、Webサーバなどへのリクエストを複数サーバへ負荷分散させているシステムにおける、ユーザから見たIP、URLの単位です。

稼働ポリシー

アプリケーション管理のポリシー(稼働監視の設定)の1つです。アプリケーションが稼働していなければいけない時間帯などを稼働条件として設定します。

稼働ポリシー違反

稼働ポリシーの条件に合致していないことを、稼働ポリシーに違反しているといいます。

監査ログ正規化ルール

監査ログを正規化するための変換規則です。

監査ログの正規化

さまざまな形式の監査ログファイルを、分析可能な1つの形式に変換することです。

監視イベント

監視イベント一覧に通知されるメッセージのことです。Systemwalkerは、メッセージに重要度レベルを設定して管理します。

監視イベント一覧

監視マップ/リストに表示しているノードで発生したイベントを表示する画面です。運用管理サーバに通知されるメッセージのうち、重要度レベルが最重要レベル、重要レベル、通知レベル、または警告レベルのメッセージを表示します。

監視イベント一括対処

監視イベント一覧に表示している監視イベントを一括して対処済にする機能です。

監視イベント種別

監視イベント種別は、メッセージの種類を示す属性です。

標準では、“システム”、“ネットワーク”などの監視イベント種別が用意されています。

運用方法に応じて、任意の監視イベント種別を追加することも可能です。またメッセージの発生の仕方により、監視イベント種別が自動的に設定されたり、[イベント監視の条件定義]に登録されている監視イベント種別が設定されたりします。

運用管理サーバの[サーバ環境定義]に登録されている監視イベント種別を設定したメッセージは、[Systemwalkerコンソール]の[監視イベント一覧]に表示されます。

[監視イベント種別]ウィンドウが開いているときに、メッセージが監視イベントとして通知される場合は、該当するイベント種別ボタンが点灯します。

監視イベントの状態

未確認、未対処、保留、調査中、対処済または返答済の種別を示します。

監視イベント番号

監視イベントを管理するうえで、一意に付加する番号です。

監視イベントログ

監視イベントを格納する領域です。このログの内容は、監視イベント一覧および監視イベント履歴表示コマンド(opmtrget)で参照することができます。

監視イベントログファイル

Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示されるメッセージを格納するファイルです。

監視画面通知機能

サーバアクセス制御が提供する機能の1つです。

アクセス制御で設定した事象が発生したときに、[Systemwalker コンソール]にメッセージを通知する機能です。

監視機能

[Systemwalkerコンソール]が監視の状態になっていることをいいます。

監視/編集機能の切り替えは、[機能]メニューで行います。

監視システム

分散するシステムを監視する側のシステムです。

監視ツリー

[Systemwalkerコンソール]を構成するフレームの1つです。監視ツリーは、システムの監視状態を表示し、異常状態が発生しているかどうかをツリー形式で表示します。監視ツリーは、[監視ツリー選択]コンボボックスで監視するツリーを選択します。

監視マップ/リスト

[Systemwalkerコンソール]を構成するフレームの1つです。“監視ツリー”で選択している配下の情報(ツリー配下のフォルダ、ノード)を表示します。“監視マップ/リスト”は、“フォルダ(ルートフォルダを除く)”や“ノード”をマップ形式、またはリスト形式で表示します。

マップの表示/リストの表示の切り替えは、[表示]メニューで行います。

完全仮想化

ハードウェアを完全に仮想化し、無修正のOSをゲストOSとすることができる仮想化方式です。

管理OS

PRIMEQUEST 仮想マシン機能/Linux 仮想マシン機能では、デバイスドライバ、管理コマンドなどを備えている管理用OSを指し、仮想システムに1つ存在します。

VMware(R) Infrastructure 3では、VMware(R) ESX Serverを指します。

管理者ツリー

業務管理ツリーでの定義を簡易化するために、管理者の定義およびグルーピングを行うツリーです。このツリーは、監視には使用しません。

管理ドメイン

1台の運用管理サーバが管理するノードの集まりです。管理対象には、部門管理サーバ、業務サーバ、クライアントおよびネットワーク機器が含まれ、運用管理サーバは管理ドメインに所属する、これらのノードを監視します。1管理ドメイン内に複数の運用管理サーバを所属することはできません。

関連イベント

イベントコリレーションパターン(「イベントA発生後、イベントBが発生した場合」、「イベントA発生前にイベントBが発生していた」等)において、基準イベントとの関連があるイベント(イベントB)を指します。

キーワード

メッセージ説明の登録をする場合に指定する、監視イベントを特定するためのキーとなる文字列です。

基準イベント

イベントコリレーションパターン(「イベントA発生後、イベントBが発生した場合」、「イベントA発生前にイベントBが発生していた」等)において、判定の基準となるイベント(イベントA)を指します。

基準値監視

性能監視機能の基本機能の1つです。以下の2つの指標で性能異常を監視します。

  • サービスレベル基準値

  • ベースライン基準値

基準値監視トラップ

性能監視基準値のしきい値監視で、しきい値超えが発生した際、運用管理サーバに通知されるトラップのことです。基準値トラップには、以下の2種類のトラップがあります。

  • サービスレベル監視において、監視項目(***)が、しきい値を上(下)回りました。

  • ベースライン監視において、監視項目(***)が、通常値を上(下)回りました。

機能選択ボックス

[Systemwalkerコンソール]を使用して実行する作業を指定するボックスです。

強制終了

[Systemwalkerコンソール]で、選択しているアプリケーションに対し、プロセスを停止するように指示を出す機能です。停止時には、OSごとの強制終了コマンド(UNIXの場合はkill)が使用されます。

強制配付

運用管理サーバからの指示で強制的に各クライアントへ資源を配付・適用する機能です。

共通メンテナンス版数

共通メンテナンス版数は、全システムに均一に配付する業務に適したメンテナンス版数で、全システムで1つだけ作成できます。

業務

資源配付では、複数の資源グループを利用者の業務単位でグループ化したものを業務と呼びます。グループ化は管理者が資源配付する単位で行います。業務の監視では、監視対象のノードやアプリケーションなどを利用者の監視する単位でグループ化したものを業務と呼びます。

