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Systemwalker Centric Manager 解説書

2.4.5 Systemwalker自身の監視

Systemwalker Centric Managerでは、Systemwalker Centric Managerの運用中に発生するSystemwalker自身のトラブルを早期発見するために、Systemwalker自身を監視する以下の機能を提供しています。

イベントのスローダウン監視

運用管理サーバ上で、Systemwalker Centric Managerの監視メッセージ、または監視イベントの通知時に、イベントの大量発生などによる通知の遅延が発生した場合、遅延したことを[Systemwalkerコンソール]に通知する機能です。

Systemwalkerのプロセス監視

Systemwalker Centric Managerが動作しているサーバで、Systemwalker Centric Manager自身のプロセスが正常に稼働しているかを一定間隔で監視し、プロセスの稼働違反(起動されているべきプロセスが存在しない)を検出した場合、[Systemwalkerコンソール]に通知する機能です。

Systemwalkerのセルフチェック

プロセス監視では、検知できないOS異常やハード障害などのシステム異常時にSystemwalker Centric Managerが停止した場合、Systemwalker Centric Managerの異常として検知する機能です。

Systemwalkerセルフチェックスクリプトを使用して監視をします。

イベントトレース

表示されるべきイベント(メッセージ)が表示されない場合に、Systemwalker Centric Managerのイベント監視機能の動作を確認します。

IPC情報の一元管理

Systemwalker Centric Managerが使用するIPC資源について、使用状況を確認します。

IPC資源を回収できなかった場合には、その旨のメッセージをシスログ に出力して通知します。さらに、IPC資源状態表示コマンドにより、回収できなかった IPC資源情報を確認します。