フレームワークデータベースの拡張はプライマリノードだけで可能です。
Solaris版の場合
プライマリノードで、運用管理サーバを停止します。
停止方法については、“クラスタシステム上の運用管理サーバを停止する”を参照してください。
プライマリノードで、ボリューム管理ソフトウェアを起動します。
ボリューム管理ソフトウェアなどを使用している場合は、Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
プライマリノードで、共有資源用パーティションをマウントします。
以下のコマンドを実行します。
mount /共有資源用パーティション用のマウントポイント |
以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。
RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、プライマリノードでRDB管理情報専用パーティションをマウントします。
Sun Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合、Systemwalker Centric Managerで使用する共有ディスク上のデバイスグループをプライマリノードへスイッチオーバします。
プライマリノードで、セットアップメニューを表示します。
以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetup |
MpFwSetup(Systemwalkerセットアップコマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
DBコンデンスを実行します。
セットアップメニューで、[5 : 保守]-[3 : DB保守]-[2 : DBコンデンス]を選択します。
→ 以下が表示されます。
[ 格納先ディレクトリ設定 ] 格納先ディレクトリを入力してください。 ENTER ==> /tmp/work
格納先ディレクトリを指定します。
格納先ディレクトリには、DBコンデンスで使用する一時作業用ディレクトリをフルパスで入力します。
→以下が表示されます。
--------------------< DBコンデンス >-----------------| 確 認 | 格納先ディレクトリ : /tmp/work DBコンデンス処理を開始しますか? [ y:開始 n:中止 r:修正 ] SELECT ==> y
DBコンデンス処理を開始します。
“y”を入力します。
→以下が表示されます。
/////////////////// DBコンデンス実行 /////////////////////// 処理が完了しました。ENTER キーで初期メニューに戻ります。
データベーススペースの空き領域を確認します。
セットアップメニュー(初期メニュー)で、[5 : 保守]-[3 : DB保守]-[1 : DB状態表示]を選択します。
→以下が表示されます。
/////////////////// DB状態表示 ////////////////////////////// データベーススペースサイズ :7876512K データベーススペース空きサイズ:7763822K 処理が完了しました。ENTER キーで初期メニューに戻ります。
DBコンデンスによりデータベーススペースに十分な空き領域が獲得できれば、対処を終了します。
データベースをバックアップします。
セットアップメニュー(初期メニュー)で、[5 : 保守]-[3 : DB保守]-[3 : DB再作成(Step 1 データ退避)]を選択します。
→以下が表示されます。
-----------------< DB再作成 ( Step 1 データ退避 ) >----------------| 設 定 | +-------------------------------------------------------------------+ | 【 注 意 】 | | ================================================================= | | Systemwalker Centric Manager DB環境を再作成する場合、必ず以下の | | 操作を行って下さい。(Stepの省略はできません) | | | | - Step 1 データ退避の実行 | | - 拡張用データベーススペース用パーティションの準備 | | - Step 2 データ域再作成の実行 | | - Step 3 データ復元の実行 | | | | ※ 拡張用パーティションは、DB容量の再見積もりを行った上で作成 | | してください。 | | 拡張可能な領域は、フレームワーク機能のリポジトリ/ログ用です。 | | | +-------------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] y [ 格納先ディレクトリ設定 ] 格納先ディレクトリを入力してください。 ENTER ==> /tmp/bkup
処理を確認します。
“y”を入力します。
格納先ディレクトリを指定します。
格納先ディレクトリには、データベースを退避するディレクトリをフルパスで入力します。
→以下が表示されます。
-----------------< DB再作成 ( Step 1 データ退避 ) >----------------| 確 認 | 格納先ディレクトリ : /tmp/bkup データ退避処理を開始しますか? [ y:開始 n:中止 r:修正 ] SELECT ==> y
処理を開始します。
“y”を入力します。
→以下が表示されます。
/////////////// DB再作成 ( Step 1 データ退避 ) ///////////// 処理が完了しました。ENTER キーで初期メニューに戻ります。
データベースを再作成します。
セットアップメニュー(初期メニュー)で、[5 : 保守]-[3 : DB保守]-[4 : DB再作成(Step 2 データ域再作成)]を選択します。
→以下が表示されます。
