Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - V12L11 - Windows版/Windows for Itanium版 - |
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第5部 リファレンス | > 第16章 収集ポリシーの作成と適用 |
ポリシーの準備が完了したら、最後にポリシーを適用します。以下、ポリシー適用コマンドの仕様について説明します。
【名前】
sqcSetPolicy − ポリシーの適用
【形式】
<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetPolicy.exe [-h <host name>] |
本コマンドを実行する際は、ス−パ・ユーザでログインしてください。
/opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPolicy.sh [-h <host name>] |
【機能説明】
ポリシーを適用します。-h オプションでシステム名を設定することができます。-h オプションを省略した場合は、ホスト名が設定されます。
既に本製品の運用環境が存在し、一度Agentが登録してある状況において、当コマンドの再投入またはAgentを再インストールする場合に、 -h オプションを使用する場合には、以前に使用していたシステム名を使用してください。
なんらかの理由により、システム名を変更する必要がある場合には、「22.3 sqcPDBerase (データ削除コマンド)」で説明するデータ削除コマンドで、以前のシステム名の情報をPDBより削除してから行ってください。ただし、この場合、以前に取得された性能情報は参照できなくなります。
ポリシーを適用する際には、本製品のDCMサービスが停止していることを確認してください。DCMサービスが起動したまま、ポリシーの適用操作(本コマンドの実行)をした場合、コマンドが異常終了します。DCMサービスの停止方法については、「第5章 常駐プロセス、起動と停止」を参照してください。
【オプション】
オプション |
意味 |
---|---|
[-h <host name>] |
以下のようなクラスタ運用を行っており、管理対象のシステム名を変更したい場合には、本オプションで設定したいシステム名を指定します。
|
【終了ステータス】
正常終了 0
異常終了 1
正常終了した場合には、以下のメッセージを出力します。
異常終了した場合には、以下のメッセージを出力します。
ファイルアクセスエラー(アクセス権やディスクの空きなし等)です。
テンプレートの定義に誤りがあります。
DCMサービス/デーモンが起動しています。
適用する有効なポリシーが一つもありません(sqcRPolicy/sqcAPolicyがまだ実行されていません)。
これらのエラーメッセージが表示された場合、その前に表示されたポリシー設定のメッセージのポリシーは有効になりません。
【使用例】
正常終了の場合 C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin>sqcSetPolicy This Computer Name is "XXXX" The policy has been set for the <YYYY> (Success) : sqcSetPolicy succeeded. 異常終了の場合 C:\Program Files\SystemwalkerSQC\bin>sqcSetPolicy This Computer Name is "XXXX" (Error ) : There is an error in section [Section:ZZZZ] of the template file. |
正常終了の場合 # cd /opt/FJSVssqc/bin/ # ./sqcSetPolicy.sh This Host Name is "XXXX" The policy has been set for the <YYYY> (Success) : sqcSetPolicy succeeded. 異常終了の場合 # cd /opt/FJSVssqc/bin/ # ./sqcSetPolicy.sh This Host Name is "XXXX" (Error) : There is an error in section [Section : ZZZZ] of the template file sqcSetPolicy Template define error. |
XXXXは、-h オプションで指定した名前が表示されます。-h オプションが省略された場合は、本コマンドを実行したシステムのホスト名が表示されます。
YYYYは、検出されたミドルウェアが表示されます。この行は、検出されたミドルウェア数分表示されます。
ZZZZは、テンプレートファイルにおいて定義に誤りのあるセクション名です。
【ファイル】
本コマンドが成功すると、管理対象構成情報ファイルに記述された内容に応じて、以下のファイルが生成されます。
<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\ManagedConf_XXXX.xml |
XXXXは、-h オプションで指定した名前です。-h オプションが省略された場合は、本コマンドを実行したシステムのコンピュータ名です。
/opt/FJSVssqc/control/ManagedConf_XXXX.xml |
XXXXは、-h オプションで指定した名前です。-h オプションが省略された場合は、本コマンドを実行したシステムのホスト名です。
ポリシーを適用した後は、サービス/デーモンの起動、および、コンソールへの構成情報の取得反映操作が必要です。
起動については「第5章 常駐プロセス、起動と停止」を、構成情報の取得反映操作については「第9章 環境設定画面」をそれぞれ参照してください。
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