Linkexpress 導入ガイド
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付録A 接続定義サンプル> A.5 定義サンプル

A.5.8 ネットワーク定義のサンプル(SAN連携)

SAN連携用のネットワーク定義例は以下のとおりです。

この定義例はグローバルサーバ/PRIMEFORCEのLinkexpress SAN optionを相手システムとしています。

[テキストエディタで表示した定義ファイル]

#   ネットワーク定義
#     a)APIによるLinkexpress利用
begin
#
comdef  scale=16,n
        history=no
        node=source_system ・・・・・・・・・・・・    (1)
# 相手システム
node    name=dest_system   ・・・・・・・・・・・・    (2)
        path=path          ・・・・・・・・・・・・    (3)
# 通信パス
path    name=path
        req_path=1         ・・・・・・・・・・・・    (4)
        ind_path=1         ・・・・・・・・・・・・    (5)
        appl=@_USRAPL      ・・・・・・・・・・・・    (6)
        protocol=SAN       ・・・・・・・・・・・・    (7)
        combuf=655360
        devicename= /dev/dsk/c1t3d0s6・・・・・・・    (8)
        recvtime=6         ・・・・・・・・・・・・    (9)

# 利用者プログラム
appl    name=@_USRAPL
        applpath=d:\user.dir\respapl1.exe
#
end

(1) 自システムの名前をsource_systemとします。

(2) 相手システムの名前をdest_systemとします。

(3) path名をpathとします。

(4),(5) グローバルサーバ/PRIMEFORCE間の業務番号を1とします。

(6) 利用者プログラムの応用プログラム名を@_USRAPLとします。

(7) 通信プロトコルをSANとします。

(8) デバイス名を/dev/dsk/c1t3d0s6とします。

(9) 無通信監視時間を3(分)とします。

[環境定義ユーティリティの編集画面]

環境定義ユーティリティでサンプルを表示した時のネットワーク構成および各カストマイズ情報は以下のとおりです。サンプルの各オペランドと各設定情報項目の対応を括弧付き数字で示しています。なお、定義画面ではネットワーク定義だけを読み込んでいるため、自サーバ名は自動設定された名前が表示されています。

(自サーバの設定情報)

(相手システムおよび通信パスの設定情報)

注) 無通信監視時間は詳細モードの定義画面で表示されます。


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