構成情報や定義情報を同期させる場合には、従系の運用管理サーバで設定を変更します。
主系サーバの登録削除
以下のコマンドを実行し、従系サーバに登録した主系サーバを削除します。MpFwSetDup(運用管理サーバ二重化設定コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
【Windows】
MpFwSetDup -f rem -h 主系サーバのホスト名 |
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetDup -f rem -h 主系サーバのホスト名 |
従系サーバの設定変更
以下のコマンドを実行し、従系サーバの設定を変更します。MpFwSetDup(運用管理サーバ二重化設定コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
【Windows版】
MpFwSetDup -f chg -h 主系サーバのホスト名 [-c 0|1] |
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetDup -f chg -h 主系サーバのホスト名 [-c 0|1] |
-c:従系サーバとの接続方法を指定します。
“0”を指定した場合、常時接続になります。
“1”を指定した場合、必要時接続になります。
省略した場合、必要時接続になります。
自動アクションの抑止
特定したメッセージに対して、実行する処理(自動アクション)を事前に設定している場合、メッセージが発生すると、主系サーバと従系サーバにアクションが実行されてしまいます。(例:あるメッセージに対し、“メールで通報する”のアクションを設定している場合、複数個の同じメールが送信される)そのため従系サーバでは、自動アクションを抑止する必要があります。
従系サーバで、以下のコマンドを実行し、自動アクションを抑止します。抑止するアクションは個別に指定してください。mpaosment(自動アクションの実行抑止コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\mpaosment |
注意
V10.0以前の業務サーバ/部門管理サーバを監視対象システムに含んでいる環境で、アプリケーション/業務の監視およびワークユニットの監視を行う場合は、“アプリケーション起動”の自動アクションの抑止を行わないでください。
また、以下の場合についてもアプリケーション起動の自動アクションの抑止を行わないでください。
DMZの環境で、アプリケーション稼働スクリプトによる監視を行う場合
構成情報/ポリシーの同期