以下のように置き換える場合の定義例を説明します。
Event Designerの[メッセージ変換定義メンテナンス]シートを使用して、以下のように変換前のイベントを特定する条件、および変換後のメッセージを定義します。
[メッセージ変換定義メンテナンス]の項目 | 設定する内容 | 説明 |
---|---|---|
[ホスト名の特定] | (任意) | ある特定のホストから発生したメッセージだけを定義する場合は、下位コンピュータのホスト名を設定します。複数の下位コンピュータから発生するメッセージをまとめて定義する場合は、[特定しない]または、[全ての他システム]を選択します。 |
[メッセージの特定] | unix: disk full | 発生イベントのメッセージを設定します。メッセージ文字列すべてを設定する必要はありません。特殊な単語、特殊な文型があれば、それらは正規表現を用いて設定することもできます。(注1) |
[変換方法] | [ALL:全文置換え] | メッセージ全体を置き換える場合は[ALL:全文置換え]を選択します。 |
[キーワード] | - | 設定する必要はありません。 |
[マクロ名] | - | 設定する必要はありません。 |
[変換定義] | Hard: ERROR: disk full | 変換後のメッセージを設定します。ラベル、エラー種別、メッセージテキストに分割しない形式で定義します。 |
正規表現の使用方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“正規表現の設定例”を参照してください。
メッセージ内にSolarisが付加する以下の文字列がある場合、この文字列も定義することができます。
“[ID nnnnn facility.priority]”形式の文字列
nnnn : 可変の数値
エラー種別の前部分に付加される“xxxx[nnnnn]”形式の文字列から前の文字列
xxxx : アプリケーションが指定する文字列
nnnnn : プロセスID