名前
rdbcpraw - Symfoware/RDBの資源複写
形式
rdbcpraw -i 入力ファイル名 -o 出力ファイル名
機能説明
ローデバイスに配置した、Symfoware/RDBの資源を複写します。
本コマンドは、Linuxの場合に利用できます。
本コマンドでは、以下の資源を複写できます。
RDBディクショナリ
RDBディレクトリファイル
ユーザロググループ用RDBディレクトリファイル
データベーススペース
退避データベーススペース
ロググループ管理ファイル
ログ管理ファイル
テンポラリログファイル
アーカイブログファイル
インダウトログファイル
監査ログデータベース
オプション
入力元のローデバイス名、ファイルパス名または文字型特殊装置(/dev/st*または/dev/nst*)を指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。
出力先のローデバイス名、ファイルパス名または文字型特殊装置(/dev/st*または/dev/nst*)を指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。
使用例
ローデバイスに配置されたデータを、外部ファイルへ退避します。
rdbcpraw -i /dev/raw/raw1 -o /tmp/data1
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
注意
本コマンドは、Symfoware/RDBの資源以外に使用しないでください。
本コマンド実行中に入力ファイルが更新された場合、複写内容は保証されません。
本コマンド実行前に出力先の空き容量が入力元の容量以上あるか確認してください。容量が不足した場合、本コマンドは異常終了します。
出力先がすでに存在する場合、出力先に保存されているデータは上書きされます。
入力ファイルがローデバイスであり、そのブロック数が奇数である場合、使用できない最終ブロックは複写しません。そのため、コマンド正常終了時に出力する転送サイズが、入力のローデバイスの割当てサイズより小さい場合があります。