業務管理ツリー

[Systemwalkerコンソール]のツリーの1つです。アプリケーション/業務を監視するときに使用します。ノード管理ツリーでの監視に加えて、アプリケーション、データベースおよび管理者などを同一マップに所属させて監視することができます。また、各オブジェクト間の依存度を定義しておくことにより、異常が発生したとき影響範囲を検索し、管理者に通報することができます。

業務構成情報

業務を構成する資源グループ名の情報のことで“業務名+資源グループ名+バージョン・レベル”のことです。

業務サーバ

業務を行うサーバです。(基幹業務で使用するサーバやOA業務のファイルサーバなどです。) 運用管理サーバまたは部門管理サーバから管理されます。また、管理されるだけでなく、資源を配付する際に、資源をほかのサーバ/クライアントへ中継する機能や、イベントを収集する機能もあります。

業務システム構築ファイル

Systemwalkerシングル・サインオンエージェントを設定するために必要な情報が格納されているファイルです。Systemwalkerシングル・サインオンサーバからダウンロードします。

共有ディスク

クラスタシステムにおいて、運用系のノードと待機系のノードで共有して使用するディスク領域のことです。

空間識別番号

サブシステムが起動したときに開設された仮想空間の識別番号のことです。

クライアント

運用管理サーバ、部門管理サーバまたは業務サーバに接続しているネットワーク上でもっとも下位のパーソナルコンピュータやワークステーションのことです。

クラスタサービス

クラスタソフトウェアが管理する資源のグループの単位、グループ内の資源をクラスタソフトウェアが管理し異常時には、切り替えを行う単位となります。

クラスタシステム

クラスタソフトウェアにより構築した高信頼システム全体を指します。2台のサーバマシンを1台の仮想サーバマシンとして運用することで、高可用性(High Availability)を実現します。

クラスタ上のアプリケーション

クラスタサービスに登録して、異常時には待機系に切り替わるアプリケーション

クラスタソフトウェア

クラスタシステムを実現するためのソフトウェアです。

PRIMECLUSTER、MSCS、Microsoft(R) Fail Over Clusteringなどを総称してクラスタソフトウェアと呼びます。

クラスタフォルダ

Systemwalkerコンソールのノード一覧に表示される[クラスタ]ツリー配下のフォルダをクラスタフォルダと呼びます。

クラスタ名

クラスタソフトウェアをインストールするときに、設定するクラスタシステムの名称です。

クラスタリソース

クラスタサービスを構成する個々の資源を指します。

論理IPアドレス、共有ディスクなど総称してクラスタリソースと呼びます。

グループ

クラスタシステムにおいて、切り替える対象となるリソースをまとめたもので、トラブルが発生した場合に待機側に切り替わる単位となります。

グループIPアドレス

クラスタシステムにおいて、ノードが切り替わっても共通に使用できるIPアドレスのことです。

ゲストOS

ひとつのコンピュータ上で別のコンピュータをエミュレートする、“仮想マシン”と呼ばれる環境において、仮想マシン上で動作しているOSのことです。

公開ゾーン

DMZと同じです。

高輝度メッセージ

Systemwalker Centric Manager GEEでは、メッセージを、一般メッセージ、高輝度メッセージおよび返答要求メッセージに分類して監視します。それぞれがどのメッセージを指すかは被監視システムによって異なります。

構成情報再取得

監視対象ノードの構成が変更となった場合などに構成情報を再度取得します。

後刻適用

受信した資源をいったん管理ファイルに保存して、システムの起動を契機に、適用予定日時を超えている資源だけ適用を行う方法です。

コネクションマネージャ

リモート操作でTCP/IPを通信方式に利用し、相手の名前を指定して接続する場合に必要なソフトウェアです。

個別メンテナンス版数

個別メンテナンス版数は、配付するあて先ごとに業務が異なるシステムに適したメンテナンス版数で、配付するあて先ごとに複数作成することができます。

コマンドフィルタ機能

[リモートコマンド実行]ウィンドウにおいて、被監視ノードに対してコマンドが発行されたとき、被監視ノード側でそのコマンドの実行を拒否する機能です。

コマンドログファイル

[リモートコマンド実行]ウィンドウから投入されたコマンドとその返答を格納するファイルです。このファイルの内容は、[リモートコマンド検索]ウィンドウおよびリモートコマンド検索コマンド(opacmdrev)より参照することが可能です。

固有IPアドレス

クラスタシステムにおいて、各ノードが持つ固定のIPアドレスです。

コンピュータ名

ネットワーク上の各コンピュータ(ハードウェア)において、一意的に割り当てられる名前です。

サーバアクセス制御機能

管理対象サーバに対して、アクセス監査ログ出力、アクセス制御、およびシステム保守支援を行います。

サーバ性能監視機能

性能監視機能の1つです。サーバ性能情報を詳細に監視する機能です。被監視ノード上で自律的に監視する機能で、サービスレベル監視だけを行います。

サーバ性能ポリシー

拡張監視機能について設定するポリシーです。

サービスレベル監視

基準値監視機能の1つ。ネットワークの設計時に設定した“目標値”やユーザに約束した“サービスレベル値”を基準値とするしきい値監視機能です。

サービスレベル基準値

性能監視(基準値)の設定項目です。性能情報の種別ごとに、サービスレベル監視の上方のしきい値を指定します。

最小統計数

性能監視(基準値)の設定項目です。ベースライン監視において、統計として用いるデータの最小日数のことです。

最大統計数

性能監視(基準値)の設定項目です。ベースライン監視において、統計として用いるデータの最大日数のことです。

最適化ボタン

監視マップを、すべてのアイコンが表示できる拡大率、およびスクロール位置に変更する機能の呼び出しボタンの名前です。

サイトフォルダ

マルチサイト型の全体監視サーバで、被監視側の運用管理サーバで管理しているノードが登録されるフォルダです。

サイト名

全体監視サーバで管理する運用管理サーバとその配下のシステムを識別するための名前です。

全体監視を行う場合は、導入時にそれぞれのサイトを識別するためのサイト名を付与する必要があります。

サブシステム名

MSPシステムの場合、STARTコマンドで起動されたジョブのことです。XSPシステムの場合、START指令で起動されたサブシステムのことです。

サブドメイン

1台の部門管理サーバが管理するノードの集まりです。管理対象には、業務サーバ、クライアントおよびネットワーク機器が含まれ、部門管理サーバはサブドメインに所属するノードを監視します。1つのサブドメイン内に複数の部門管理サーバを所属することはできません。管理ドメインは、複数のサブドメインによって構成します。

