半角空白を含んだファイル名について
長いファイル名(ロングファイルネーム)をサポートしているシステム(下記のWindows OS)において、ファイル名/ディレクトリ名に半角空白を含む名前のサポート範囲は以下のとおりです。
対象のWindows OS:
Windows(R) 2000
Windows(R) XP
Windows Vista
Windows 7
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2
サポート範囲:
登録機能
すべてのサーバで使用することができます。この場合、登録ファイル名は“ ”で括って指定します。
アップロード機能
すべてのクライアントで使用することができます。この場合、アップロードファイル名は“ ”で括って指定します。
適用機能
すべてのサーバおよびクライアントで使用することができます。ただし、バッチ資源または前/後バッチによるバッチプログラムの実行はできません。
その他の機能
半角空白を含むファイル/ディレクトリは使用できません。
半角のコンマ“,”を含んだファイル名について
資源配付では、半角のコンマを区切り文字として使用しています。このため、資源配付では、半角のコンマを含んだ名前をサポートしていません。半角のコンマを含んだ名前を使用しないように注意してください。
半角空白を含んだシステム名について
資源配付のシステム名に半角空白を使用できません。DHCP/WINSのコンピュータ名およびクライアントのコンピュータ名に、半角空白を使用しないように注意してください。
個別資源の配付について
個々の資源単位の資源(個別資源)を配付する場合、配付した個別資源が、それぞれの部門管理/業務サーバ、クライアントで適用の対象となるかどうかは、配付を行う前にそれぞれのシステムにおいて、以下の設定が実施されている必要があります。
部門管理サーバ/業務サーバ
適用先IDが設定されている。
クライアント
業務構成情報が設定されている。
クライアント名重複時の対処について
資源配付は、サーバ名・クライアント名共に資源配付対象となるネットワーク内で一意な名前で識別できるようにする必要があります。状況検索の結果、重複したクライアントを検出した場合は、クライアント名が重複している旨のメッセージが表示されます。重複をなくすため、以下に示す対処を行う必要があります。
部門管理サーバ/業務サーバ
コマンドで、重複しているクライアントを削除またはクライアント名を変更する。
運用管理サーバ
[資源配付]ウィンドウまたはコマンドで重複しているクライアントを削除する。
重複クライアントが存在した部門管理/業務サーバに対して、状況検索を行う。
注意
部門管理サーバ/業務サーバ側で重複クライアントを削除せず、運用管理サーバでだけ重複クライアントを削除した場合、次回の状況検索で重複クライアントが再度できます。
なお、通知スケジュールによりクライアントの適用結果を運用管理サーバに通知した場合は、通知エラーとなり情報を通知することはできません。