被監視ホスト、または被監視ノード上で動作する、インターネットサーバ(DNS、SMTP、WWWサーバなど)の稼働状況を監視し、監視対象サービスが停止していた場合に、運用管理サーバへイベント通知します。また、監視対象サービスが復旧し、再びサービスが稼働状態になると、運用管理サーバへ自動対処イベントを通知します。
なお、自動対処イベントは、メール連携で通知する形態は使用できません。監視方法を以下に示します。
機能 | 監視方法 | 備考 |
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稼働監視 | 運用管理サーバから、業務サーバに対して通過するプロトコル(HTTP/SMTPなど)のポーリングを行い、サービスの異常を通知します。 | - |
サポートするサービスとその機能概要を以下の表に示します。
対象サービス | 対象プロトコル | 機能概要 |
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Web | HTTP | HTTP要求を送信し、WWWサーバの稼働状況を監視します。 |
HTTPS | SSLを利用した暗号化通信により、HTTPSに対応したWWWサーバの稼働状況を監視します。SSLを利用するための環境構築については、“S/MIME、SSLを使用したデータの暗号化”を参照してください。 | |
SOAP | SOAP要求を送信し、Webサーバの稼働状況を監視します。 | |
SMTP | SMTPサーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。 | |
POP3 | POP3サーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。 | |
DNS | DOMAIN | DNSサーバへDNSプロトコルフォーマットで要求を行い、応答通知を監視します。 |
FTP | FTP | FTPサーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。 |
News | NNTP | NNTPサーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。 |
そのほか | TELNET | TELNETサーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。 |
ICMP | 監視対象ホストに対し、echo request要求を送信し、echo reply通知を監視します。 |