しきい値異常

システムやアプリケーションの性能を監視するしきい値で、性能情報が正常状態から異常状態に、または警告状態から異常状態に変化したとき、イベントを通知します。

しきい値警告

システムやアプリケーションの性能を監視するしきい値で、性能情報が正常状態から警告状態に、または異常状態から警告状態に変化したとき、イベントを通知します。

しきい値正常

システムやアプリケーションの性能を監視するしきい値で、性能情報が異常状態から正常状態に、または警告状態から正常状態に変化したとき、イベントを通知します。

しきい値ポリシー

アプリケーション管理のポリシー(しきい値監視の設定)の1つです。システムやアプリケーションの性能を監視する条件を設定します。

資源

資源配付の配付対象とするユーザ資源、システム修正データの総称です。

資源グループ

同じ資源種別で、かつ対象システムで同じファイルまたはディレクトリ配下に適用されるデータのグループです。

資源情報

資源に定義する情報です。ユーザ資源であれば、資源グループ名または世代のことを、システム修正データであれば、製品情報のことです。

システム監視エージェント

監視システムおよび、被監視システムに導入されるシステム監視機能において、通信系の機能を果たすサービスです。メッセージやコマンドの送受信を制御します。

システム識別名

システムに付ける名前です。

システム修正データ(System Fix Data)

ソフトウェア製品の修正データです。このデータは、当社が提供します。資源配付では一括修正データ(PTF)、固有修正データ(PLF)および応急修正データ(PEF)を扱います。

システム性能収集エージェント

性能監視に対して、サーバ性能情報を提供するサービスです。サーバ性能情報の監視対象ノードに導入されます。

システム保守支援機能

サーバアクセス制御が提供する機能の1つです。

セキュリティ管理者が発行した承認番号を使用することで、一般利用者に許可した権限の範囲内でシステム保守を実施させることができる機能です。

システム名

Interstageがマルチシステム運用されている場合に、どのシステムで動作しているかを表示します。ワークユニットのプロパティ項目の1つでInterstage用語です。

事前配付

資源配付の配付方式で、各資源に対して適用予定日時を設定し、設定した日時を経過しなくてもクライアントに当該資源をダウンロードできる配付方式です。

実行ファイル

実行ファイルとは、いろいろな環境にインストールされている同一アプリケーション(同一ファイル名のファイル)を、集合として扱うためのグループです。 たとえば、同じ“MSWORD.EXE”というアプリケーションが異なるディレクトリやコンピュータにインストールされていても、すべて“MSWORD.EXE”という1つの実行ファイルとして扱います。

実行名

単体起動型のSystemwalkerスクリプトに付ける呼び出しのための名称のことです。スクリプト登録時に任意の名称を指定します。

スクリプトを起動するときに、swctclshコマンドの引数として指定します。

実効ユーザ

UNIX/Linux上の通常の実行コマンドは、実行したユーザの権限で動作しますが、実行ファイルに特殊なアクセス権が付与されている場合は、他のユーザに成り代わってコマンドを実行することで、実際にログインしたユーザとは異なる権限で動作させることができます。このようにログインしたユーザと異なる権限でコマンドを実行するユーザのことを実効ユーザと呼びます。

実ノード

ロードバランサによって、Webサーバなどへのリクエストを複数サーバへ負荷分散させているシステムにおける、ユーザから見たIP、URLの単位に対して負荷分散対象のサーバです。

指定システム操作

特定のシステムを対象とした操作コマンドを操作します。[Systemwalkerコンソール]では、指定オブジェクト操作になります。

自動検出

設定した自動検出ポリシーを元に、アプリケーションを自動的に検出し、ノードとアプリケーションの関係付けを行う機能です。

自動検出ポリシー

アプリケーション管理のポリシー(自動検出の設定)の1つです。自動検出する検出区分および検出範囲を設定します。自動検出を実行すると、ノード内のアプリケーションを自動的に検出し、パッケージ、実行ファイルおよびアプリケーションがマップ上に作成されます。

絞り込み

発生したイベントの中から、指定した条件を満たすイベントだけを選択表示することです。イベントの状態、発生元オブジェクト、イベントの種別およびイベントの内容でイベントを絞り込むことができます。

従系サーバ

運用管理サーバ二重化運用を構成する運用管理サーバの1つです。監視機能だけが使用できます。

修正一覧ファイル

各サーバに未適用の修正やダウンロード対象とする修正の番号が記載されているファイルです。

修正適用管理簿設定ファイル

Windows、Solaris、Linuxのすべてのミドルウェア製品の製品情報などが記載されたファイルで、ミドルウェア製品のインストールやアンインストールを行った場合、修正適用管理簿を更新するときに使用します。

修正適用管理簿ファイル

コンピュータに登録されている製品や、修正の適用履歴および依存関係などを判断するための情報を格納したファイルです。

修正レベル

システム修正データを管理する単位です。

重要度レベル

メッセージに対して設定される属性です。メッセージの重要度に応じて、利用者が設定します。重要度レベルには、以下の4種類があります。

  • 最重要レベル

  • 重要レベル

  • 警告レベル

  • 通知レベル

  • 一般レベル

このうち、最重要レベル、重要レベル、通知レベルおよび警告レベルのメッセージが、監視イベント一覧に表示される対象となります。

主監視パス

Systemwalker Centric Manager GEEが被監視システムとの通信に使う通信経路です。

主系サーバ

運用管理サーバ二重化運用を構成する運用管理サーバの1つです。通常の運用管理サーバと同等な機能を持ちます。

手動適用

受信した資源をいったん管理ファイルに保存し、利用者からの指示を契機に適用を行う方法です。

準仮想化

仮想マシンモニタ(ハイパーバイザ)を意識したOSの改造を行って実現する仮想化方式です。

条件グループ

IDカードセキュリティのマネージャ起動条件記述ファイル、またはコンソール操作制御の操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに記述する、ユーザが操作可能な製品名と、そのレベルの組み合わせをグループにまとめた一意の名前です。

