サーバ間のイベント情報の連携を設定します。二重化運用するすべての主系サーバで、設定してください。
サーバ間連携の定義の詳細設定は、“サーバ間連携の詳細定義”を参照してください。
運用管理クライアントで、[スタートメニュー]から[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視設定]を選択します。
[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表示されますので、接続先の運用管理サーバのホスト名、ユーザ名、パスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
→[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。
[システム監視設定]ダイアログボックスで、[サーバ環境定義]ボタンをクリックします。
→[サーバ環境定義]ダイアログボックスが表示されます。
[サーバ環境定義]ダイアログボックスで、[詳細設定]ボタンをクリックします。
→[サーバ環境定義詳細]ダイアログボックスが表示されます。
[サーバ間連携機能]チェックボックスの確認
[サーバ間連携機能]チェックボックスをチェックしてください。
[サーバ間連携機能]チェックボックスがチェックされていない場合は、[連携先システム]に連携先のホストが記載されていても、サーバ間連携機能は抑止されています。
[連携先システム]に連携先のホストが記載されていても、メンテナンス作業などのためにサーバ間連携機能を一時的に抑止したい場合には、チェックをはずします。
[連携先システム]の設定
連携するシステムの一覧が以下の形式で表示されます。[連携先システム]に連携先が表示されていない場合は、[サーバ間連携機能]が選択されていても、サーバ間連携機能は使用できません。
連携情報受信日時 連携先システムの通称名 連携先システムホスト名 |
連携先システムの通称名が指定されていない場合は、“連携先システムホスト名”が表示されます。
連携情報受信日時には、サーバ間で連携情報を受信した日時が表示されます。
連携情報受信日時の表示には、以下に示す3種類があります。
[YY/MM/DD hh:mm]
[連携情報受信]ボタンにより、連携先システムで監視しているシステムの情報を獲得しています。獲得した時間が表示されます。
[??/??/?? ??:??]
連携情報受信日時の表示が“??/??/?? ??:??”の連携先システムには、同期情報は通知されません。以下の3種類の状態があります。
[連携情報受信]ボタンにより、連携先システムで監視しているシステムの情報を獲得していません。
連携先システムで監視しているシステムの情報を獲得しようとしたが失敗しました。
連携先システムで監視しているシステムがありません。
[-------- -----]
[連携先システム設定]ダイアログボックスで、[被監視システムに関係なく連携する]を選択しています。被監視システムが存在しない場合も、イベント情報を通知されています。
注意
連携先システムの連携情報を受信する
連携先システム一覧の連携情報受信日時欄に“??/??/?? ??:??”と表示されている連携先システム、およびシステム構成が変更になった連携先システムでは、必ず連携情報を受信する操作を行ってください。
[サーバ環境定義詳細]ダイアログボックスの[連携先システム一覧]から、連携情報を受信する連携先システムを一覧から選択します。
[連携情報受信]ボタンをクリックすると、連携先システム配下の被監視システムの情報を受信します。連携先システム一覧の連携情報受信日時欄には“YY/MM/DD hh:mm”形式で受信日時が表示されます。
ポイント
サーバ間連携は設定された連携先システムと連携をとります。そのため、連携先システムが複数台存在した場合、各サーバにて複数の相手サーバを[システム監視設定]-[サーバ環境定義]-[サーバ環境定義詳細]-[サーバ間連携定義]タブ-[連携先システム]で設定する必要があります。
運用管理サーバ A、B、C でサーバ間連携を実施する場合の例を以下に説明します。
運用管理サーバA の[サーバ間連携定義]タブ-[連携先システム]の設定に、“B”、“C”を設定する
運用管理サーバB の[サーバ間連携定義]タブ-[連携先システム]の設定に、“A”、“C”を設定する
運用管理サーバC の[サーバ間連携定義]タブ-[連携先システム]の設定に、“A”、“B”を設定する