ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド Windows編

9.5.2 セカンダリノード

Systemwalker Centric Manager V13.4.0のセカンダリノードを、以下の手順で移入します。以下の手順を実施すると、[運用環境保守ウィザード]の処理の中で、Systemwalker Centric Managerのサービスが停止します。また、Systemwalker Operation Managerがインストールされている場合は、Systemwalker Operation Managerのサービスも同時に停止します。

  1. Systemwalker Centric Manager V13.4.0にバージョンアップします。

    インストール方法については、“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”を参照してください。

  2. 共有ディスクをオンラインにします。

    詳細については、“共有ディスクのオンライン化”を参照してください。

  3. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択します。

    →[運用環境保守ウィザード]ウィンドウが表示されます。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    →[処理の選択]ダイアログボックスが表示されます。

  5. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    • [実施する処理]
      [運用環境の復元]を指定します。

    • [退避データ格納先]
      バックアップデータの格納先を指定します。

    →[運用形態の設定]ダイアログボックスが表示されます。

  6. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    設定する項目

    説明

    [運用形態]

    “クラスタ運用 - セカンダリノード”を指定します。

    [物理DISKリソース名]

    プライマリノード構築時に指定した物理ディスクリソースを選択します。

    →[各種データベース作成情報の入力]ダイアログボックスが表示されます。

  7. 各データベースの設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →[退避データ復元方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。

  8. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    • [復元方法]
      [すべての機能の運用データを復元する]を指定します。

    →[設定内容の確認]ダイアログボックスが表示されます。

  9. [設定内容の一覧]で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →[処理の実行]ダイアログボックスが表示され、処理を実行します。

  10. [処理完了]ダイアログボックスが表示されます。

    [完了]ボタンをクリックします。

    この操作を行った後、クラスタアドミニストレータの画面では"CentricMGR RDB"リソースが一時的に障害状態になりますが、対処は必要ありません。後続の手順(Systemwalker Centric Managerの再起動)で解消され、オンライン状態になります。

  11. ポリシーモードを設定します。

    プライマリノードで設定したモードと同じモードに設定します。

    mpbcmpolmode (監視ポリシー管理形式の変更コマンド)については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  12. 以下のグループの所有権をプライマリノードへ移動させます。

    • CentricManagerのグループ

    • Quorumディスクが属するグループ