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Systemwalker Centric Manager インターネット適用ガイド DMZ編

3.5.1 サービスの稼働監視

被監視ホスト、または被監視ノード上で動作する、インターネットサーバ(DNS、SMTP、WWWサーバなど)の稼働状況を監視し、監視対象サービスが停止していた場合に、運用管理サーバへイベント通知します。また、監視対象サービスが復旧し、再びサービスが稼働状態になると、運用管理サーバへ自動対処イベントを通知します。


なお、自動対処イベントは、メール連携で通知する形態は使用できません。監視方法を以下に示します。

機能

監視方法

備考

稼働監視

運用管理サーバから、業務サーバに対して通過するプロトコル(HTTP/SMTPなど)のポーリングを行い、サービスの異常を通知します。
また、業務サーバからポーリングを行い、運用管理サーバに対してサービスの異常を通知することもできます。


サポートするサービスとその機能概要を以下の表に示します。

対象サービス

対象プロトコル

機能概要

Web

HTTP

HTTP要求を送信し、WWWサーバの稼働状況を監視します。

HTTPS

SSLを利用した暗号化通信により、HTTPSに対応したWWWサーバの稼働状況を監視します。SSLを利用するための環境構築については、“S/MIME、SSLを使用したデータの暗号化”を参照してください。

SOAP

SOAP要求を送信し、Webサーバの稼働状況を監視します。

Mail

SMTP

SMTPサーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。

POP3

POP3サーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。

DNS

DOMAIN

DNSサーバへDNSプロトコルフォーマットで要求を行い、応答通知を監視します。

FTP

FTP

FTPサーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。

News

NNTP

NNTPサーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。

そのほか

TELNET

TELNETサーバへ接続要求を行い、接続可能であるかを監視します。

ICMP

監視対象ホストに対し、echo request要求を送信し、echo reply通知を監視します。