---------------< DB再作成 ( Step 2 データ域再作成 ) >--------------| 設 定 | +-------------------------------------------------------------------+ | 【 注 意 】 | | ================================================================= | | Systemwalker Centric Manager DB環境を再作成する場合、必ず以下の | | 操作を行って下さい。(Stepの省略はできません) | | | | - Step 1 データ退避の実行 | | - 拡張用データベーススペース用パーティションの準備 | | - Step 2 データ域再作成の実行 | | - Step 3 データ復元の実行 | | | | ※ 拡張用パーティションは、DB容量の再見積もりを行った上で作成 | | してください。 | | 拡張可能な領域は、フレームワーク機能のリポジトリ/ログ用です。 | | | +-------------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] y [ データベース用デバイス設定 ] +-------------------------------------------------------------------+ | 通常のデバイス形式( /dev/(r)dsk/c?t?d?s? )以外のデバイスを、設定 | | する場合は、一度 ENTER KEY を入力してフルパスで設定してください。| +-------------------------------------------------------------------+ [ 現在のデータベーススペース用ローデバイス名 : /dev/rdsk/c0t1d0s4 ] データベーススペース用ローデバイス名を入力してください。 ( format : /dev/rdsk/c?t?d?s? ) ENTER ==> /dev/rdsk/c0t1d0s4 [ データベースサイズ設定 ] 1 : 簡易設定 ( 300ノードモデル) 2 : 簡易設定 (1000ノードモデル) 3 : 簡易設定 (3000ノードモデル) 4 : 直接設定 r : 前画面に戻る q : 終了 SELECT ==> 1
データベーススペース用ローデバイス名を入力します。
共有ディスクのデータベース用デバイス名を入力します。
データベースサイズを設定します。
再作成するフレームワークデータベースの領域を設定します。
→以下が表示されます。
---------------< DB再作成 ( Step 2 データ域再作成 ) >--------------| 確 認 | [ 再作成先データベース用デバイス(専用) ] データベーススペース用 (raw) : /dev/rdsk/c0t1d0s4 [ データベースサイズ設定 ] : 簡易設定(300ノードモデル) +-------------------------------------------------------------------+ | 処理を開始すると、Systemwalker Centric ManagerのDB環境を再作成 | | し、データは初期化されます。Step 1 データ退避の実行を行って | | いない場合は、必ずデータを退避してから処理を実行してください。 | +-------------------------------------------------------------------+ データ域再作成処理を開始しますか? [ y:開始 n:中止 r:修正 ] SELECT ==> y
処理を開始します。
“y”を入力します。
→以下が表示されます。
/////////// DB再作成 ( Step 2 データ域再作成 ) ////////////// =============================================================== イベントログ用データベースの削除を開始します。 =============================================================== イベントログ用データベースの削除に成功しました。 =============================================================== オブジェクトリポジトリの削除を開始します。 =============================================================== テーブルの削除を開始します。 テーブルの削除が完了しました。 datファイルの削除を開始します。 datファイルの削除が完了しました。 =============================================================== オブジェクトリポジトリの削除が完了しました。 =============================================================== データベースおよびデータベーススペースの削除が完了しました。 データベーススペース用ローデバイスへのシンボリックリンクの解除が完了しました。 データベーススペース用ローデバイスへのシンボリックリンクの作成が完了しました。 datファイルの生成が完了しました。 datファイルの作成が完了しました。 データベースおよびデータベーススペースの作成が完了しました。 =============================================================== オブジェクトリポジトリの構築を開始します。 =============================================================== datファイルの生成を開始します。 datファイルの生成が完了しました。 テーブルの生成を開始します。 0...........20..........40..........60..........80..........100 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> テーブルの生成が完了しました。 =============================================================== オブジェクトリポジトリの構築が完了しました。 =============================================================== イベントログ用データベースの構築を開始します。 =============================================================== 0...........20..........40..........60..........80..........100 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> イベントログ用データベースの構築に成功しました。 =============================================================== 処理が完了しました。ENTER キーで初期メニューに戻ります。
