Linkexpress 導入ガイド
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第9章 セキュリティの設定(Linkexpressサーバ)> 9.2 システムのセキュリティ情報の設定

9.2.1 セキュリティチェックの実行契機

■利者認(ログン検)

不当な利用者からLinkexpressが利用されるのを未然に防止するために、Linkexpressへアクセスする利用者を管理します。ログイン検査で利用者として認証されなかった場合は、サービスを利用することができません。

ログイン検査では、以下の契機に通知されるセキュリティパラメタをもとに利用者の認証が行われます。ログイン検査で利用者として認証されなかった場合は、Linkexpressの各種サービスは利用できません。

注) APIおよびファイル転送コマンドで提供している機能です。

■アクセス権許可検査

自システム内のファイルデータの漏えい・破壊を防止するために、ファイルのアクセス者を管理することで、自システムおよび相手システムからの不当な利用者によるアクセスを防止します。

アクセス権許可検査では、転送ファイルのパーミッションとセキュリティパラメタをもとにアクセス権がチェックされます。アクセス権許可検査で利用者として認証されなかった場合は、ファイル転送のサービスは利用できません。

チェック対象のセキュリティ情報が以下の条件を満たす場合、ファイルに対するアクセス許可があるとみなされます。

注)UNIXサーバの場合、ファイルを受信するディレクトリに以下のアクセス権が必要です。

また、以下の注意事項があります。

■起動ジョブの実行資格

起動ジョブの実行資格は、ジョブの起動システムに応じて以下の観点で行われます。


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