FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.11 レプリケーション運用の保守

2.11.1 ログファイルの再作成とリカバリ

トランザクションログファイルおよび差分ログファイルの容量を拡張する場合には、トランザクションログファイルおよび差分ログファイルの再作成が必要になります。
また、入出力障害などで、トランザクションログファイルおよび差分ログファイルが破壊された場合は、トランザクションログファイルおよび差分ログファイルに対してシステムが閉塞(アクセス禁止)状態になります。この場合も、それぞれのログファイルの再作成が必要です。

ここでは、各ログファイルの再作成の方法について説明します。

種類

目的

運用で必要なケース

差分ログファイル

差分ログファイルの再作成(定義変更)

差分ログファイル容量などの作成内容を変更する場合に実施します。

差分ログファイルの再作成(容量不足、閉塞からのリカバリ)

差分ログファイルの容量不足、または差分ログファイルが閉塞した場合のリカバリ作業で実施します。

トランザクションログファイル

トランザクションログファイルの再作成(定義変更)

トランザクションログファイル容量などの作成内容を変更する場合に実施します。

トランザクションログファイルの再作成(閉塞からのリカバリ)

トランザクションログファイルが閉塞した場合のリカバリ作業で実施します。

トランザクションログファイルへの差分ログ停止後の再開

トランザクションログファイルへの差分ログ停止後に差分ログの取得を再開する場合に実施します。

トランザクションログファイルへの差分ログ停止を行う操作とは以下です。

  • Linkexpress Replication optionの動作環境ファイルのREP_TRF_COFFオペランドを指定している場合で、トランザクションログファイルの使用率がREP_TRF_COFFオペランドの指定値に達した場合


下へ2.11.1.1 トランザクションログファイルの再作成(定義変更)
下へ2.11.1.2 差分ログファイルの再作成(定義変更)
下へ2.11.1.3 差分ログファイルの再作成(容量不足、閉塞からのリカバリ)
下へ2.11.1.4 トランザクションログファイルの再作成(閉塞からのリカバリ)
下へ2.11.1.5 トランザクションログファイルへの差分ログ停止後の再開

目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1998-2010