フェールオーバの設定は、以下のファイルで行います。
/etc/opt/FJSVftlc/pmon/mppmon.usr |
mppmon.usrファイルは、運用管理サーバと同じ内容です。部門管理サーバでは、以下の機能がクラスタ上で動作します。障害発生時に必要なフェールオーバだけが発生するよう、デフォルト設定値を編集してください。編集方法および設定値の詳細については、“プロセス監視機能をカスタマイズする”を参照してください。
機能区分略称 | 機能名 | 機能 | デフォルト |
---|---|---|---|
[FS1] | システム監視-インストールレス型エージェント | stropals | 2 |
[FS4] | ネットワーク管理 | mpnmsv | 2 |
mpnm-trapd | 2 | ||
MpSttr | 1 | ||
mpnm | 2 | ||
NTC | startntc | 2 | |
性能監視 | swpmagt | 2 | |
[FS6] | ファイル転送 | strftran | 1 |
[FD] | 資源配付 | drmsd(注) | 2 |
インベントリ管理エージェント | FJSVsivag | 2 |
注:資源配付単体でのクラスタセットアップを行った場合、監視対象外となります。
設定値
0:通知およびフェールオーバしない。
1:異常発生の通知だけ行う。
2:フェールオーバを行う。
注意
部門管理サーバでは、上記の機能だけがクラスタ運用できます。そのほかの機能にフェールオーバの設定をしても部門管理サーバでは動作しません。