条件グループ情報

IDカードセキュリティのマネージャ起動条件記述ファイル、またはコンソール操作制御の操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに記述する、条件グループ名とユーザが操作可能な製品名とそのレベルの情報です。

常時接続

発生したイベントを上位のシステムに通知するために、常に、通信パスを接続しておく形態の接続方法です。(参照 : 必要時接続)

承認番号

保守作業の実施を、いつ、どこで、誰が承認したかを一意に判別できる番号です。保守作業の開始時に使用します。

シングル環境

クラスタシステムを使用しないで、Systemwalker Centric Managerを運用している環境です。

シングルサイト型

同一サイト内で全体監視を行う運用形態です。

全体監視サーバと運用管理サーバの接続は、インターネットを介さず、高速デジタル専用線・LAN環境で接続されている運用形態です。

シングルサイト型は、Systemwalkerプロトコルを使用した全体監視機能です。

新ノードフォルダ

ノード検出で新たに検出されたノードのうち、所属先のサブネットが不明なノードが、一時的に所属するフォルダです。

スケジュール情報ファイル

資源配付の動作の起動契機をスケジュール設定するファイルです。

スタートアップアカウント

Windows(R)システムにおいて、サービスがログオンする際に利用するユーザアカウントのことです。

生存期間

ノード状態が停止のとき、ノード情報を削除するまでの期間のことです。

性能監視マップ

性能監視機能の基本機能の1つです。各情報ソースの接続関係を表したマップで、マップ上には接続関係のほか、トラフィック量や使用率などの指標も同時に表示されます。

性能情報

性能監視で扱う性能データのことです。性能情報には、以下の2種類の情報があります。

  • ネットワーク性能

  • サーバ性能

性能情報採取ポーリング間隔

性能監視(動作環境)の設定項目です。性能情報を収集する間隔のことです。

性能情報収集間隔

性能監視(動作環境)の設定項目です。ログ蓄積ファイルに、性能情報を出力する間隔のことです。

製品

資源配付において、システム修正データを管理する単位の1つです。製品が提供される単位またはシステム修正データの保守単位のことです。

セカンダリノード

クラスタシステムにおいて、デフォルトで従系となるノードのことです。(参照 : プライマリノード)

世代

資源配付で、配下のサーバまたはクライアントに資源をダウンロードする単位です。

セッション

広義ではクライアントがリモート操作ソフトウェアを起動している状態をいいます。この状態でエキスパートがクライアントのコンピュータに接続できます。

狭義ではエキスパートがクライアントのコンピュータに接続している状態をいいます。

全システム操作

全システムを対象とした操作コマンドを示します。[Systemwalkerコンソール]では、全オブジェクト操作になります。

全体監視クライアント

全体管理サーバに接続した運用管理クライアントのことです。

全体監視サーバ

複数の運用管理サーバの上位サーバとして集中監視するためのサーバです。運用管理サーバに対して全体監視設定を行い、全体監視サーバに昇格して構築します。

センタリングボタン

監視マップを、現在選択中のアイコンが中心にくるようにスクロールする機能の呼び出しボタンの名前です。

全停止

[Systemwalkerコンソール]で、選択しているアプリケーションに対し、すべてのプロセスを停止するように指示を出す機能です。停止時には、あらかじめ設定された停止コマンドが使用されます。

専用線型

全体監視機能の運用モデルの1つです。全体監視サーバと運用管理サーバの接続は、インターネットを介さず、高速デジタル専用線・LAN環境で接続されている運用形態です。

また、専用線型は、シングルサイト型に相当します。(参照:“シングルサイト型”)

操作制御マネージャ起動条件記述ファイル

コンソール操作制御を使用するために、運用管理サーバに設定する定義ファイルです。このファイルから操作制御マネージャ起動条件ファイルを作成します。コンソール操作制御は、操作制御マネージャ起動条件ファイルを参照して動作します。

操作制御マネージャ起動条件ファイル

操作制御マネージャ起動条件記述ファイルを基に作成するファイルです。操作制御マネージャは、このファイルを参照して動作します。

操作対象名

コンソール操作制御の操作の保護機能で指定するホスト名などの操作対象となる一意の名前です。操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに指定した名前と比較されます。

操作の保護機能

IDカードセキュリティ、またはコンソール操作制御で許可されたユーザのみ、運用管理クライアントに表示されている、アプリケーションやシステム画面の操作を可能とする機能です。

操作のレベル情報

IDカードセキュリティのマネージャ起動条件記述ファイル、またはコンソール操作制御の操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに記述する、操作の可否判定を行う製品(ユーザアプリケーション)名と、その製品の操作に対するレベルの情報です。

操作判定情報

IDカードセキュリティのマネージャ起動条件記述ファイル、またはコンソール操作制御の操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに記述する、操作の可否判定を行うための情報です。

操作名

IDカードセキュリティのマネージャ起動条件記述ファイル、またはコンソール操作制御の操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに記述する、操作の保護機能で指定する一意となる操作の名前です。操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに設定した文字列と比較されます。

操作レベル

IDカードセキュリティのマネージャ起動条件記述ファイル、またはコンソール操作制御の操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに記述する、操作の可否判定を行う製品(ユーザアプリケーション)の各操作に対するレベルです。

操作ログ出力

Systemwalkerへの操作について、いつ、誰が、どこ(どのサーバ/クライアント)から、どのような操作・変更を行ったかの履歴です。

想定稼働管理

管理者が想定したとおりに業務が稼働しているかを管理するための機能です。

即時適用

資源を受信したあと、続けて適用を行う方法です。

ソフトウェア辞書

インベントリのソフトウェア情報として収集する製品を特定するための情報です。レジストリを検索する方法と特定のファイル(ファイル名、更新日時、ファイルサイズなど)を検索する方法があります。

