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Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書

2.71 MpOpalsで始まるメッセージ


MpOpals: 情報: 1001: インストールレス型エージェントサービスが開始しました。

【メッセージの意味】

システム監視-インストールレス型エージェントのサービスが起動しました。

【対処方法】

対処する必要はありません。

MpOpals: 情報: 1002: インストールレス型エージェントサービスが停止しました。

【メッセージの意味】

システム監視-インストールレス型エージェントのサービスが停止しました。

【対処方法】

対処する必要はありません。

MpOpals: エラー: 1010: 初期化に失敗しました。%1-%2

【メッセージの意味】

システム監視-インストールレス型エージェントのサービス起動時に、異常が発生しました。

【パラメタの意味】

%1 : 関数名

%2 : 関数(%1)で失敗した原因

【対処方法】

関数名がmallocの場合は、メモリ不足が原因と考えられます。ページファイルのサイズを拡張するか、メモリを増設してください。

上記以外の場合は、保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取し、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpals: エラー: 1011: 未送信データ保存ファイル (%1) の読込みに失敗しました。

【メッセージの意味】

未送信データ保存ファイルの読み込みに失敗しました。

【パラメタの意味】

%1 : 上位システムに送信できなかったデータを、一次的に格納するファイルのフルパス名

【対処方法】

当メッセージの前に出力されているメッセージを参照して、ファイルの読み込みに失敗した原因を調査してください。

原因がわからない場合は、保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取し、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法各手順”の“保守情報の収集”を参照してください。

MpOpals: エラー: 1012: 未送信データ保存ファイル (%1) の書込みに失敗しました。

【メッセージの意味】

未送信データ保存ファイルの書き込みに失敗しました。

【パラメタの意味】

%1 : 上位システムに送信できなかったデータを、一次的に格納するファイルのフルパス名

【対処方法】

当メッセージの前に出力されているメッセージを参照して、ファイルの書き込みに失敗した原因を調査してください。

原因がわからない場合は、保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取し、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpals: エラー: 1013: インストールレス型エージェント監視の%1(%2) の読込みに失敗しました。%3

【メッセージの意味】

定義ファイルの読み込みに失敗しました。

【パラメタの意味】

%1 : 通信環境定義、または動作設定定義

%2 : ファイル名(フルパス)

%3 : 異常が発生した原因

【対処方法】

以下のディレクトリや配下のファイルの読み込み・書き込み権があるか、ディスクの空き容量があるかどうかを確認してください。

  • Windowsの場合 : (instdir)\mpwalker.dm\mpopals\etc

  • UNIXの場合 : /etc/opt/FJSVsals

問題がない場合は、保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取し、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpals: エラー: 1014: コマンドの実行に失敗しました。コマンド詳細:%1 詳細code=%2

【メッセージの意味】

コマンドの実行に失敗しました。

【パラメタの意味】

%1 : コマンド名

%2 : 異常が発生した原因

【対処方法】

パラメタの意味(異常が発生した原因)を参照して異常の原因を取り除いてください。

対処後も同じメッセージが出力される場合は、保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取し、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpals: エラー: 1015: サービス制御の処理で異常(%1-%2)が発生しました。

【メッセージの意味】

サービスを制御する処理で、システムエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

%1 : 関数名

%2 : 異常が発生した原因

【対処方法】

以下の対処を行ってください。

  • 関数名が「malloc」と表示されている場合

    タスクマネージャで使用メモリが多いプロセスを調査し、問題が発生していないか確認してください。また、ページファイルのサイズを拡張するか、メモリの増設を検討してください。

  • 上記以外の場合

    保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取し、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpals: 警告: 1016: 監視対象システム(%1)のメッセージが監視間隔(%2秒)の間に1000件を超えたため、最新1000件のみ監視しています。重要なメッセージが破棄されていないか%1%3を確認し、必要であればメッセージにあわせた対処を実施してください。

【メッセージの意味】

監視対象システムのメッセージが、監視間隔の間に1000件以上発生したため、最新の1000件のみを監視しました。

【パラメタの意味】

%1 : 監視対象システムのホスト名

%2 : 監視間隔

%3 : ログの種類(イベントログ、または監視ファイル(パス名))

【対処方法】

重要なメッセージが破棄されていないか、監視対象システムのログを確認してください。必要に応じて、出力されていたメッセージに合わせた対処を実施してください。

MpOpals: エラー: 1017: ソフトウェア登録レジストリのオープンに失敗しました。

【メッセージの意味】

レジストリ情報の獲得に失敗しました。

【対処方法】

Systemwalker Centric Managerをインストールしなおしてください。なお、既存データのバックアップ/リストアを行う場合は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“バックアップ/リストア”を参照してください。

