リスナーリソース異常による userApplication のフェイルオーバ、または縮退が発生した場合のトラブル事例です。
[ケース1]
PRIMECLUSTER RMS のリソース設定 (特に TNSName) が誤っている場合にリソース異常となります。
clorainfo -c コマンドを実行してリソース設定情報を確認できます。次に示す設定情報が実際の環境と一致していることを確認してください。(参考「4.6 clorainfo - 設定情報や監視状態の表示」)
Oracle ユーザー名
リスナー名
TNSName (ネット・サービス名)
一致していなかった場合、正しい設定に変更してください。(参考「第2章 環境設定」)
[ケース2]
tnsnames.ora のネット・サービス名の設定が誤っている場合に発生します。
tnsnames.ora を確認し、ネット・サービス名が誤っていないか確認してください。