名前
rdbclrf - ファイルまたはローデバイスの内容消去および削除
形式
rdbclrf { ファイル名 | ローデバイス名 } [ { ファイル名 | ローデバイス名 } ... ]
機能説明
ファイルまたはローデバイスの内容を消去します。
また、ファイルを削除します。
本コマンドは、Symfoware Server Enterprise Extended Editionかつ標準セキュリティ運用の場合に利用できます。
オプション
ファイルを指定した場合は、ファイルの内容を消去し、ファイルを削除します。
ローデバイスを指定した場合は、ローデバイスの内容を消去します。
ファイル名は、絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。
本コマンドでは、以下の資源を消去できます。
RDBディクショナリ
RDBディレクトリファイル
退避ディスク
ログ管理ファイル
ロググループ管理ファイル
パフォーマンスデータ格納ファイル
アンロードファイル
管理者用RDBコマンドの入力ファイル
管理者用RDBコマンドの出力ファイル
利用者用RDBコマンドの入力ファイル
利用者用RDBコマンドの出力ファイル
コマンド出力を保存したファイル
RDB構成パラメタファイル
クライアント用の動作環境ファイル
システム用の動作環境ファイル
サーバ用の動作環境ファイル
各種ファイルひな型
RDB構成パラメタファイル
クライアント用の動作環境ファイル
システム用の動作環境ファイル
COREファイル
ページダンプ
メッセージログファイル
障害調査資料
使用例
メッセージログファイルを削除します。
rdbclrf /home/rdb2/rdbsys1.log
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
注意
ファイル名またはローデバイス名を複数指定した場合、何らかの原因(適切なアクセス権がないなど)で処理に失敗したものについてはメッセージが表示され、次のファイル名またはローデバイスから処理が継続されます。
ファイルへのシンボリックリンクを指定した場合、rdbclrfコマンドはリンクの参照先ファイルの内容を消去し、指定されたシンボリックリンクを削除します。リンクの参照先ファイルは削除しません。