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Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)

まえがき

本書の目的

本書は、埋込みSQLを利用したデータ操作のためのプログラムの開発方法について説明します。

本書の読者

本書は、Symfoware/RDBのデータベースを利用する方およびSymfoware/RDBのデータベースを処理するアプリケーションを開発する方に読んでいただくように書かれています。本書を読むには、以下に示す技術および知識が必要です。

参照

グローバルサーバ上のデータベースを利用する場合には、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)グローバルサーバ連携”を参照してください。

本書の構成

本書の構成と内容は以下のとおりです。

第1章 アプリケーション開発の概要

埋込みSQLを利用したアプリケーション開発の概要を説明します。クライアント・サーバモデルの概要およびアプリケーション開発作業の流れを説明します。

第2章 アプリケーションの設計

埋込みSQLを利用したアプリケーションの設計時に考慮すべき点について説明します。コネクション、文字コード系およびトランザクションと排他制御について説明します。

第3章 アプリケーションの作成

埋込みSQLを利用したアプリケーションの作成方法を、言語別に説明します。C言語およびCOBOL言語のプログラムにSQL文をコーディングする場合の規則、コーディング位置およびSQL文の実行結果の確認の方法について説明します。

第4章 ルーチンを利用するアプリケーションの作成

プロシジャルーチンおよびファンクションルーチンを利用するアプリケーションの作成方法について説明します。

第5章 アプリケーションのコンパイル・リンク

埋込みSQLを利用したC言語またはCOBOL言語のアプリケーションを、コンパイルおよびリンクし、実行可能ファイルを作成する方法について説明します。

第6章 アプリケーションの実行

埋込みSQLを利用したC言語またはCOBOL言語のアプリケーションの実行方法および動作環境のチューニング方法について説明します。

付録A C言語のサンプルプログラム

埋込みSQLを利用したC言語のサンプルプログラムを記載します。

付録B COBOL言語のサンプルプログラム

埋込みSQLを利用したCOBOL言語のサンプルプログラムを記載します。

付録C SQLSTATE値

SQL文の実行結果としてアプリケーションに通知されるSQLSTATEについて説明します。

付録D 定量制限

Symfoware/RDBの定量制限の一覧を示します。

付録E システム表

Symfoware/RDBのシステム表で出力される情報の一覧と、その意味について説明します。

付録F 動作環境ファイルのパラメタ一覧

アプリケーションの動作環境をチューニングするために、動作環境ファイルに指定できるパラメタの一覧を示します。

付録G 環境変数

アプリケーションの動作環境をチューニングするための環境変数について説明します。

付録H 資源の見積り

ソート作業域およびメモリの見積りについて説明します。

付録I アプリケーションおよびRDBコマンド間の排他

アプリケーションおよびSymfoware/RDBのコマンドが同時に動作した場合の排他制御について説明します。

付録J SQL文の使用範囲

Symfoware/RDBがコンパイル・実行時にサポートするSQL文の使用範囲について説明します。

付録K ファンクションルーチンのパラメタのデータ型と対応するデータ形式

ファンクションルーチンのパラメタに指定されたデータベースのデータ型に対応するデータ形式について説明します。

本書の読み方

本書に記載するアプリケーションおよびSQL文の記述の例は、特にことわらない限りC言語での記述を使用します。COBOLの記述と特に異なる点については、“第3章 アプリケーションの作成”で説明します。

関連マニュアル

本書に関連するマニュアルは以下のとおりです。

修正一覧

平成20年12月以降の修正内容を以下に示します。

修正箇所

修正内容

マニュアルコード

章・節・項

見出し・図・表 など

2.3.7 行単位の排他を使用する場合の注意事項

領域の再利用に関する注意事項

行単位の排他を使用する場合の説明を追加

J2X0-2268-10Z0(01)

4.2.5 ファンクションルーチンの実行

ファンクションルーチンを実行するプロセスが異常終了した場合の注意事項

Solaris/Linuxの場合のメッセージに関して説明を追加

6.4.2 システム用の動作環境ファイルの作成

実行パラメタの種類

表6.5 システム用の動作環境ファイルの実行パラメタの種類

パラメタINACTIVE_INDEX_SCANを新規追加

6.4.3 クライアント用の動作環境ファイルの作成

作業領域に関する実行パラメタ

OPL_BUFFER_SIZE

OPL再作成についての注意を追加

INACTIVE_INDEX_SCANについての注意を追加

表・インデックスに関する実行パラメタ

DEFAULT_INDEX_SIZE
DEFAULT_OBJECT_TABLE_SIZE
DEFAULT_TABLE_SIZE
TEMPORARY_INDEX_SIZE
TEMPORARY_TABLE_SIZE

注意を追加

表・インデックスに関する実行パラメタ

DEFAULT_INDEX_SIZE
TEMPORARY_INDEX_SIZE

注意を追加

アクセスプラン・性能情報に関する実行パラメタ

パラメタINACTIVE_INDEX_SCANを新規追加

6.4.4 サーバ用の動作環境ファイルの作成

表6.10 サーバ用の動作環境ファイルの実行パラメタの種類

パラメタINACTIVE_INDEX_SCANを新規追加

付録F 動作環境ファイルのパラメタ一覧

表F.1 動作環境ファイルのパラメタ一覧

パラメタINACTIVE_INDEX_SCANを新規追加

付録G 環境変数

RDBOBJTB
RDBODBIX
RDBODBTB

注意を追加

RDBODBIX

注意を追加

平成19年  5月   初版
平成19年  6月   第2版
平成19年  8月   第3版
平成19年 11月   第4版
平成19年 12月   第5版
平成20年  1月   第6版
平成20年  4月   第7版
平成20年  5月   第8版
平成20年  9月   第9版
平成20年 11月   第10版
平成20年 12月   第11版
平成22年  2月   第12版
平成22年  2月   第13版