業務には、さまざまな規模や用途があります。膨大なデータが部門間にまたがって運用しているような業務と、一定のデータを限られたメンバーで利用しているような業務とでは、データベースの管理・運用の仕方も違ってきます。
Symfoware Serverは、お客様のデータベース規模や用途に合わせて、製品を選ぶことができます。
Symfoware Serverの製品体系について、以下に示します。
図2.2 Symfoware Serverの製品体系
Symfoware Server Enterprise Extended Edition
システムを停止することなくデータベースの変更や管理ファイルのリカバリを可能とし、24時間365日の連続運転を実現したSymfoware Serverシリーズ最高峰の製品です。秒オーダーの切替え時間をはじめとして、ISO標準15408に準拠するなど、国際的な標準セキュリティを実現しています。
Symfoware Server Enterprise Edition
ホットスタンバイ機能を搭載し、システムの故障の際、秒オーダーの切替え時間を実現します。基幹システムなどシステムの停止によるサービス中断が許されないシステムに最適な製品です。高い可用性が特長です。
Symfoware Server Standard Edition
スタンバイ機能を搭載し、部門データベースなど比較的小規模なシステムに最適な製品です。
なお、各製品の機能差については、“付録A 各プラットフォームの機能差”で説明しています。