MpOpals: エラー: 1018: イベントログ/システムログを監視する処理で異常(%1-%2-%3)が発生しました。

【メッセージの意味】

イベントログやシステムログを監視する処理で、システムエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

%1 : 関数名

%2 : 異常が発生したシステムのホスト名、またはIPアドレス

%3: 異常が発生した原因

【対処方法】

以下の対処を行ってください。

  • 関数名が「malloc」と表示されている場合

    タスクマネージャで使用メモリが多いプロセスを調査し、問題が発生していないか確認してください。また、ページファイルのサイズを拡張するか、メモリの増設を検討してください。

  • 上記以外の場合

    保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取し、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpals: エラー1019: %1において、%2通信を利用した監視サーバ(%3)から監視対象システム(%4)へのログインでエラーが発生しました。(%5

【メッセージの意味】

監視対象システムにログインする時にエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

%1 : 機能名(“イベント監視”または“リモートコマンド”)

%2 : エラーが発生した通信(“telnet”,“SSH”,“WMI”)

%3 : 監視サーバのホスト名

%4 : 監視対象システムのホスト名

%5 : 異常が発生した原因

【対処方法】

以下の点を確認し、異常となる原因を取り除いてください。

  • ポリシーに設定したアカウント情報に誤りがないか確認してください。

    [インストールレス型エージェント監視]画面で、監視対象システムにログインするためのアカウント情報に誤りがないかを確認してください。

    誤りを修正した場合は、再度、ポリシーを配付してください。

  • ネットワーク環境に誤りがないか確認してください。

    監視サーバ(%3)から監視対象システム(%4)へ%2の通信を使用して通信可能か確認してください。

MpOpals: エラー: 1020: %1において、監視サーバ(%2)から監視対象システム(%3)への%4通信でエラーが発生しました。ネットワーク環境に誤りがないか確認してください。

【メッセージの意味】

監視対象システムの情報を取得するときにエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

%1 : 機能名(“イベント監視”または“リモートコマンド”)

%2 : 監視サーバのホスト名

%3 : 監視対象システムのホスト名

%4 : エラーが発生した通信(“telnet”,“SSH”,“WMI”)

【対処方法】

  • ネットワーク環境に誤りがないか確認してください。

    監視サーバ(%2)から監視対象システム(%3)へ%4の通信を使用して通信可能か確認してください。

MpOpals: 警告: 1021: %1 への接続処理に失敗しました。再接続処理を行います。

【メッセージの意味】

監視対象システムとの接続処理に失敗しました。システム監視-インストールレス型エージェントが自動的に再接続処理を行います。

【パラメタの意味】

%1 : 接続に失敗した監視対象システムのホスト名またはIPアドレス

【対処方法】

自動で再接続処理を行いますので対処は不要です。ただし、以下の現象となっている場合は、次の点を確認し対処を実施してください。

  • 長時間経過しても自動再接続処理が成功せず、該当システムからのメッセージが通知されない。

    1. ネットワークの状態

    2. 監視対象システムの起動状態

MpOpals: 情報: 1022: %1への再接続処理が完了しました。

【メッセージの意味】

監視対象システムとの接続処理に失敗したため再接続処理を行っていましたが、接続が完了しました。

【パラメタの意味】

%1 : 監視対象システムのホスト名またはIPアドレス

【対処方法】

対処する必要はありません。

MpOpals: エラー: 1023: システムログの位置ファイルの書き込みに失敗しました

【メッセージの意味】

システムログのどこまで読んだかを表すファイル(位置ファイル)の書き込みに失敗しました。

【対処方法】

当メッセージの前に出力されているメッセージを参照して、失敗の原因を取り除いてください。

原因がわからない場合は、保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取し、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpals: エラー: 1024: ファイルシステムの空き領域不足のため、ファイル(%1)にデータを書き込むことができませんでした。ファイルシステムの空き領域を確保してください。

【メッセージの意味】

ファイルシステムの空き領域が不足しているため、ファイルにデータを書き込むことができませんでした。

【パラメタの意味】

%1 : 書き込みに失敗したログファイルのファイル名関数名

【対処方法】

ファイルシステムが100%使用されている場合、Systemwalker Centric Managerは正しく動作しません。以下の手順で対処してください。

  1. 不要なファイルを削除します。

  2. Systemwalker Centric Managerのサービスを再起動します。

  3. イベントビューアを使用してアプリケーションログを確認し、Systemwalker Centric Managerのエラーメッセージが出力されていないことを確認します。

