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Symfoware Server V10.0.0 クラスタ導入運用ガイド

8.7.3 システム構成の変更

ロードシェア運用でのシステム構成の変更とは、RDBシステムの追加を意味します。N:1運用待機型システムの場合の例で、RDBシステムを追加し、スタンバイ型のクラスタアプリケーションを新規に追加する手順を以下に示します。

  1. Symfoware/RDBのインストール

    RDBシステムを追加する各ノードにSymfoware/RDBをインストールします。ただし、すでにインストールが行われている場合はインストールは不要です。

  2. Symfoware/RDBの環境設定

    追加するRDBシステム単位に、カーネル編集からリソースの作成とクラスタアプリケーションの作成までを行います。Symfoware/RDBの環境設定の詳細については、“7.2 セットアップ手順”を参照してください。

  3. クラスタアプリケーションの構成変更

    hvwコマンドを使用して、追加したRDBシステムのリソースをスタンバイ型のクラスタアプリケーションとして登録します。追加されたクラスタアプリケーションは、既存のスケーラブル型のクラスタアプリケーションを再作成して登録してください。

    ポイント

    ロードシェア運用のシステム構成の変更で追加できるRDBシステムはSatelliteシステムのみです。