ソフトウェア情報

インベントリ情報の種類の1つです。コンピュータにインストールされているソフトウェア製品の製品名、バージョンなど、ソフトウェアに関する情報です。ファイル名、ファイルサイズ、Windows(R)システムのレジストリ情報の格納先をもとに、市販されているソフトウェア製品およびユーザ作成の業務アプリケーション、バージョン情報を特定することができます。

待機系

クラスタサービスは通常稼働していないで、異常時に稼働するノードです。(参照 : 運用系)

代替監視パス

被監視システムにFTOPS-IIまたはSVPMが接続している場合に使用できる通信経路です。AVM/EX、ハードウェアおよび、主監視パスが使用できない場合の情報を、FTOPS-IIまたはSVPMを利用して送信することができます。この経路を代替監視パスと呼びます。

代表インタフェース

ゲートウェイ、ルータ、スイッチングハブ、クラスタノードなどのノードには、1つのノードにインタフェースが複数存在します。そのようなノードと通信するためには、複数存在するインタフェースよりどれか1つを選ぶ必要があります。このインタフェースを代表インタフェースと呼びます。代表インタフェースは、ノードを検出したときに自動的に選ばれます。しかし、クラスタノードの場合は、そのノードのIPアドレスを持つインタフェースが代表インタフェースに選ばれないことがあります。この場合は、代表インタフェースを選択し直す必要があります。

タイムスタンプ

SNMPエージェントが起動されてからトラップを送信するまでの時間(ms)です。

大量イベント抑止

メッセージの内容とは無関係に、一定時間に大量発生したメッセージを抑止する機能です。

ダウンロード

ネットワーク構成上の上位のシステムから下位のシステムへ資源を送信することです。

チェイン接続

リモート操作の機能の1つです。リモート操作モニタとリモート操作クライアントを同時に起動できる機能を利用し、中継コンピュータを使用して画面転送やリモート操作を行うことです。

中継サーバ

次の機能でデータ転送を中継する部門管理サーバ、業務サーバを指します。機能別に別のサーバを指定することができます。

  • 資源配付の運用管理サーバからクライアントへの資源配付データの転送

通常配付

資源配付の配付方法で、各資源に対して適用予定日時を設定し、設定した日時を経過した場合にだけクライアントに当該資源をダウンロードする配付方法です。

通信環境

監視システムに導入されるシステム監視機能および、被監視システムに導入されるシステム監視機能において行われる機能です。通信環境では、メッセージおよびコマンドの送受信が制御されます。

通報番号

発生したメッセージにユーザが付加する番号です。メッセージが発生した時点では、通報番号は付加されていません。アクション定義(メッセージ監視)ダイアログボックスの“通報番号の変更”で、通報番号を指定し、“上位システムに送信”を“する”に設定した場合に、上位のシステムにおいて通報番号により設定したメッセージを特定することができます。

ツリー選択ボックス

[Systemwalkerコンソール]で、利用するツリーを選択するボックスです。選択できるツリーを以下に示します。

  • ノード一覧

  • ノード管理

  • 業務管理

  • アプリケーション一覧(編集機能のみ)

  • データベース一覧(編集機能のみ)

  • 管理者一覧(編集機能のみ)

ディレクトリサービス

組織の内外に散在する各種の物理的/論理的リソースの名前やそれに関連付けられた属性を、組織的構造や地理的な区分などに従って系統的に(ツリー状に)まとめて管理し、それを更新・参照するためのサービスのことです。

データベースツリー

業務管理ツリーの定義を簡易化するために、データベースの定義およびグルーピングを行うツリーです。このツリーは、監視には使用しません。

テキスト情報

インベントリ情報の種類の1つです。動作環境設定ファイルなど、コンピュータ上のテキストファイルの内容に関する情報です。サーバ、クライアントのインベントリ情報として管理したい設定情報、業務アプリケーションの設定情報を、テキスト情報として収集し扱うことができます。

適用

資源を更新、追加することです。

適用先ID

サーバに資源を適用する場合のディレクトリを示す識別子です。

問い合わせサンプルファイル

問い合わせファイルの雛形です。

問い合わせファイル

Interstage Navigatorの問い合わせ条件・表レイアウトを保存したファイルです。“.RNE”という拡張子がつきます。

同一イベント抑止

一定時間内に、同一イベントが複数発生した場合、2つめ以降のイベントを破棄する機能です。

統計タイプ

性能監視(基準値)の設定項目です。ベースライン監視において、統計として用いる集団のくくり(曜日/日)を表します。

動作設定ポリシー

アプリケーション管理のポリシー(動作の設定)の1つです。稼働監視を行う時間間隔やアプリケーション管理エージェントの動作条件を設定します。

導入支援

Systemwalkerの導入およびセットアップ作業における管理者の作業負荷を軽減するために、各サーバおよびクライアントへのインストール作業を、サイレントで行う機能です。

ドメイン

Systemwalkerでは、管理ドメインおよび配付ドメインという用語を使用しています。これらの用語は、以下のWindows OSのドメイン、およびDNSのドメインとは関係がありません。

  • Windows NT(R)

  • Windows(R) 2000

  • Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE

  • Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2

ドメイン名

インターネット型の全体監視運用している場合などに、同一ホスト名を判別するためにホスト名に付加するSystemwalker の管理用に設定するドメインの名前です。

トラップ種別

SNMPトラップの種類を特定するための種別で、以下の7種類があります。詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

  • Authentication_Failure

  • Cold_Start

  • EgpNeighborLoss

  • EnterpriseSpecific

  • Link_Down

  • Link_Up

  • Warm_Start

トラブルバー

[Systemwalkerコンソール]の下部に表示されます。トラブルバーには、イベントの分類ごとのイベント件数が表示されます。

ナビゲーションパネル

[Systemwalkerコンソール]で、マップ表示を選択している場合に表示されるパネルで、マップのスクロール、拡大、縮小を行います。

認証局(CA: Certificate Authority)

インターネット上の通信、および電子メールサービスにおいて、通信データやメールの暗号化、およびデジタル署名を行うために必要な証明書の発行、および発行した証明書を管理する機関です。CAは発行した証明書に自身の電子署名を付加し、その証明書が確かにそのCAが発行したものであることを保証します。

