Linkexpress 導入ガイド
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第3章 Linkexpressサーバの導入> 3.3 TCP/IP利用時の考慮

3.3.2 DNSを利用する場合

TCP/IPを利用する場合に完全ドメインを利用して相手システムを指定することができます。起動側システムがネットワーク定義に指定された情報を元に応答側システムのIPアドレスを特定する方法を以下に示します。(注)

注) FTP系の場合、lnkexpf以外のサービス名を使用した通信パスでは、完全ドメイン名による相手システムの指定はできません。自システムのhostsファイルに接続相手となるすべての相手システムを記述してください。

[完全ドメイン名の記述方法]

ネットワーク定義では以下のオペランドの組み合わせで完全ドメイン名を表現します。
また、DNSに応答側システムの情報を設定する必要があります。

(完全ドメイン名の例)

http://xxxxx.kobe.jp:80

(ネットワーク定義)

protocol=HTTP      ・・・・・・・・  プロトコル名
node=xxxxx         ・・・・・・・・  ホスト名
domain=kobe.jp     ・・・・・・・・  ドメイン名部分
port=80            ・・・・・・・・  ポート番号

[ファイル名の指定方法]

Linkexpress Enterprise Edition、またはLinkexpress Advanced Editionで以下のURLアドレスを表現する場合、業務定義のprtfileオペランドやAPIのremote_filenameなどで"test/Readme.txt"と指定します。TCP/IP(HTTP系)のみの指定方法です。

http://xxxxx.kobe.jp/test/Readme.txt
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 (ネットワーク定義)  ファイル名の指定

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