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Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書

2.23 MpAppalsで始まるメッセージ

注意

記号:[*]について

記号:[*]は、UNIX版、Windows版の共通メッセージとして説明しています。メッセージの形式は若干違いがありますが、Windows版の形式で説明しています。UNIXの場合、MpAppals: 情報: …の“情報”の部分を、以下のように読み替えてください。

Windows版での表記

UNIX版での表記

エラー

ERROR

警告

WARNING

情報

INFO

[*]MpAppals: エラー: 11: アプリケーション監視定義ファイルの読み込みに失敗しました。
[*]MpAppals: ERROR: 11: Failed to read Application Performance Monitoring definition file.

【メッセージの意味】

アプリケーションの監視に必要なファイルの読み込みに失敗しました。

【システムの処理】

アプリケーションの監視を中止します。

【対処方法】

“デプロイ方式のパス”で指定したディレクトリ配下のファイル/ディレクトリのアクセス権を確認してください。アクセス権に問題がない場合は、“デプロイ方式のパス”で指定したディレクトリ配下のすべてのファイルを採取し、技術員に連絡してください。

[*]MpAppals: エラー: 12: アプリケーション監視定義ファイルの内容が正しくありません。
[*]MpAppals: ERROR: 12: Specified Application Performance Monitoring definition file invalid.

【メッセージの意味】

アプリケーションの監視に必要なファイルの形式が正しくありません。ファイルが壊れている可能性があります。

【システムの処理】

アプリケーションの監視を中止します。

【対処方法】

再度、ポリシーを配付してください。配付してもメッセージが出力される場合は、“デプロイ方式のパス”で指定したディレクトリ配下のすべてのファイルを採取し、技術員に連絡してください。

[Windows]MpAppals: エラー: 13: アプリケーション監視ファイルの読み込みに失敗しました。
[Windows]MpAppals: ERROR: 13: Failed to read a file for application monitoring.

【メッセージの意味】

アプリケーションを監視するためのファイルの読み込みに失敗しました。ファイルへのアクセス権が変更されているか、他プロセスがファイルをロックしている可能性があります。

【システムの処理】

アプリケーションの監視を中止します。

【対処方法】

“デプロイ方式のパス”で指定したディレクトリ配下のファイル/ディレクトリのアクセス権を確認してください。アクセス権に問題がない場合は、再度、ポリシーを配付してください。ポリシーを配付してもメッセージが出力される場合は、“デプロイ方式のパス”で指定したディレクトリ配下のすべてのファイルを採取し、技術員に連絡してください。

[Windows]MpAppals: エラー: 14: アプリケーション監視ファイルの書き込みに失敗しました。
[Windows]MpAppals: ERROR: 14: Failed to write to a file for application monitoring.

【メッセージの意味】

アプリケーションを監視するためのファイルへの書き込みに失敗しました。ファイルへのアクセス権が変更されているか、他プロセスがファイルをロックしている可能性があります。

本メッセージが出力された場合、次回の監視(監視間隔で指定した時間が経過後の監視)は正しく行われない可能性があります。

【対処方法】

メッセージが一定間隔(監視間隔で指定した時間)で出力される場合は、以下の対処を実施してください。同じメッセージが監視間隔で指定した時間後に出力されない場合は、問題が解消されているため、対処の必要はありません。

“デプロイ方式のパス”で指定したディレクトリ配下のファイル/ディレクトリのアクセス権を確認してください。アクセス権に問題がない場合は、再度、ポリシーを配付してください。ポリシーを配付してもメッセージが出力される場合は、“デプロイ方式のパス”で指定したディレクトリ配下のすべてのファイルを採取し、技術員に連絡してください。

[Windows]MpAppals: エラー: 15: アプリケーションの監視に失敗しました。
[Windows]MpAppals: ERROR: 15: Failed to monitor an application.