認証サーバ

利用者にユーザID/パスワードを要求して、利用者の認証を行うサーバです。利用者により提示されたユーザID/パスワードをもとに、あらかじめリポジトリサーバに設定されたユーザ情報との比較を行うことにより、Systemwalkerシングル・サインオンシステムを利用可能かどうかの判定を行います。

ネットワーク性能監視機能

性能監視機能の1つです。トラフィック情報とサーバ性能情報の基本項目を監視します。SNMPのポーリングを利用した監視で、サービスレベル監視とベースライン監視を行います。

ノード一覧ツリー

[Systemwalkerコンソール]のツリーの1つです。システムに必ず1つ存在します。サブドメイン(部門)、サブネットおよびノードを追加するときに使用します。

ノード管理ツリー

[Systemwalkerコンソール]のツリーの1つです。ノード管理ツリーは、運用状況やシステム構成によって、業務別や地区別といった特定のノードだけを監視するときに使用することができます。

ノード検出

ネットワークに接続されたノードを自動的に検出する機能です。

ノード構成情報

ネットワーク管理の監視に必要となる、部門フォルダ、セグメントフォルダ、ノードの情報です。これらの情報は自動で作成され、ポリシー配付、またはノード構成情報の自動配付のタイミングでネットワーク管理の監視に反映されます。

ノード詳細表示

性能監視マップの付属機能です。指定されたノードについて、詳細情報を表示します。

ノード中心マップ

性能監視マップの1つです。あるノードを起点として、そのノードの性能に影響を受けるほかのノードとの関係が表示されます。

ノードの構成情報取得

性能監視の監視対象として必要な構成情報を取得する処理です。

ノードプロパティ

ノード情報を定義する画面です。ノードプロパティ画面は、基本情報、ネットワーク、インタフェース、OS、電源制御、詳細情報、アイコンの7種類の変更可能なタブと、ほかに参照だけのタブ3種類から構成されています。

ノード変数設定ファイル(WSAGENT.INI)

ノード変数が定義されているファイルです。

ノード名

ネットワーク上の各ノードに対して、一意的に割り当てられる名前です。

ハードウェア情報

インベントリ情報の種類の1つです。CPU種別、搭載物理メモリ量、ディスク容量などコンピュータのハードウェアに関する情報です。また、ユーザが資産管理上必要となる任意の情報(資産管理番号、管理者名、管理者連絡先など)をサーバ、クライアント個々で設定することにより、それらの情報をインベントリ情報として扱うこともできます。この情報をユーザ情報と呼び、システム単位に10個まで設定して、ハードウェア情報に含めることができます。

ハードウェア情報定義ファイル

Systemwalker Centric Manager GEEが、“システム環境の定義”と、“SVPMコンソール番号の定義”の内容をもとにして作成するファイルです。Systemwalker Centric Manager GEEは、これらの定義内容とSVPMに設定されている情報をもとに、SVPMに関する情報を収集してハードウェア情報定義ファイルを作成します。

配付経路

資源配付機能で、資源やアプリケーションを配付するときの経路のことです。運用管理サーバを起点として、部門管理サーバ、業務サーバを経路の対象とします。

配付ドメイン

資源配付では、部門管理サーバ/業務サーバおよびその配下に接続されているクライアントを、1つの単位として管理します。この単位を配付ドメインと呼びます。

バウンディングボックス

[Systemwalkerコンソール]の監視マップにおいて、“編集機能”で、オブジェクトを選択すると、囲むように表示されるブルーのワイヤーフレームです。Windows(R)で表現するところのフォーカスに相当し、オブジェクトが選択されている状態を示します。

バリアセグメント

バリアセグメントとは、企業内ネットワークから、社外ネットワークを遮断し、不正アクセスによる危険を回避するために設置されたLANのことです。通常、バリアセグメントと社内ネットワークとの間にファイアウォールを設置します。

汎用サービス

クラスタシステムにおいて、グループにリソースとして登録しているサービスのことです。トラブル時に切り替える対象となります。

被監視システム

監視システムによって監視される側のシステムです。

被管理サーバ

監査ログ管理機能がログを収集する対象のサーバ(部門管理サーバ、業務サーバ、運用管理クライアント)です。

ヒストリ表示

性能監視マップの付属機能です。指定されたインタフェースのトラフィックの履歴(推移)を示すグラフです。性能情報の基準値監視を行っている性能情報については、履歴情報ともに基準値も表示されます。

ヒストリ表示時間範囲

性能監視(動作環境)の設定項目です。ヒストリ機能で表示する時間範囲のことです。

必要時接続

発生したイベントを上位のシステムに通知する場合、データの送信が必要なときだけ、パスを接続する形態の接続方法です。(参照 : 常時接続)

表示階層

ノード中心マップで表示しているネットワークの階層数のことです。

表示拡張

ノード中心マップで表示している最端のノードの先を追加表示する機能です。

表示名

ノード、アプリケーション、データベースなどのオブジェクトを識別するための名前です。どのような表示名を付けるかは、利用者が自由に設定します。

フェールオーバ

クラスタシステムにおいて、グループ内のリソースにトラブルが発生し、運用側のノードが待機側に切り替わることです。

フォルダごとのメッセージ説明

メッセージ説明の内容を[Systemwalkerコンソール]のツリーのフォルダ単位で登録することができます。フォルダごとのメッセージ説明の登録がない場合には、[イベント監視の動作環境設定(全体)]ダイアログボックスのメッセージ説明に登録された内容が表示されます。

物理IP

クラスタシステムを構成するノードに個々に設定したネットワーク(IPアドレス)で、ノードに固定したIPアドレスです。(参照 : 論理IP)

部門管理サーバ

部門内の監視、配付業務の中継を行うサーバです。部門管理サーバを設置することで、運用管理サーバと監視対象の部門間で発生する監視のためのトラフィックの削減、および運用管理サーバの負荷を分散することができます。

プライマリノード

クラスタシステムにおいて、デフォルトで主系となるノードのことです。

(参照 : セカンダリノード)

プロシジャ名

メッセージ監視アクション型、ライブラリ型のSystemwalkerスクリプトに付ける呼び出しのための名称のことです。スクリプト内に任意の名称を定義します。

メッセージ監視アクション型スクリプトのプロシジャ名はアクション定義(メッセージ監視)へ登録します。これにより条件に一致したイベント発生時に該当スクリプトが自動的に呼び出されます。

