旧版からバージョンアップする時に、資源配付をクラスタサービス以外での運用から、クラスタサービスでの運用に変更する場合は、以下の手順で設定してください。
過去の資源を使用しない場合
それぞれのノードにあるシステム定義を削除し、新しく資源配付の設定をします。設定方法については、“資源配付機能をクラスタサービスとして使用する場合”を参照してください。
過去の資源を使用する場合
過去の資源を使用する場合は、以下の設定をします。
旧版の資源を退避します。
以下のコマンドを実行し、バックアップをします。
/opt/systemwalker/bin/mpbkc -b 退避先ディレクトリ -FD |
退避先ディレクトリは、フルパスで指定してください。
バージョンアップします。
方法については、“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”を参照してください。
旧版の資源をリストアします。
以下のコマンドを実行し、リストアします。
/opt/systemwalker/bin/mprsc -b 退避先ディレクトリ -FD |
退避先ディレクトリは、フルパスで指定してください。
適用先IDを定義します。
[資源配付 サーバ環境設定]ダイアログボックスで、現在の適用先IDを削除し、新しく適用先IDおよび適用先ディレクトリに共有ディスクを指定します。
ノード名を変更します。
運用管理サーバ上で、不要なシステム定義を削除し、残しておいたシステム名のノード名を論理ホスト名に変更します。