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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編

24.2 資源配付の適用先の変更

旧版からバージョンアップする時に、資源配付をクラスタサービス以外での運用から、クラスタサービスでの運用に変更する場合は、以下の手順で設定してください。

過去の資源を使用しない場合

それぞれのノードにあるシステム定義を削除し、新しく資源配付の設定をします。設定方法については、“資源配付機能をクラスタサービスとて使用する場合”を参照してください。


過去の資源を使用する場合

過去の資源を使用する場合は、以下の設定をします。

  1. 旧版の資源を退避します。

    以下のコマンドを実行し、バックアップをします。

    /opt/systemwalker/bin/mpbkc -b 退避先ディレクトリ -FD

    退避先ディレクトリは、フルパスで指定してください。

  2. バージョンアップします。

    方法については、“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”を参照してください。

  3. 旧版の資源をリストアします。

    以下のコマンドを実行し、リストアします。

    /opt/systemwalker/bin/mprsc -b 退避先ディレクトリ -FD

    退避先ディレクトリは、フルパスで指定してください。

  4. 適用先IDを定義します。

    [資源配付 サーバ環境設定]ダイアログボックスで、現在の適用先IDを削除し、新しく適用先IDおよび適用先ディレクトリに共有ディスクを指定します。

  5. ノード名を変更します。

    運用管理サーバ上で、不要なシステム定義を削除し、残しておいたシステム名のノード名を論理ホスト名に変更します。