ここでは、Shunsakuシステムの保守作業について説明します。
保守作業として、以下の操作があります。
システムの構成変更
searcherの追加およびサーチサーバの増設
directorの追加およびディレクタサーバの増設
sorterの追加およびソートサーバの増設
searcherの削除
directorの削除
sorterの削除
データ挿入先の変更
データの最適化
サーチデータの再配置
ディレクタデータファイルの最適化
システムの構成変更およびデータの最適化について、それぞれの保守操作を実行する目安を以下に示します。
システムの構成変更
システムの構成変更のうち、サーチサーバの増設、ディレクタサーバの増設、およびソートサーバの増設について、それぞれの保守作業を実行する目安を以下に示します。
データの最適化
shundstateコマンドで表示される、各接続searcher情報のデータ量を比較して、データ量が均等でない場合は、サーチデータの再配置を行ってください。
shundstateコマンドで表示される、サーチデータファイルのフラグメンテーション率を参照して、サーチデータファイルの中に無駄な領域が増えている場合は、サーチデータの再配置を行ってください。
ポイント
データの更新や削除が頻繁に発生すると、ディスク上に無駄な領域の発生し、検索性能が劣化します。無駄な領域が増え続けると、ディスク容量不足による業務停止に陥る場合がありますので、効率的にサーチデータの再配置を行ってください。