【メッセージの意味】

アプリケーションの情報を取得する処理に失敗しました。

【システムの処理】

アプリケーションの監視を中止します。

【対処方法】

Windowsの場合

“Windows Management Instrumentation”サービスが起動されていることを確認してください。

サービスが起動されている場合は、再起動してください。再起動しても状況が改善されない場合は、“デプロイ方式のパス”で指定したディレクトリ配下のすべてのファイルを採取し、技術員に連絡してください。

UNIXの場合

“デプロイ方式のパス”で指定したディレクトリ配下のすべてのファイルを採取し、技術員に連絡してください。

[*]MpAppals: エラー: 101: %1が%2から%3までの稼動ポリシーに違反しました。(%4)
[*]MpAppals: ERROR: 101: %1 violated the operation policy from %2 to %3.(%4)

【メッセージの意味】

稼働ポリシーで設定した稼働監視時間帯にアプリケーションが稼働していません。

インストールレスアプリケーション監視機能では、%2 と %3 には、0:00が設定されます。

【パラメタの意味】

%1: アプリケーション名

%2: 監視時間帯の範囲(開始時刻)

%3: 監視時間帯の範囲(終了時刻)

%4: アプリケーションのパス

インストールレスのアプリケーション監視機能では、%2、%3(監視時間帯の範囲(開始時刻/終了時刻))には、“0:00”が設定されます。

【対処方法】

アプリケーションが停止している原因を対処して、アプリケーションを起動してください。

[*]MpAppals: エラー: 102: %1が%2から%3までの稼動ポリシーに違反しました。稼動時間 (%4-%5)(%6)
[*]MpAppals: ERROR: 102: %1 violated the operation policy from %2 to %3. Operation hour (%4 - %5)(%6)

【メッセージの意味】

稼働ポリシーで設定した稼働監視時間帯にアプリケーションが稼働していません。

インストールレスアプリケーション監視機能では、%2 と %3 には、0:00が設定されます。

【パラメタの意味】

%1: アプリケーション名

%2: 監視時間帯の範囲(開始時刻)

%3: 監視時間帯の範囲(終了時刻)

%4: 最初に稼働が確認された時刻

%5: 最後に稼働が確認された時刻

%6: アプリケーションのパス

インストールレスのアプリケーション監視機能では、%2、%3(監視時間帯の範囲(開始時刻/終了時刻))には、“0:00”が設定されます。

【対処方法】

アプリケーションが停止している原因を対処して、アプリケーションを起動してください。

[*]MpAppals: 警告: 103: %1のプロセス数[%2]は下限[%3]を下回っています。稼働時間帯[%4]から[%5]の稼動ポリシーに違反しました。(%6)
[*]MpAppals: WARNING: 103: Process number %2 of %1 is lower than lower limit %3. It violated the operation policy from %4 to %5.(%6)

【メッセージの意味】

動作しているプロセス数が稼働ポリシーで設定したプロセス数の下限値を下回りました。

【パラメタの意味】

%1: アプリケーション名

%2: プロセス数の現在値

%3: プロセス数の指定した下限値

%4: 監視時間帯の範囲(開始時刻)

%5: 監視時間帯の範囲(終了時刻)

%6: アプリケーションのパス

【対処方法】

アプリケーションのプロセス数が不足している原因を取り除いてください。

[*]MpAppals: 警告: 104: %1のプロセス数[%2]は上限[%3]超過です。稼働時間帯[%4]から[%5]の稼動ポリシーに違反しました。(%6)
[*]MpAppals: WARNING: 104: Process number %2 of %1 is upper limit %3 excess. It violated the operation policy from %4 to %5.(%6)

【メッセージの意味】

動作しているプロセス数が稼働ポリシーで設定したプロセス数の上限値を上回りました。

【パラメタの意味】

%1: アプリケーション名

%2: プロセス数の現在値

%3: プロセス数上限値

%4: 監視時間帯の範囲(開始時刻)

%5: 監視時間帯の範囲(終了時刻)

%6: アプリケーションのパス

【対処方法】

アプリケーションのプロセス数が超過している原因を取り除いてください。

[*]MpAppals: 情報: 105: %1が稼動ポリシー違反から復旧しました。(%2)
[*]MpAppals: INFO: 105: %1 was restored from the violation of the operation policy. (%2)

【メッセージの意味】

稼動ポリシー違反から復旧しました。

【パラメタの意味】

%1: アプリケーション名

%2: アプリケーションのパス

【対処方法】

対処の必要はありません。