Linkexpress メッセージ集
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目次
索引

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TR14021,TR24021,TR34021
Communication resource allocation error(message) |
TRNの通信資源の獲得に失敗しました(message) |
[メッセージ種別]
エラー
[メッセージの意味]
データ転送機能の通信資源(内部作業領域)の獲得に失敗しました。
[パラメタの意味]
message : システムエラー・メッセージを示します。
[オペレータの処置]
システムエラー・メッセージを確認し、エラーの原因を取り除いてください。
以下の条件の場合、本メッセージが出力されることがあります。
- ネットワーク定義のアプリケーション通信監視時間(path定義命令のappltimeオペランドに0以外を指定した通信パスで、データ転送機能がタイマ監視によりエラー処理を実施しました。
appltimeオペランドについては、「導入ガイド」の「6.5.5.7.5 appltimeオペランド(path定義命令)」
- 業務実行中にFORCEモードでLinkexpressが停止されました。
- UNIXサーバの場合、通信プロトコルがFNA(HICS)で、相手システムの回線種別に特定回線(DIAL=NO)を指定しています。
- UNIXサーバの場合、ネットワーク定義におけるnodeオペランド命令のnameオペランドに定義された相手システム名とhostsファイルに定義された相手システム名に大文字と小文字の違いがあります。
- messageの通知内容に"Cannot allocate memory"、または"Not enough space"が出力される場合、ジョブ起動要求に対する結果通知の受付上限値に達している可能性が考えられます。このため、結果通知(lxrspjobコマンド、rspjob関数またはResponseJobメソッド)の発行状態を確認してください。結果通知が未発行またはエラー終了していることが考えられます。エラーの原因を取り除いてからlxrspjobコマンド、rspjob関数またはResponseJobメソッドで結果通知を発行してください。なお、メモリ上の情報をクリアするためには、Linkexpressの再起動が必要です。
- messageの通知内容が"No space left on device"の場合、システムのカーネルパラメタmsginfo_msgmniが不足している可能性があります。msginfo_msgmniの指定値を増やしてください。
また、messageの通知内容が"no error"または"Error 0"の場合、以下の原因が考えられます。
- データ転送中に利用者プログラムまたは転送コマンドが停止されました。
- データ転送中にLinkexpressが停止されました。
- SNDFILE、RCVFILE、SNDMSG、またはEXEJOBのassoc_contにDTS_API_CONT(継続)を指定している場合に、その転送完了後にコネクション切断を行わずに利用者プログラムが終了しました。
- 応答側利用者プログラムの処理でTRANCOMPのappl_contにDTS_API_APLCONT(継続)と指定している場合に、TRANCOMP発行後に次の転送を受け付けるためのGETINFを発行しないで利用者プログラムが終了しました。
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