Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - V12L11 - Windows版/Windows for Itanium版 - |
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第5部 リファレンス | > 第22章 PDBコマンド |
PDBに格納されているデータ(モニタ情報またはドリルダウン/レポート情報)をCSV形式で出力するコマンドです。抽出条件をパラメタで指定して実行します。
本コマンドは、Manager、Enterprise Manager、もしくは運用管理クライアントで実行できます。
なお、本コマンドの実行には、システム管理者の権限(スーパユーザ権限、Administrator権限)が必要です。
<インストールディレクトリ>\bin\sqcPDBcout.exe |
-R record-id [-sys system] [-rid resource-id] [-tmbin time] [-tmfin time] [-intval interval] [-h on|off] |
<インストールディレクトリ>\bin\sqcPDBcout.exe |
-f sql-file [-h on|off] |
/opt/FJSVssqc/bin/sqcPDBcout.sh |
-R record-id [-sys system] [-rid resource-id] [-tmbin time] [-tmfin time] [-intval interval] [-h on|off] |
/opt/FJSVssqc/bin/sqcPDBcout.sh |
-f sql-file [-h on|off] |
<インストールディレクトリ>\bin\sqcPDBcout.exe |
-R record-id -name manager [-sys system] [-rid resource-id] [-tmbin time] [-tmfin time] [-intval interval] [-h on|off] |
<インストールディレクトリ>\bin\sqcPDBcout.exe |
-f sql-file -name manager [-h on|off] |
抽出条件をオプションで指定するモードです。record-idには、レコードIDを指定します。レコードIDの詳細については、「第23章 データフォーマット」を参照してください。
抽出条件をsqlで指定するモードです。sql-fileには、sqlが記述されたファイルパスを指定します。
Managerを指定するモードです。managerには、出力するPDBデータを持つManagerのホスト名を指定します。
抽出条件となる、システム名を指定します。省略した場合は、全てのシステムのデータが抽出対象になります。
抽出条件となる、リソースIDを指定します。省略した場合は、全てのリソースのデータが抽出対象になります。
抽出開始時間をGMT(グリニッジ標準時)で指定します。省略した場合は、PDBに格納されている最古のデータ以降が抽出対象になります。
なお、時間の形式は、以下のとおりです。
"YYYY-MM-DD hh:mm:ss" (YYYY:西暦、MM:月、DD:日、hh:時間、mm:分、ss:秒)
抽出終了時間をGMT(グリニッジ標準時)で指定します。省略した場合は、PDBに格納されている最新のデータ以前が抽出対象になります。
なお、時間の形式は、以下のとおりです。
"YYYY-MM-DD hh:mm:ss" (YYYY:西暦、MM:月、DD:日、hh:時間、mm:分、ss:秒)
抽出条件となる、データのインターバルデータ種別を指定します。省略した場合は、全てのインターバルデータが抽出対象になります。
なお、インターバルデータ種別は、600、3600、86400の3つの種類があります。
出力結果の先頭にヘッダ情報を表示するか、しないかを指定します。省略した場合は、ヘッダ情報は表示しません。
出力結果の先頭にヘッダ情報をつける場合は、以下のような情報が表示されます。
モニタ情報の場合
system_name,record_id,resource_id,start_date_time,end_date_time,end_time,data_num1,data_num2,data_num3,data_num4,data_num5,data_num6,data_num7,data_text1 |
ドリルダウン/レポート情報の場合
system_name,record_id,resource_id,start_date_time,end_date_time,consol_flag,consol_interval,coverage,data_num1,data_num2,data_num3,data_num4,data_num5,data_num6,data_num7,data_text1,data_text2,data_text3,data_text4,data_text5 |
これらのヘッダ情報に沿って、各項目について説明します。
システム名です。
レコードIDです。詳細については、「第23章 データフォーマット」を参照ください。
リソースIDです。
収集開始時刻をGMT(グリニッジ標準時)で示します。
収集終了時刻をGMT(グリニッジ標準時)で示します。
収集終了時刻の時間部分を示します。
インターバルの種類を示します。
インターバル時間を示します。
データのカバー率を示します。例えば、カバー率1は、ロストデータが無いことを示します。カバー率0.9は、10%のデータがロストしたことを示します。
各フィールド(数値)を示します。詳細については、「第23章 データフォーマット」を参照してください。
各フィールド(テキスト)を示します。詳細については、「第23章 データフォーマット」を参照してください。
0 : 正常終了
>0 : 異常終了
抽出条件オプション指定(-R)の実行例。
C:\>cd C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin>sqcPDBcout -R WIN_DISKSPACE -sys LABRET -rid C:\ -tmbin "2004-07-01 10:00:00" -intval 3600 -h off LABRET,WIN_DISKSPACE,C:\,2004-07-01 11:00:00,2004-07-01 12:00:00,2,3600,1,74857984,2113864192,,,,,,,,,, LABRET,WIN_DISKSPACE,C:\,2004-07-01 12:00:00,2004-07-01 13:00:00,2,3600,1,105043456,2113864192,,,,,,,,,, |
# cd /opt/FJSVssqc/bin/ # ./sqcPDBcout.sh -R WIN_DISKSPACE -sys LABRET -rid C:\ -tmbin "2004-07-01 10:00:00" -intval 3600 -h off LABRET,WIN_DISKSPACE,C:\,2004-07-01 11:00:00,2004-07-01 12:00:00,2,3600,1,74857984,2113864192,,,,,,,,,, LABRET,WIN_DISKSPACE,C:\,2004-07-01 12:00:00,2004-07-01 13:00:00,2,3600,1,105043456,2113864192,,,,,,,,,, |
抽出条件sqlファイル指定(-f)の実行例。
C:\>cd C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin>sqcPDBcout -f C:\sql.txt LABRET,WIN_DISKSPACE,C:\,2004-07-01 11:00:00,2004-07-01 12:00:00,2,3600,1,74857984,2113864192,,,,,,,,,, LABRET,WIN_DISKSPACE,C:\,2004-07-01 12:00:00,2004-07-01 13:00:00,2,3600,1,105043456,2113864192,,,,,,,,,, |
# cd /opt/FJSVssqc/bin/ # ./sqcPDBcout.sh -f /tmp/sql.txt LABRET,WIN_DISKSPACE,C:\,2004-07-01 11:00:00,2004-07-01 12:00:00,2,3600,1,74857984,2113864192,,,,,,,,,, LABRET,WIN_DISKSPACE,C:\,2004-07-01 12:00:00,2004-07-01 13:00:00,2,3600,1,105043456,2113864192,,,,,,,,,, |
この時のsql.txtの内容は以下のとおり。
select * from resource_data where record_id='WIN_DISKSPACE' AND system_name='LABRET' AND consol_interval=3600; |
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