【Windows版の場合】
[手順:hostA側]
他製品クライアントがネーミングサービスとしてリモート参照しているコンピュータ(図“運用管理サーバ + 他製品クライアント”のhostA)に、Administratorsグループに所属するユーザでログオンします。
ObjectDirector上で動作しているアプリケーションが存在する場合は、そのアプリケーションを終了させます。
[コントロールパネル]または[管理ツール]の[サービス]で、“OD_start”サービスおよび“Naming Service”サービスが停止状態の場合は、これらのサービスを起動します。
[手順:hostB側]
次に、運用管理サーバをインストールしたコンピュータ(図“運用管理サーバ + 他製品クライアント”のhostB)にAdministratorユーザでログオンします。
注意
“Administrator”ユーザのユーザ名を変更している場合は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“Administratorユーザ(ビルトインアカウント)についての注意事項【Windows版】”を参照してください。
スタートメニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択します。
[運用環境保守ウィザードへようこそ]画面で[次へ]ボタンをクリックします。
[処理の選択]画面で[実施する処理]として[運用環境の削除]を選択し、データベースの削除を行います。これにより“環境作成手順”でネーミングサーバとして指定したリモートコンピュータ上のネーミングサービスに対して登録した運用管理サーバのネーミング情報が自動的に削除されます。さらにローカルコンピュータ上に登録した運用管理サーバ用のObjectDirector環境が自動的に削除されます。
[手順:hostA側]
再度、他製品クライアントがネーミングサービスとしてリモート参照しているコンピュータに戻り、[コントロールパネル]または[管理ツール]の[サービス]で、“OD_start”サービスを停止します。
“環境作成手順”でパラメタ値を編集する前に退避しておいたconfigファイルを元に戻します。
[手順:運用管理クライアント側]
特別な定義は必要ありません。通常運用と同じ方法で定義を削除します。
【UNIX版の場合】
[手順:hostA側]
他製品クライアントがネーミングサービスとしてリモート参照しているコンピュータ(図“運用管理サーバ + 他製品クライアント”のhostA)に、スーパーユーザとしてログインします。
ObjectDirector上で動作しているアプリケーションが存在する場合は、そのアプリケーションを終了させます。
逆に、ObjectDirectorおよびネーミングサービスが停止している場合は起動します。
【Solaris版の場合】
# OD_HOME=/opt/FSUNod # export OD_HOME # /opt/FSUNod/bin/S99startod # /opt/FSUNod/bin/CosNaming_s&
【Linux版の場合】
# OD_HOME=/opt/FJSVod # export OD_HOME # /opt/FJSVod/bin/S99startod # /opt/FJSVod/bin/CosNaming_s&
[手順:hostB側]
次に、運用管理サーバをインストールしたコンピュータ(図“運用管理サーバ + 他製品クライアント”のhostB)にスーパーユーザとしてログインします。
以下のSystemwalkerセットアップコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/MpFwSetup
[セットアップメニュー]の初期画面で2を入力し、[2: Systemwalker Centric Manager環境削除]を選択します。これにより“環境作成手順”でネーミングサーバとして指定したリモートコンピュータ上のネーミングサービスに対して登録した運用管理サーバのネーミング情報が自動的に削除されます。さらにローカルコンピュータ上に登録した運用管理サーバ用のObjectDirector環境が自動的に削除されます。
“環境作成手順”の処理で修正したinitial_hostsファイルを元に戻します。
【Solaris版の場合】
# vi /etc/opt/FSUNod/initial_hosts # initial_hosts for ObjectDirector # # host port hostA 8002
【Linux版の場合】
# vi /etc/opt/FJSVod/initial_hosts # initial_hosts for ObjectDirector # # host port # hostA 8002
[手順:hostA側]
再度、他製品クライアントがネーミングサービスとしてリモート参照しているコンピュータ(図“運用管理サーバ + 他製品クライアント”のhostA)に戻り、ObjectDirectorを停止します。
【Solaris版の場合】
# OD_HOME=/opt/FSUNod # export OD_HOME # /opt/FSUNod/bin/OD_stop
【Linux版の場合】
# OD_HOME=/opt/FJSVod # export OD_HOME # /opt/FJSVod/bin/OD_stop
“環境作成手順”のパラメタ値を編集する前に退避しておいたconfigファイルを元に戻します。
【Solaris版の場合】
# cp /export/home/config /etc/opt/FSUNod
【Linux版の場合】
# cp /export/home/config /etc/opt/FJSVod
[手順:運用管理クライアント側]
特別な定義は必要ありません。通常運用と同じ方法で定義を削除します。