性能監視のAPIを用いて、トラフィック情報を獲得できます。
トラフィック情報を獲得するためのAPI一覧を以下に示します。
関数名 | 機能概要 |
---|---|
Mp_GetNodeIFTraffic | 各インタフェースのトラフィック情報の獲得 |
トラフィック情報獲得のAPI共通の動作環境、注意事項、および必要ファイルについての説明を以下に示します。
動作環境
本APIは、以下のインストール種別で動作します。
運用管理サーバ
注意事項
LIBファイル、およびINCLUDEファイルは、同じバージョン、レベルで提供されたものを使用してください。
トラフィック情報獲得のAPIを使用したアプリケーションを動作させるときに、性能監視がONの状態であることが必要です。
64bitプラットフォームで使用時の留意事項
APIは64bitのため、利用する場合は、64bitアプリケーションを作成してください。
必要ファイル
上記トラフィック情報獲得のAPIを使用するには、以下のファイルが必要となります。
【Windowsの場合】
トラフィック情報獲得の各APIは、LIBファイルに格納し、各APIで使用する定数、および構造体は、INCLUDEファイルに宣言します。
Windows for Itanium版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Lib\F3crTInf_64.lib
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Include\F3crTInf.h
Windows x64版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Lib\F3crTInf_x64.lib
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Include\F3crTInf.h
Windows for Itanium版、Windows x64版以外のWindows版の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Lib\F3crTInf.lib
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Include\F3crTInf.h
【UNIX版】
トラフィック情報獲得の各APIは、LIBファイルに格納し、各APIで使用する定数、および構造体は、INCLUDEファイルに宣言します。
/opt/systemwalker/lib/libF3crTInf.so
/opt/systemwalker/include/F3crTInf.h
コンパイル環境
コンパイル環境は以下の通りです。
【Windowsの場合】
コンパイル環境として、コンパイラは、Microsoft Visual C++ 2005を、ランタイムライブラリは“マルチスレッド(DLL)”を使用してください。
LIBファイル、およびINCLUDEファイルは、同じバージョン、レベルで提供されたものを使用してください。
【UNIXの場合】
Linux for Itaniumでは、コンパイル環境として、コンパイラはgccを、プリプロセッサオプションとして“-D__LP64__”をつけてください。
Solarisでは、コンパイル環境として、コンパイラはSun WorkShop 5.0以降を使用してください。