Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - V12L11 - Windows版/Windows for Itanium版 -
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第1部 概要> 第1章 概要

1.2 構成モデル

Systemwalker Service Quality Coordinatorの各製品の組み合わせ方法について説明します。

1.2.1 ManagerとAgentで構成する基本モデル

ManagerとAgentで構成する最も基本的なモデルです。

1.2.2 Proxy Managerによる代替モデル

先の基本モデルにて、Managerが実施していたサービスの稼働状況監視をProxy Managerが代替するモデルです。

1.2.3 Browser Agentによるレスポンス管理モデル

Browser Agentにて、エンドユーザが体感しているレスポンスを測定する場合のモデルです。

1.2.4 Managerの二階層運モデル(Enterprise Editionのみ)

各部門単位にManagerを設置し、センタに設置したEnterprise Managerで、システム全体を一元管理するモデルです。Managerを二階層で構築することにより、大規模なシステムを管理することができます。

1.2.5 Managerの二重化運モデル(Enterprise Editionのみ)

二台のManagerで、同一のシステムを管理することにより、片方のノードがダウンした場合でも、別のノードで管理を継続することができます。

クラスタシステムによる二重化と異なり、ネットワーク障害などでManagerが利用できなくなった場合にも、正常なネットワークにつながっている別のManagerで管理を継続することができます。

1.2.6 クラスタシステム運モデル(Enterprise Editionのみ)

Managerで提供する管理機構をクラスタシステム上で動作させることができます。片方のノードに障害が発生しても、正常な別ノードに引き継ぎますので、管理業務の高可用性を実現できます。

また、Agent/Proxy Managerについては、クラスタシステムでは、現用側と待機側でそれぞれ動作します。


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