退避したデータベースをリストアします。
セットアップメニュー(初期メニュー)で、[5 : 保守]-[3 : DB保守]-[5 : DB再作成(Step 3 データ復元)]を選択します。
→以下が表示されます。
-----------------< DB再作成 ( Step 3 データ復元 ) >----------------| 設 定 | +-------------------------------------------------------------------+ | 【 注 意 】 | | ================================================================= | | Systemwalker Centric Manager DB環境を再作成する場合、必ず以下の | | 操作を行って下さい。(Stepの省略はできません) | | | | - Step 1 データ退避の実行 | | - 拡張用データベーススペース用パーティションの準備 | | - Step 2 データ域再作成の実行 | | - Step 3 データ復元の実行 | | | | ※ 拡張用パーティションは、DB容量の再見積もりを行った上で作成 | | してください。 | | 拡張可能な領域は、フレームワーク機能のリポジトリ/ログ用です。 | | | +-------------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] y [ 格納先ディレクトリ設定 ] 格納先ディレクトリを入力してください。 ENTER ==> /tmp/bkup
処理を確認します。
“y”を入力します。
格納先ディレクトリを指定します。
格納先ディレクトリには、データベースを退避したディレクトリをフルパスで入力します。
→以下が表示されます。
-----------------< DB再作成 ( Step 3 データ復元 ) >----------------| 確 認 | 格納先ディレクトリ : /tmp/bkup データ復元処理を開始しますか? [ y:開始 n:中止 r:修正 ] SELECT ==> y
処理を開始します。
“y”を入力します。
→以下が表示されます。
/////////// DB再作成 ( Step 3 データ復元 ) /////////////////// 処理が完了しました。ENTER キーで初期メニューに戻ります。
プライマリノードで、共有資源用パーティションをアンマウントします。
以下のコマンドを実行します。
umount /共有資源用パーティション用のマウントポイント |
プライマリノードで、運用管理サーバを起動します。
起動方法については、“クラスタシステム上の運用管理サーバを起動する”を参照してください。
Linux版の場合
プライマリノードで、運用管理サーバを停止します。
停止方法については、“クラスタシステム上の運用管理サーバを停止する”を参照してください。
プライマリノードで、ボリューム管理ソフトウェアを起動します。
ボリューム管理ソフトウェアなどを使用している場合は、Systemwalker Centric Managerで使用するボリュームを起動します。
プライマリノードで、共有資源用パーティションをマウントします。
以下のコマンドを実行します。
mount /共有資源用パーティション用のマウントポイント |
RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、プライマリノードでRDB管理情報専用パーティションをマウントします。
プライマリノードで、セットアップメニューを表示します。
以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetup |
MpFwSetup(Systemwalkerセットアップコマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
DBコンデンスを実行します。
セットアップメニューで、[5 : 保守]-[3 : DB保守]-[2 : DBコンデンス]を選択します。
→ 以下が表示されます。
[ 格納先ディレクトリ設定 ] 格納先ディレクトリを入力してください。 ENTER ==> /tmp/work
格納先ディレクトリを指定します。
格納先ディレクトリには、DBコンデンスで使用する一時作業用ディレクトリをフルパスで入力します。
→以下が表示されます。
--------------------< DBコンデンス >-----------------| 確 認 | 格納先ディレクトリ : /tmp/work DBコンデンス処理を開始しますか? [ y:開始 n:中止 r:修正 ] SELECT ==> y
DBコンデンス処理を開始します。
“y”を入力します。
→以下が表示されます。
/////////////////// DBコンデンス実行 /////////////////////// 処理が完了しました。ENTER キーで初期メニューに戻ります。
データベーススペースの空き領域を確認します。
セットアップメニュー(初期メニュー)で、[5 : 保守]-[3 : DB保守]-[1 : DB状態表示]を選択します。
→以下が表示されます。
/////////////////// DB状態表示 ////////////////////////////// データベーススペースサイズ :7876512K データベーススペース空きサイズ:7763822K 処理が完了しました。ENTER キーで初期メニューに戻ります。
DBコンデンスによりデータベーススペースに十分な空き領域が獲得できれば、対処を終了します。
Systemwalker Centric Managerの資源をバックアップします。
“バックアップ(プライマリ/セカンダリ)”を参照し、資源のバックアップを行います。
クラスタを解除します。
“運用管理サーバのクラスタの解除”を参照しクラスタの解除を行います。
拡張用データベーススペース用領域を準備します。
(DBサイズの見積もり、パーティションの準備)
クラスタのセットアップ、運用環境の復元を行います。
“リストア(プライマリ/セカンダリ)”を参照し、クラスタのセットアップおよび運用環境の復元を行います。
運用管理サーバを起動します。
起動方法については、“クラスタシステム上の運用管理サーバを起動する”を参照してください。