ライブラリ型スクリプトのプロシジャ名はスクリプトのコマンド(exprやstringなど)と同様に使用します。ライブラリ型スクリプトは任意のスクリプト内から自由に呼び出すことができます。

分割事前デリバリ

サーバとクライアントで同期をとって適用したい業務アプリケーションの配付などで、適用予定日時までにクライアントまで事前に資源を配付しておき、適用予定日時に一斉にクライアント上で適用する運用方法のことです。ネットワークに負荷をかけないよう配付する資源を分割してクライアントまでダウンロードすることができます。

ペアノード経路マップ

性能監視マップの1つです。ペアのノード間の経路(経由するルータ情報)が表示されます。

ベースライン監視

ネットワーク性能監視機能の基準値監視機能の1つです。通常状態における性能値を基準値とするしきい値監視機能です。業務拡大や異常によるトラフィック量増大の兆候等を監視することができます。

編集機能

[Systemwalkerコンソール]の監視ツリー、監視マップ/リストのフォルダ/ノード情報を編集できる状態のことです。

編集/監視機能の切り替えは、[機能]メニューで行います。

返答要求メッセージ

プログラムがオペレータに対して、何らかの指示を要求する場合に出力するメッセージです。[監視イベントの状態変更(返答)]ウィンドウから返答要求メッセージに対し返答することができます。

保管庫

保管庫とは資源を格納するディスク領域であり、DRMS管理ファイルとは別に複数指定できます。

保護対象

サーバアクセス制御機能が制御可能なサーバ上の資源を指します。サーバアクセス制御では、ファイル/ディレクトリ、プロセス、およびネットワークの3種類の資源を保護対象とすることが可能です。

補助メッセージ

被監視システムがMSP、F4 MSP、XSPまたはOS/390(R)の場合で、メッセージを日本語で監視したい場合に表示されるメッセージです。

ホスト名

ネットワーク上の各ノードにおいて、一意的に割り当てられる名前です。HostsファイルやDNS等を利用してIPアドレスとホスト名を対応付けします。

ポリシー

ポリシーとは、Systemwalkerを動作させるために必要な運用設定のことです。運用管理サーバで、Systemwalkerの環境設定を一元管理し、部門管理サーバ、業務サーバ、クライアントへポリシーを配付し、運用設定を構築します。

マップ形式

[Systemwalkerコンソール]のマップ上で、フォルダおよびフォルダ配下のオブジェクト(ノード、アプリケーション、データベースなど)を等間隔または任意の位置に配置して表示する形式です。(参照 : リスト形式)

マネージャ起動条件記述ファイル

Systemwalker Centric Manager V13.1.0まで提供していたIDカードセキュリティの定義ファイルです。

マネージャ起動条件ファイル

Systemwalker Centric Manager V13.1.0まで提供していたIDカードセキュリティの定義ファイルです。

マルチサイト型

複数のサイト間で全体監視を行う運用形態です。

全体監視サーバと運用管理サーバの間がインターネットを利用した接続環境であり、ファイアウォールが存在します。

マルチサイト型は、Systemwalkerプロトコル、およびインターネット標準プロトコル(HTTPS/SMTP)を使用した全体監視機能です。

マルチシステム

INTERSTAGE 4.0から提供される機能です。1サーバ上で複数のInterstageを動作させる機能です。

メッセージ

システムやアプリケーションから通知される各種の情報です。Systemwalker Centric Managerは、メッセージに監視イベント種別、重要度、通報番号などの属性を設定して管理します。

メッセージ検索

過去に発生したメッセージをメッセージログの中から文字列、日時をキーに検索する機能です。

メッセージ属性

一般メッセージか返答要求メッセージの種別です。

メッセージ抑止

同一イベント抑止と同じ意味です。

メッセージログ

メッセージを格納する領域です。このログの内容は、メッセージ検索ウィンドウおよびメッセージ検索コマンド(opamsgrev)で参照できます。

メッセージログDSI

メッセージログのバックアップ単位です。opalogchgコマンドで強制的に切り替えることが可能です。

メッセージログファイル

メッセージ一覧ウィンドウに表示されるメッセージを格納するファイルです。

メンテナンスLOGファイル

資源配付の実行結果ログが格納されるファイルです。

メンテナンス版数

運用管理者が配付する資源の範囲を規定し、管理情報を付加して梱包したものです。メンテナンス版数には、共通メンテナンス版数と個別メンテナンス版数があります。

ユーザグループ

IDカードセキュリティのマネージャ起動条件記述ファイル、またはコンソール操作制御の操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに記述する、操作権限が同一なユーザを1つのユーザグループとして設定した一意のグループ名です。

ユーザグループの条件情報

IDカードセキュリティのマネージャ起動条件記述ファイル、またはコンソール操作制御の操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに記述する、ユーザグループが操作可能な条件の情報です。

ユーザ資源

利用者が作成する資源です。

ユーザ情報(インベントリ情報)

インベントリ情報として収集可能な情報で、ユーザが資産管理上必要となる任意の情報(資産管理番号、管理者名、管理者連絡先など)を設定することができます。

ユーザ認証へのハック

WWWサービスの運用において、ほかの使用者になりすますために、使用者のパスワードを何度も変えてアクセスする行為のことです。

ユーザプリンシパル名

以下のWindows OSでActive Directoryを導入することによって使用できる、ユーザ名の表現方法です。

  • Windows(R) 2000

  • Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE

  • Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2

ユーザレベル

IDカードセキュリティのマネージャ起動条件記述ファイル、またはコンソール操作制御の操作制御マネージャ起動条件記述ファイルに記述する、操作の可否判定を行う製品(ユーザアプリケーション)に対して、ユーザが操作可能なレベルです。

優先ルール

アクセス制御ルールを作成する際に適用されるルールです。一般ルールよりも優先して適用されます。

ラッパー

ワークユニットの種別の1つです。既存システムの資産(アプリケーション)を、Interstage上で分散オブジェクト環境のオブジェクトとして見せています。詳細はInterstageのマニュアルを参照してください。

