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Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド コリレーション編

4.5.1 イベントコリレーション定義の過去定義ファイル

過去定義ファイルが出力される契機

イベントコリレーション定義の過去定義ファイルは、以下の契機で出力されます。

過去定義ファイルの出力先とファイル名

出力先

【Windows版】

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\base\defcsv\local

【UNIX版】

/var/opt/FJSVfwaos/defcsv/local

ファイル名

“ホスト名”_“日時”_“定義種別”_“出力契機”.csv

ホスト名:

サーバ自身のホスト名です。

日時:

定義を更新した日時です。形式は“YYYYMMDDhhmmss-n”です。

YYYY:

西暦年(~2038)

MM:

月 (1~12)

DD:

日 (1~31)

hh:

時 (0~23)

mm:

分 (0~59)

ss:

秒 (0~59)

n:

年から秒までが同一の場合の通番で、通常は0

定義種別:

更新した定義の種別です。“eventactdef”で固定です。

出力契機:

過去定義ファイルの更新契機です。

出力する契機となった操作により、以下の文字列が付加されます。

過去定義ファイルを出力する契機

付加される文字列

[イベント監視の条件定義]画面でイベント監視の条件定義を更新した場合

gui

aoseadef(イベント監視の条件定義のCSV反映コマンド)でイベント監視の条件定義を更新した場合

adef

poin2(イベント監視の条件のポリシーオフライン設定コマンド)コマンドでイベント監視の条件定義を更新した場合

poin2

運用管理サーバからポリシー配付でイベント監視の条件定義を更新した場合で、すぐに適用する場合

policy_now

運用管理サーバからポリシー配付でイベント監視の条件定義を更新した場合で、サービスを再起動したときに適用する場合

policy_reboot

mpaoscrdef(イベントコリレーション定義のCSV読み込みコマンド)で、イベントコリレーション定義を更新した場合

cordef

出力例)

イベントコリレーション定義を更新した場合に出力される過去定義ファイルのファイル名

Host1_200709031058590_eventactdef_cordef.csv

過去定義ファイルの形式

過去定義ファイルは、以下のCSVファイルと同じ形式で出力されています。

上記ファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

過去定義ファイルの世代数

イベントコリレーション定義の過去定義ファイルは、ノードごとに作成され、10世代まで保存されています。10世代に達した場合は、古いファイルから自動的に削除されます。

過去定義ファイルの退避と復元

過去定義ファイルは、以下の方法で退避/復元することができます。

[運用環境保守ウィザード]を使用する

退避するとき

[運用データ退避方法の選択]画面で、[退避方法]と[退避する機能]に以下を選択します。

詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用環境を退避(バックアップ)する”を参照してください。

復元するとき

[退避データ復元方法の選択]画面で、[復元する情報]に以下を選択します。

詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“バックアップデータを復元する”を参照してください。

バックアップ/リストア用コマンドを使用する

退避するとき

mpbkc(バックアップコマンド)を使用します。

オプションには、以下を指定します。

【Windows】

/FS

【UNIX】

-FS

復元するとき

mprsc(リストアコマンド)を使用します。

オプションには、以下を指定します。

【Windows】

/FS

【UNIX】

  • 運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバの場合

    -FS

  • 運用管理クライアント、クライアントの場合

    /Ln、または/Le

各コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

mppolclone(ポリシー複製コマンド)を使用する

mppolclone(ポリシー複製コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

移行用コマンドを使用する【UNIX版】

退避するとき

swmove(移行用退避コマンド)を使用します。

復元するとき

swtrans(移行用変換・登録コマンド)を使用します。

各コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。