Systemwalker Centric Managerが提供する各APIの機能と、その役割について説明します。
システム監視のAPI
システム監視のAPIを用いることによって、アプリケーションから以下の操作を行うことができます。
監視イベントの操作
監視メッセージの操作
リモートコマンドの操作
メッセージの作成
これによって、アプリケーションから運用管理サーバに通知されるイベントを、リアルタイムに監視し、監視イベントを対処することができます。部門管理サーバ、業務サーバでは、被監視システムから通知されるメッセージを、アプリケーションから監視することができます。また、アプリケーションからリモートコマンドを発行し、リモートコマンドの実行結果データも取り出すことができます。
アクション管理のAPI
アクション管理のAPIを用いることにより、アプリケーションから以下のSystemwalker Centric Managerのアクションを実行できます。
メールの送信
音声での通知
ポップアップメッセージの送信
ショートメール送信
アクション状態の通知
これにより、アプリケーションからSystemwalker Centric Managerのアクションを利用して、メッセージをE-mail、音声、ポップアップメッセージ、ショートメールへ通知できます。
ネットワーク管理のAPI
ネットワーク管理のAPIを用いることにより、アプリケーションから以下のネットワークに対する操作ができます。
MIBファイルのロード
MIB名の変換
SNMP操作
SNMPトラップの受信
これにより、アプリケーションから特定のホストに対してSNMP操作を行い、SNMPトラップの送受信ができます。
性能監視のAPI
性能監視のAPIを用いることにより、アプリケーションから以下の性能監視情報に対する操作ができます。
トラフィック情報の獲得
これにより、アプリケーションからSystemwalker Centric Managerの性能監視機能で採取された性能監視対象の、各インタフェースのトラフィック情報を獲得し、利用できます。
返答メッセージのAPI【UNIX版】
返答メッセージのAPIを用いることにより、サーバアプリケーションで返答メッセージの発行および返答内容の受信を行うことができます。
これにより、オペレータの返答内容に応じた動作を行うプログラムを作成・実行することができます。