ラベル名

監視するメッセージを特定するための属性の1つです。以下のWindows OSの場合、ラベル名は“イベントログ種別:ソース名”の形式となります。

  • Windows NT(R)

  • Windows(R) 2000

  • Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE

  • Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2

リスト形式

[Systemwalkerコンソール]のマップ上で、フォルダおよびフォルダ配下のオブジェクト(ノード、アプリケーション、データベースなど)を一覧で表示する形式です。(参照 : マップ形式)

リソース

業務を構成するシステムやネットワーク、アプリケーションなどのことをリソースと呼びます。クラスタシステムの場合は、クラスタ化する資源(サービス、IPアドレス、DISKなど)のことを指します。

リフレッシュ

性能監視マップやヒストリ表示で表示している内容を、最新の状態に書き換える機能です。

リポジトリ

情報を一元管理する格納庫のことです。本書では、Systemwalkerで管理する情報を格納するデータベースのことを指します。管理する情報には、以下のような情報があります。

  • ノード情報

  • セグメント情報

  • アプリケーション情報

  • 各機能のポリシー情報

リポジトリサーバ

リポジトリサーバは、ユーザIDやパスワードといった利用者の認証に必要な情報と、Systemwalkerの公開URLのパスに対するアクセスを認可するための情報を管理するサーバです。認証サーバからの要求に応じて、Systemwalker認証リポジトリから認証に必要な利用者の情報や公開URLアクセス許可情報を取り出します。取り出した情報は認証サーバに通知します。

リモートコマンド

[リモートコマンド実行]ウィンドウから、監視対象ノードに対してコマンドを発行します。

リモートコマンド検索

[リモートコマンド実行]ウィンドウで投入したコマンドとその返答文字列を、システム名、日時をキーに検索する機能です。

リモート操作

クライアントに対するサポートやトレーニングを、リアルタイムに行う機能です。運用管理サーバや運用管理クライアント、またはリモート操作エキスパートをインストールしたコンピュータからクライアントにアクセスして、アプリケーションの設定やトラブルの解決を行います。

リモート操作エキスパート

リモート操作では、問題を抱えるクライアントに対してサポートするスタッフのことを“エキスパート”と呼びます。エキスパートは、画面共用機能やリモート制御機能を使うことにより、クライアントにアクセスしてアプリケーションや設定の問題を解決することができます。操作される側のクライアントには、リモート操作クライアントが必要です。

リモート操作クライアント

リモート操作を使用して、リモート操作エキスパートから操作される側のクライアントのことです。

リモート操作コネクト

インターネット環境でリモート操作を接続する場合に必要なソフトウェアです。

リモート操作モニタ

リモート操作エキスパートとほぼ同じ機能ですが、次の点が異なります。1台のコンピュータで最大8個まで複数起動し、それぞれを異なるリモート操作クライアントに接続できます。また、リモート操作エキスパートまたはクライアントと同時に起動できます。

類似イベント抑止

一定時間内に、メッセージの一部だけが異なるようなイベントが複数発生した場合、一定時期以降のイベントを抑止する機能です。

レベルダウン

ディスク障害などからの復旧のため、退避したデータからシステムを復元した場合、復元したシステム上で、資源配付により配付した資源の世代が以前より古くなることです。

レベルダウンリカバリ

退避データからの復元により資源配付で配付した資源の世代が古くなったシステムに対し、資源配付で最新の世代まで配付することです。

連携管理型

運用管理サーバ二重化運用で、主系サーバと従系サーバで構成されている形態です。

連携モジュール

Systemwalker Centric Managerと他製品との連携のためのカスタマイズ設定を自動的に行うためのモジュールです。

ローカル定義

運用管理サーバからポリシー配付は行えないが、GUI、コマンド、または直接編集することを外部仕様としてユーザに公開を行っている定義で、運用管理サーバ、部門管理/業務サーバ上に存在する定義です。

ローカルディスク

各ノードに設置されているディスクを、共有ディスクと区別してローカルディスクと呼びます。

ローカルリソース

クラスタシステムを構成する各ノードだけで使用する資源を、クラスタリソースと区別してローカルリソースと呼びます。

ロードバランサ

負荷分散装置です。Webサーバなどへのリクエストによる通信負荷を平準化する負荷分散、帯域制御を行う専用装置のことです。

ロール

運用管理者の役割ごとにユーザをまとめた単位のことです。

ログ蓄積ファイル

監視対象から収集した性能情報を蓄積する、部門管理サーバ上のログファイルです。

ログ蓄積ファイル切替え単位

性能監視(動作環境)の設定項目です。ログ蓄積ファイルを切り替える契機のことです。ログ蓄積ファイルの切り替えを、日単位で行うか、月単位で行うかを指定します。

ログ蓄積ファイル切替え日

性能監視(動作環境)の設定項目です。ログ蓄積ファイル切替え単位で月を指定した場合、切り替える日付を指定します。

ログ蓄積ファイル最大保持数

性能監視(動作環境)の設定項目です。部門管理サーバ上で保持できるログ蓄積ファイルの最大数です。

論理IP

クラスタサービスに登録した論理的なネットワーク(IPアドレス)のことです。クラスタサービスの切り替えにともない待機系に切り替わります。(参照 : 物理IP)

論理的通信構造

監視システムと被監視システムの間で、メッセージやコマンドをどのような経路で送受信するかを示す構造です。実際の物理的ネットワーク構造とは何ら関係せず、論理的に形成される通信構造です。

ワークユニット

Interstageの用語の1つです。トランザクションアプリケーションやEJBアプリケーションが実行される実行環境の枠組みを指します。 詳細はInterstageのマニュアルを参照してください。

ワークユニットオブジェクト

ワークユニットを構成するアプリケーションのことです。

ワークユニットの活性変更

業務システムを停止することなく、アプリケーションを変更することができる機能です。業務アプリケーション自身の入れ替えのほか、アプリケーションを停止することなく、環境変数などの動作環境も変更できます。

ワークユニットの稼働状況

アプリケーションの稼働状態を監視マップ上で確認する識別情報です。以下の状況に分類されます。

  • 稼働中

  • 起動状態遷移中

  • 停止状態遷移中