[利用者の処置]
以下の手順で処理を実行してください。 1.アーカイブログファイルの削除 2.Symfoware/RDBの起動 3.Symfoware/RDBの停止 4.ログ管理ファイル、テンポラリログファイル、アーカイブログファイ ル を再作成 5.Symfoware/RDBの起動 6.rdbdmpコマンドにより、退避データを取得
[調査資料]
コアダンプ 格納場所: RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに あります。 取得方法: rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。 操作例: rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0 ロードモジュール 格納場所: インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。 取得方法: rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。 操作例: rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0 ライブラリ 格納場所: インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。 取得方法: lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。 操作例: rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0 コンソールログ 格納場所: RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTパラメタで指定されたディレクトリ にあります。 取得方法: シングルRDBの場合は、rdbreport.log、rdbreport.oldファイルを、 マルチRDBの場合は、システム名.log、システム名.oldファイルを rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。 操作例: rdbcpraw -i コンソールログファイル名 -o /dev/st0 実行手順ログ 格納場所: 不定。 取得方法: 処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。 操作例: rdbcpraw -i ファイル名 -o /dev/st0 ログ管理ファイル 格納場所: ログ管理ファイル(rdblogmanage)は以下の箇所に存在します。 - RDB構成パラメタファイルに定義種別(RDBLOGMANAGE)を指定した場合は 、指定したディレクトリに存在します。 - RDB構成パラメタファイルに指定していない場合は、Symfoware/RDBをイ ンストールしたディレクトリのetcディレクトリに存在します。 取得方法: ログ管理ファイルを、rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてくださ い。 操作例: rdbcpraw -i /opt/FJSVrdb2b/etc/rdblogmanage -o /dev/st0 アーカイブログファイル 格納場所: アーカイブログファイルの格納場所は、rdblog -V -aコマンドを実行する ことで取得できます。 取得方法: アーカイブログファイルを、rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップして ください。 操作例(アーカイブログファイルがローデバイスに存在する場合): rdbcpraw -i /dev/rdsk/c0t1d0s1 -o /dev/st0 バックアップアーカイブログファイル 格納場所: アーカイブログファイルを、rdblog -Bコマンドでバックアップしたときのバックアップ場 所に存在します。 取得方法: 既に、バックアップ済みのバックアップアーカイブログファイルをrdbcprawコマンド等により別の 2次記憶媒体にバックアップしてください。