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Interstage Shunsaku Data Manager インストールガイド

6.5.4 Shunsaku V9.0.1とV9.0.2の差異

V9.0.2では、V9.0.1以前と比べて以下の機能の動作に違いがあります。

C API

Shunsakuの64ビット対応に伴い、Shunsaku Fileを操作する場合に使用する関数を変更しました。

このため、ShunGetConnectAttr関数またはShunSetConnectAttr関数を利用して32ビット用アプリケーションを64ビット用に移行する場合、関数の変更が必要になります。詳細については、“アプリケーション開発ガイド”の“32ビットから64ビットへの移行時の注意”を参照してください。

V9.0.1では、以下の関数を用いてShunsaku Fileを操作していました。

V9.0.2では、以下の新しい関数を用いてShunsaku Fileを操作します。

APIが使用する接続先ポート番号

OSが動的使用するポート番号との重複を避けるため、API用動作環境ファイルまたはアプリケーションに接続先ポート番号の指定がない場合に、APIが使用する接続先ポート番号(省略値)を以下に変更しました。

Shunsakuのバージョン

省略時の接続先ポート番号

V9.0.1以前

33101

V9.0.2

23101

API用動作環境ファイルに接続先ポート番号の指定がない、かつ以下の関数またはメソッドをアプリケーションで使用してShunsakuに接続している場合は、システム用動作環境ファイルのConductorパラメタの受付要求ポート番号を“23101”に変更してください。

API

関数またはメソッド

Java API

ShunConnectionクラスの引数なしのコンストラクタ

.NET API

ShunServiceクラスの引数なしのコンストラクタ

C API

ShunConnect関数のパラメタPort_Numberに0を指定

“23101”が他のシステムで使用済みの場合は、OSが動的使用するポート番号と重複しない番号を割当ててください。この場合、API用動作環境ファイルに接続先のポート番号を設定する、またはアプリケーションでポート番号を指定するよう、修正してください。

参照

  • API用動作環境ファイルに接続先のポート番号を設定する方法は、“アプリケーション開発ガイド”の“API用動作環境ファイルの設定によりコネクションを確立する方法”を参照してください。
    アプリケーションでポート番号を指定する方法は、“アプリケーション開発ガイド”の“ホスト名とポート番号を直接指定する方法”を参照してください。

  • システム用動作環境ファイルの詳細については、“導入・運用ガイド”の“システム用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。

  • API用動作環境ファイルの詳細については、“アプリケーション開発ガイド”の“API用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。