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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編

25.2.3 MC/ServiceGuardを使用する場合

資源配付機能をクラスタサービス上で運用している場合は、以下の作業を実施してください。

なお、クラスタサービス以外で運用している場合、以下の作業は必要ありません。

資源配付のクラスタアンセットアップ

資源配付のクラスタ環境をアンセットアップします。

運用系ノードでの作業

  1. 資源配付サービスが定義されているクラスタサービスを削除します。

    クラスタサービスの削除については、MC/ServiceGuardのマニュアルを参照してください。

  2. 共有ディスクをマウントします。

    以下のマウントポイントを指定し、共有ディスクをマウントします。

    • デバイス:/dev/vg02/lvol1

    • マウントポイント:/disk1

      vgchange -c y /dev/vg02
      vgchange -a e /dev/vg02
      mount /dev/vg02/lvol1 /disk1

  3. 以下のコマンドを実行してください。

    /opt/FJSVmpsdl/sys/drmsclst -u

  4. 共有ディスクをアンマウントします。

    以下のマウントポイントを指定し、共有ディスクをアンマウントします。

    • デバイス:/dev/vg02/lvol1

    • マウントポイント:/disk1

      umount /dev/vg02/lvol1 /disk1

  5. 資源配付サービスを既存のクラスタサービスに追加して運用していた場合、必要であれば、既存のクラスタサービスを再登録してください。

待機系ノードでの作業

以下のコマンドを実行してください。

/opt/FJSVmpsdl/sys/drmsclst -u

システム定義の登録内容の変更

プライマリノードで資源配付を起動し、以下のコマンドを実行してください。

/opt/systemwalker/bin/drmsmdfy -a sys -k own -s OWNのシステム名 -n " "

drmsmdfy(DRMS管理ファイルの管理情報変更コマンド(サーバ用))の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。