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Symfoware Server  解説書

4.10 プロシジャルーチンの利用

プロシジャルーチンとは、あらかじめサーバにアプリケーションを定義しておくことにより、サーバで一連のトランザクション処理(SQLによるデータベースの処理)を実行できる機能です。クライアントのアプリケーションからプロシジャルーチンをSQL文のCALL文で呼び出し実行します。

プロシジャルーチンとして登録する処理手続きは、プロシジャルーチン内で完結する処理が適しています。たとえば、プロシジャルーチン内でアクセスしたデータを基に別の表を作成する処理などです。

プロシジャルーチンを利用すると、以下のような利点があります。

大規模なアプリケーション開発の場合、クライアントの性能限界を解消し、開発保守の生産性を向上させるために、プロシジャルーチンは有効な機能になります。

プロシジャルーチンの概要について、以下に示します。

図4.9 プロシジャルーチン