MpOpals: エラー: 1159: デプロイ処理において、監視サーバ(%1)から監視対象システム(%2)への%3通信でエラーが発生しました。(%4

【メッセージの意味】

監視サーバから監視対象システム(%1)へのファイル(監視用プログラム)の転送に失敗しました。

ファイル転送失敗後に異常の原因が取り除かれた場合、転送処理のリトライにより自動的に監視が継続されます。監視対象システム(%1)からの監視メッセージが[Systemwalkerコンソール]に表示されている場合、特に対処する必要がありません。

【パラメタの意味】

%1 : 監視サーバのホスト名

%2 : 監視対象システムのホスト名

%3 : エラーが発生した通信(“SSH”,“FTP”)

%4 : 異常が発生した原因

【対処方法】

以下の点を確認して、異常の原因を取り除いてください。

  • ポリシーに設定したアカウント情報に誤りがないか確認してください。

    [インストールレス型エージェント監視]画面で、監視対象システムにログインするためのアカウント情報に誤りがないかを確認してください。誤りを修正した場合は、再度、ポリシーを配付してください。

  • 導入時に実施した環境設定に誤りがないか確認してください。

    導入時の環境設定は“導入手順書”の“Systemwalker Centric Managerを導入しないコンピュータの構築”を確認してください。

  • 監視対象システムから監視サーバにFTP接続できることを確認してください。

  • 監視サーバから監視対象システムにSSH接続できることを確認してください。

MpOpals: 警告: 1160: 監視対象システム(%1)へ転送したファイル(%2)の削除に失敗しました。

【メッセージの意味】

監視対象システム(%1)が監視対象からはずれたため、監視対象システム(%1)へ転送したファイル(監視用プログラム)の削除処理を行いましたが、削除に失敗しました。

失敗の原因として、以下が考えられます。

  • 監視対象システム(%1)が電源切断状態

  • 監視サーバと監視対象システム(%1)の間のネットワークが通信不可

  • 監視対象システム(%1)において、転送したファイルのアクセス権が変更されている

  • 監視対象システム(%1)において、他のプロセスがファイルをロックしている

【パラメタの意味】

%1 : 監視対象システムのホスト名

%2 : 削除に失敗したファイルの格納ディレクト

【対処方法】

監視対象システム(%1)に接続して、ファイルの格納ディレクトリ(%2)を削除してください。

運用管理サーバ二重化で運用中の場合、監視対象システムをすべての運用管理サーバの監視対象から外した後に、ファイルの格納ディレクトリ(%2)を削除してください。

MpOpals: エラー: 1165: 監視対象システム(%1)にデプロイ先のパス(%2)が見つかりません。デプロイ先のパスが存在するか確認してください。

【メッセージの意味】

[インストールレス型エージェント監視[通信環境]]画面で設定した“デプロイ先のパス”(%2)が監視対象システム(%1)に存在しません。

【パラメタの意味】

%1 : 監視対象システムのホスト名

%2 : デプロイ先のパス

【対処方法】

“デプロイ先のパス”で設定したパスに誤りがないか確認してください。

誤りがない場合、監視対象システム(%1)上に“デプロイ先のパス”で設定したディレクトリを作成してください。

MpOpals: 警告: 1168: 最新のイベントログを正しく監視できませんでした。重要なメッセージがないか%1のイベントログを確認し、必要であればメッセージにあわせた対処を実施してください。

【メッセージの意味】

監視対象システム(%1)のイベントログからメッセージを取得する処理でタイムアウトが発生したため、過去に出力されたメッセージを破棄しました。監視対象システムにおいて、前回監視に成功してから今回監視するまでの間に大量のメッセージが発生しています。

【パラメタの意味】

%1 : 監視対象システムのホスト名

【対処方法】

監視対象システム(%1)のイベントログにメッセージが大量に通知されていないかなどを確認し、大量に通知されている場合は、その原因を取り除いてください。

重要なメッセージが破棄されていないか、監視対象システムのイベントログを確認してください。必要に応じて、出力されているメッセージにあわせた対処を実施してください。

MpOpals: エラー: 1501: リモートコマンドの処理で異常(%1-%2)が発生しました。

【メッセージの意味】

リモートコマンドの処理で、システムエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

%1 : 関数名

%2 : 異常が発生した原因

【対処方法】

以下の対処を行ってください。

  • 関数名が「malloc」と表示されている場合

    タスクマネージャで使用メモリが多いプロセスを調査し、問題が発生していないか確認してください。また、ページファイルのサイズを拡張するか、メモリの増設を検討してください。

  • 上記以外の場合

    保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取し、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。