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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編

12.5.2 Sun Clusterを使用する場合

Sun Clusterを使用する場合、データサービスの登録、および通信用IPアドレスの定義が必要となります。

プライマリノード、セカンダリノードで設定する項目について説明します。

以下に手順を説明します。

データサービスの登録

プライマリノードで、Systemwalker Centric Manager用データサービスの登録と確認を行います。

以下のコマンドを実行し、データサービスを登録します。

/opt/FJSVftlc/cluster/Sunc/hareg.sh

上記のシェルコマンドを実行することにより、以下の値でSystemwalker Centric Manager用データサービスが登録されます。

RTRファイル:

/opt/FJSVftlc/cluster/Sunc/FJSV.CMGR

リソースタイプ:

FJSV.CMGR

リソースグループ:

CentricMGR_GROUP

アプリケーションリソース:

CentricMGR


ポイント

リソースタイプ登録(RTR)ファイルについ

アプリケーションリソースの登録に必要なRTRファイルは、以下に示すパスに標準で添付されています。必要に応じてカスタマイズしてください。カスタマイズの方法については、Sun Clusterのマニュアルを参照してください。

  • RTRファイルのパス(Sun Cluster 3.1以前):

    /opt/FJSVftlc/cluster/Sunc/FJSV.CMGR

  • RTRファイルのパス(Sun Cluster 3.2以降):

    /opt/FJSVftlc/cluster/Sunc/FJSV.CMGR3.2

  • 主な設定内容:

    STARTメソッド:

    /opt/FJSVftlc/cluster/Sunc/cmgr_start

    STOPメソッド:

    /opt/FJSVftlc/cluster/Sunc/cmgr_stop

    MONITOR_STARTメソッド:

    /opt/FJSVftlc/cluster/Sunc/cmgr_fm_start

    MONITOR_STOPメソッド:

    /opt/FJSVftlc/cluster/Sunc/cmgr_fm_stop

    MONITOR_CHECKメソッド:

    /opt/FJSVftlc/cluster/Sunc/cmgr_fm_check


通信用IPアドレスの定義

メッセージを上位サーバに送達するための設定を行います。

プライマリノード、セカンダリノードで以下のコマンドを実行し、それぞれのノードの物理IPアドレスをSystemwalker Centric Managerに定義します。opasetip(通信用IPアドレス定義コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

/opt/systemwalker/bin/opasetip -n 送信先ホスト名 -i 物理IPアドレス

送信先ホスト名:

上位サーバのホスト名を指定します。

物理IPアドレス:

コマンドを実行するノード自身の物理IPアドレスを指定します。