メール連携環境の定義方法について説明します。
[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視設定]を選択します。
→[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表示されます。
運用管理サーバのホスト名、ユーザ名、パスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
→[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。
[イベント監視の条件定義]ボタンをクリックします。
→[イベント監視の条件定義]ウィンドウが表示されます。
[環境設定]メニューから、[メール連携環境設定]を選択します。
→[メール連携]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
メール連携機能を使用する場合に選択します。
メール連携機能を使用する場合は、以下の定義を行います。
メールを受信するPOP3サーバ名を、256バイト以内で指定します。
POP3サーバにログインするユーザ名を、64バイト以内で指定します。
POP3サーバにログインするためのパスワードを、64バイト以内で指定します。
POP3サーバに、メールの到着を確認する時間間隔を、1から9999(分)の範囲で指定します。
ポイント
メール連携機能は、メッセージごとにほかのシステムに送信するかを指定できます。また、メッセージごとに送付先を変更することができます。ハードエラー、ネットワークエラーなどのエラーの内容によって、通知先を変更することができます。
注意
メール連携機能を使用する場合の注意事項
頻繁に発生するメッセージに対して、メール連携機能を使用しないでください。頻繁に発生するメッセージに対してメール連携機能を使用すると、送信側システム、メールサーバ、およびネットワークの負荷が増大します。
メール連携機能は、E-Mailを使用するため、必ず送信先にメッセージが送られる保証はありません。また、送られる順序の保証もありません。送信してから到着するまでに時間がかかることもあります。
メールの受信側システムでは、必ずメール連携機能を使用して受信してください。ほかのメールソフトでメールを受信し、POP3サーバから削除されると、メッセージとして扱われません。
メールの受信側システムでは、すべてのシステムから送られたメールを受信することができます。そのため、ほかのシステムからの不当なメール送信により、一つのシステムにメールが集中することがあります。このような不当な操作が行われた場合は、メール連携機能でメールを受信しないように変更し、メールの送信元を特定して対処してください。
メール連携機能で受信したメッセージは、すべてアクションの自動実行の対象となります。したがって、ホスト名やメッセージで特定しない定義を行うと、アクションが多発する可能性があります。アクションの多発を防ぐためにはホスト名を特定することで対処してください。
受信側システムが複数存在する場合は、POP3サーバを別にするか、ユーザ名を別にしてください。
メール連携の送信元のシステムに対して、以下の機能は使用できません。
リモートコマンド発行
リモートコマンド検索
メッセージ検索
返答要求メッセージへの応答
返答要求メッセージの自動削除
ポリシーの配付
opaconstat -oコマンドによる表示
送達確認
メール連携機能は、UNIX版 SystemWalker/CentricMGR 4.0のサーバに対して使用することができません。