ページの先頭行へ戻る
Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド

D.3.1 ディレクタデータファイルのサイズ

ディレクタデータファイルのサイズの見積り式について以下に示します。


ダイレクトアクセス機能を使用しない場合

定義単位

変動要因

サイズ(バイト)

ディレクタデータファイル

  • r:レコードの平均サイズ

  • DAn:追加レコード件数 (注1)

  • Un:更新レコード件数 (注2)

  • Fα:安全率(1.3以上)

46,000 + ((76 + r) × (DAn + Un)) ×Fα

注1)追加レコード件数とは、shundimportコマンドまたはアプリケーションから追加する総レコード件数です。
注2)更新レコード件数とは、shundcdsコマンドを実行するまでに更新または削除を行ったレコード件数です。


見積り例

ディレクタデータファイルのサイズの見積り例を以下に示します。


変動要因が以下の条件の場合

46,000 + ((76 + 4,000) × (100,000 + 1,000)) × 1.3 
= 535,224,800バイト(約511MB)

ダイレクトアクセス機能を使用する場合

定義単位

変動要因

サイズ(バイト)

ディレクタデータファイル

  • r:レコードの平均サイズ

  • DAn:追加レコード件数 (注1)

  • Un:更新レコード件数 (注2)

  • DKz:ダイレクトアクセスキーの平均サイズ (注3)

  • Fα:安全率(1.3以上)

46,000 + ((92 + r + DKz) × (DAn + Un)) × Fα

注1)追加レコード件数とは、shundimportコマンドまたはアプリケーションから追加する総レコード件数です。
注2)更新レコード件数とは、shundcdsコマンドを実行するまでに更新または削除を行ったレコード件数です。
注3)ダイレクトアクセスキーの平均サイズとは、1レコード中に記載されているダイレクトアクセスキー対象要素の平均サイズです。


見積り例

ディレクタデータファイルのサイズの見積り例を以下に示します。


変動要因が以下の条件の場合

46,000 + ((92 + 4,000 + 12) × (100,000 + 1,000)) × 1.3 
= 538,901,200バイト(約514MB)

注意

  • director用動作環境ファイルのMaxDataFileSizeパラメタには、ディレクタデータファイルのサイズの見積り結果を指定してください。

  • shundcdsコマンドによるディレクタデータファイルの最適化を行う場合は、一時的にディレクタデータファイルの2倍のサイズのディスク領域を使用します。そのため、ディレクタデータファイルを配置するディスクには、ディレクタデータファイルのサイズの見積り結果の2倍以上の空き領域が必要です。